安倍総理の任命責任の軽さからみた本音。 | 議員秘書の見た風景

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永田町から見えた日常を綴ります。

皆さんこんばんは。

国会議員秘書のしんさんです。

今週末は、
皇室関係の行事が続き、
お祝いムードに包まれました。

そのこともあり、
衆参の予算委員会の内容もご破算ムード
ですが、
一応リマインドまで。

まずは、

安倍総理の、
閣僚辞任のたびに繰り返される、
任命責任という言葉の軽さについての記事。


「実に33の本会議・委員会で49回」


この記事では、

総理が任命責任という言葉を
簡単に使うのは、
それによって、責任を感じている他の
派閥のボスを庇っているからだ、
という仮説が論じられていました。

ふむふむ。
なるほど、牽制の意味もね。
確かに。

ですが、
どちらかというと、

野党側の追及する、
任命責任を問う。

に対する、
総理の本音。

責任って、どうすれば良いの?
閣僚になる前の、素行について。
推薦してきたのは、
〇〇さんだよ。
こちらはいい迷惑だけど、
代わりに謝りますけどね。
でも、
責任責任って、
解散したら困るの、
野党でしょ。


こう足元を見られている、
のが当たっているところではないでしょうか。



内閣の責任を問う際には、
選挙になったら負ける状況下で、
支持率が下がり、
追い込まれるように、
苦し紛れに解散を選択させない限り、
何も総理からすれば、
怖くない。

野党が怖くない状況下では、
党内のご機嫌とりで、
構わない。

これが、この政権が、
7年もの長期に至っている理由。

選択肢を作らない。

という戦略の勝利。


この神通力も、
そろそろ使い古しの感じ、
また、総理の周りが、
権力を持ちすぎている事から、
少しずつ、
これではまずいと、

与党幹部も、
国民も思い始めてきたのではないでしょうか。


個人的には、

これなんかが、
大炎上のきっかけになるのでは?


安倍首相主催「桜を見る会」で後援会関係者をおもてなし。許されない公金の私物化



と、

思ってしまいました。

明日からの国会は、
この話題が続きそうです。


こんなのもまだ燻ってますね。



ではまだ明日。