** 月 ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

ふたりが手を重ねるシーンが何度も出てくる

 

言葉ではうまく伝えられない、出来ない思いを伝えあう

 

 

監督は「舟を編む」も撮られた石井裕也さん

 

 

 

 

 

一見してあの事件のことが思い起こされる、森に隠された場所「三日月園」でそのことは起こる

 

慟哭がすべてを語っているようにも思うが、そうではなくひょっとして、そう思わない家族がいたのかもしれない、事実としてのそれはわからない

 

綺麗事だと言われて言い返せる人がいるだろうか、一度として、そんなことを思わない人がいるだろうか

 

 

しかし、

 

その悩み苦しむ姿だけは真実に違いないはずだ

 

 

 

 

 

 

今でもこころに残るセリフがある

このセリフにはしびれたんだよね... 

 

 

 だからこそ現実にしたいんじゃない。

 ホントは綺麗事がいいんだもん。

 EPISODE41 抑制 / 仮面ライダークウガ 

 

 

そう、本当は綺麗事が一番いい、そうに決まってる、普段は 綺麗事 という言葉でパッチして現実から苦しみから逃げているだけだもん、きっと、、

 

ふとした瞬間に、こころに染みるセリフなんだよなぁ... 

 

 

掬水月在手

弄花満香衣

水掬(きく)すれば月手に在り

花弄(ろう)すれば香衣に満つ

五祖法演語録

 

 

月影のいたらぬ里はなけれども

眺むる人の心にぞすむ

月影 / 浄土宗宗歌

 

 

 

月は佛教では 慈悲 の象徴だ、見上げるたびにそのことの真の意味はどこにあるのかを自問する

 

 

 

 

 

 

刀を鳥に加へて鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。聲ある者は幸福也。叫ぶ者は幸福也、泣得るものは幸福也、今の所謂詩人は幸福也。

半文銭 / 斉藤緑雨

 

 

グサリとくる警句で... 

 

 

 

 

 

 

パンフレットというより冊子、厚みも読み応えもあり