家康公の御位牌をお祀りする浄土宗のお寺さんなのだが、んん? 違和感あるなぁ この土塀??
弘誓山宗安寺
筋塀といって寺格を表す筋が何本か入っているのが普通だとは思うのだけれど (ごく稀に神社でも)
京都では、最上位である五本の筋が入るお寺さんが多いね、マイお寺の北鎌倉円覚寺さんも五本の筋塀だ
で、
こちらのお寺、何の筋もないんだなぁ、、? この時は御住職は不在で詳しい事情などはわからずじまい、また いずれの日にか再訪した折りにうかがってみよう◎
で、、
境内にはこのような手水鉢も✨元禄十五年とあるね、時は元禄十五年、、、手水鉢はいつも注目するアイテムのひとつ、たしか、東京は上野の寛永寺さんの根本中堂前の手水鉢に刻まれてい年号も元禄年間だったかな? こういう手水鉢を見ると、なんだかその当時の記憶が封印されているような気がしてちょっと不思議な心持ちになる
ちなみにこのような手水鉢も鎌倉に↓
手水鉢でよく見かける文字に 心洗 があるけれど、こちらは珍しくも 石漱 とあり、裏に回って日付をよくよく見てみると、、夏目漱石三回忌の年のよう✨
心洗 も 石漱 も、刻まれた当時は右から読むのがならいだね@北鎌倉円覚寺佛殿前
御朱印
三つ葉葵の押印のある浄土宗寺院を巡るシリーズの一環で、阿弥陀様の御縁日に
御朱印は他に二種あるようだ
弘誓山宗安寺
浄土宗
滋賀県彦根市
この日は一ケ寺ながら、次にお参りするアイデアもいただき✨
さてはまたいつか、巳の日に彦根をぶらりとしましょうかね◎
追記
石漱 と刻まれた手水鉢は、じつは境内にもうひとつあって、これなども、漱石と円覚寺さんとの御縁を考えると、ここにあって然るべき と頷くばかり
散策冥利につきるとはまさにこういうことを言うのだなあ














