** ロスト・キング 500年越しの運命 ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

普段から神社仏閣巡りをしては歴史散策を趣味にしているから、こういうお題の映画は観逃すわけにはいかない◎

 

 

英国では遺骨発掘 (*1) から10年になる昨年、ロードショー公開されたようだ

 

*1:劇中に子供たちが「007 スカイフォール」を観に行くくだりがあって (英国映画らしく?、あぁ あの時、英国ではこんなことが起きていたんだなぁ 

 

 

ロスト・キング 500年越しの運命 

 

 

 

「空き地を探すことだ」

 

 

なるほど〜

 

 

忠臣蔵の数々の名場面が史実ではないように、またシェイクスピアの史劇「リチャード3世」も史実ではないらしい、勝者の理論で後の世では史実は歪められて伝承されたというのが今の見方のよう

いつの時代も、近世、現代になろうと、また何処の国であろう、この日本でも (*2) 、それが人の世の勝者の業のようだ

 

ちなみに、、

 

よく知る「疑わしきは罰せず」の原則はこの リチャード3 のなしたことのひとつなのだとか (ほ〜)

 

*2:勝てば官軍、いまだにがっこで教える近世の歴史観は薩長主導の勝ち組? の歴史の植え付けだからねぇ (´o) 

 

 

アマチュアの歴史研究家が、墓さえなく川に流されたと流布されていたリチャード3世の遺骨を発掘し、その後も活動を続け、正式に再埋葬 (*3) にまで至ったという驚きの事実を映画化

 

*3:その際、俳優のB.カンバーバッチが「リチャード」という詩を朗読したそうだ、彼は、リチャード3世から16親等離れた はとこ に当たるとのこと (ほ〜)

 

 

リチャード3世の遺骨同定に用いられたミトコンドリアDNA解析といい、発掘資金難でのクラウドファンディング (*4) の活用といい、500年後の今のタイミングともうまく合致したんだろうなぁ、、日本で言えば、信長の遺骨発掘にも相当するような話だね🤔

 

*4:匿名の2000ポンドの出資の出どころに😭 脚色なのか? 事実なのか? は定かではないけれど