うー大漁!


『1ヶ月間、漂流物から作った釣り具で釣った魚以外、食べないチャレンジ!』


企画のルール詳細は下記のリンクより↓


本日は、友人の軟骨魚ハンター西野勇馬くんオススメ、三浦半島の某磯場に行ってまいりました。


漂流物タックルで確実に獲物をとる、最終手段として取っておいたのが潮だまりのアゴハゼやドロメといったハゼ類です。


特に、ドロメはハゼとしてはそれなりに大きくなるので狙いたく、今回勇馬くんに情報をいただきました。


とはいえ、そのポイントは初めての場所で、さらにいえば2日間まんパクで釣りしていなかったので食料も底を尽きており、ちょっと怖かったのが正直なところ。


なので朝方、最低限の食料確保に先日アブラハヤ(仮)とドジョウを釣った近くの水路へ。


改めて整理した拾った釣具の中で、特に小さな針を見つけ出し、ドジョウに狙いをすませる作戦です。


ところが、この間あれだけ目立っていたドジョウが見当たりません。


ドジョウは向こうから餌を追ってくるわけではなく、目で見つけて鼻先に餌を落とさないと釣れないのです。なので姿が見えないとお手上げ。


諦めムードながら、水草の陰にダメ元でミミズを垂らすと。。。


なんとも見事なカワムツが!大きさ、婚姻色、共に抜群のコンディションです。


顔つきなんてもはやトラウトのような風格です。


追星(産卵期にでる、顔周りの点々)もハッキリ。SNSに載せたところ、病気ですか?とのコメントもいくつかいただきましたが、そういうわけではございません。


さらにハヤも4匹釣れました。前回ここで釣ったハヤは、僕がおさえた資料が少なくてアブラハヤかタカハヤかハッキリしなかったのですが。。。


今回は4個体中、3個体、アブラハヤの特徴である金と黒のラインを写真に収めることができました。この模様は釣ってすぐじゃないと消えてしまうんです。


少し斜め上から撮ると分かりやすく撮ることができるので、ご参考に^ ^


無事に食材は確保し、新たなる釣果を求めていざ海へ!!


磯に着くとそこはとてもいい雰囲気。


潮だまりも水深があり、魚がうごめく影もたくさん確認でき鱒。


今回、餌に使ったのはこちら。


貝を石で叩き割り、中身を出したヤドカリです。可哀想に皆様が感じてしまうのは重々承知ですが、これも食のため。


ここから爆釣が始まり鱒。


まずは今回の大本命!ドロメ!



切れちゃって鱒が、尾鰭の縁取りが白くなっていることが特徴です。黒をバックに写真を撮って確認。


とりあえず釣果があって、一安心です。


続きまして、側面の青い点が綺麗なクモハゼ!



この子達は背鰭に太いクリーム色の帯があるのが特徴です。


思えば昨年の300種類チャレンジでは油壺でドロメとクモハゼを同じ潮だまりで同時に追加しました。セットでよく見かける2種です。


そして!まさかの人生初の魚種が漂流物で釣れました。。。!


コケギンポです!感動!!



頭の皮弁がとても可愛らしいですね。


さらに、潮だまりで見かける魚の代表種。ドロメのそっくりさん、アゴハゼです!


ドロメに非常に近い仲間ですが、尾鰭の縁が白くならない、尾鰭や胸鰭に細かい点々がある、などの特徴で見分けることができ鱒。この子たちもたくさん釣れてくれました。


そして五目達成、5種類目は。。。


かつて東京湾100種釣りで釣ったものの、300種類チャレンジでは釣れなかったイソギンポ!


コケギンポとはまた違った皮弁が面白いですね。


というわけで!


うー大漁!!


淡水の釣果とあわせて、だいぶ食材が確保できました。潮だまり最高です。


何より、ヤドカリのパワーを知れたのが今日の収穫でした。海で使った今までの現地採取エサだと間違いなく一番の食いつきでしたし、エサ持ちもよくて使い勝手の面でもイソメに負けません。


ゴカイよりも確実に手に入り鱒し!


ちなみに途中で気がついたのですが、ハサミや脚を取ってしまい、お腹の部分だけの方が食いが良かったです。


もう少し大きなヤドカリ見つけたら、カサゴ狙いなんかもできそう!


あと、ある程度余裕できてから新たに作ったプルタブルアーも試してみました。


チョンチョンと潮だまりの中で踊らせると、針がかりこそしないもののハゼたちがちょっかいをかけてきました。


プルタブルアー、まだまだ可能性を秘めて鱒ね。この企画を完走したのち、普通にアジングタックルとかで夜釣りで使ってみ鯛ところ。


普通に落ちてるブラー(ブラクリルアー)があったのですが、


なんか雰囲気も近しいですね!いろいろ試してみ鱒!


さあ!企画もそろそろ終盤ですよー!


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