コロナ禍以前はもう、「出張、出張!」の生活だったのである。
が、しかし、最近は講座もワークもZoomになってしまったおかげで、全国各地に行く機会がほとんどなくなってしまった。
そんな中、唯一の出張といえるのが、1〜2カ月に1度、YouTubeチャンネルの撮影のために東京を訪れるときぐらいである。
基本、乗り物に乗るのが好き、ホテルに泊まるのが好きな私は、仕事の出張といえどもウキウキし、当日の朝は遠足に行く子どもと同じように早くから目が覚めてしまうタイプなのである。
東京出張の場合、以前はカウンセリングルームのある代々木上原か講座を開催していた上野の付近で宿をとっていた。もしくは、温泉付きのビジネスホテルが都内には意外と多く、東京駅付近のその手のホテルも常宿の一つであった。
ちなみに、それ以前は上野にある温泉ホテルの『水月ホテル鴎外荘』によく泊まっていた。朝食が抜群においしく、気に入っていたのだが、廃業されてしまったのである。
そして、もはや上野で講座を行うことがなくなった私は、必然的に代々木上原付近でホテルを探すことになるのだが、このエリアには温泉付きビジネスホテルがほぼないのである。
正確に言うと、まったくないわけではない。が、新宿にほど近いこのエリアの温泉付きビジネスホテルはべらぼうに高かったりするのであります。
誤解されることもないと思いますが、私どもは合資会社でありますので、零細企業であります。つまり、社長といえども、出張の予算は限られ過ぎているのであります。
しかしながら、最近はホテル業界でもダンピングがものすごく、非常に安い値段で泊まれるのはありがたいわけであります。
「温泉がなければ、せめて大浴場、もしくはサウナ付きのホテルはないだろうか?」など、いろいろと探してみるのもまた楽しく、さらに、スキあらば出張にからめて「どこか付近の温泉にでも‥‥」と考えるのでありますが、最近はGWの5日間ワークの打ち合わせなどでなかなかゆっくりと温泉につかる日取りが取れないのであります。
そして、そんなこんなと過ごしているうちに、3月の彼岸がやってくるのであります。
「平さん、墓参りにでも行かれるの?」と思うみなさんは多いことでしょう。
が、墓参りより大事なことがあるのであります。
それは、村の行事であります。この彼岸のころから草刈りや溝さらいなどの行事が入りはじめ、9月の彼岸まで草刈りシーズンがオンタイムとなるのであります。
今年62歳になった私ですが、なにぶん、村では最年少。ずーーっとパシリなのであります。
「若い準ちゃんにいろいろ頼んどいたらええわ」と30年前からずっと言われつづけているので、意外と野暮用なんかも増えてしまうのであります。
すると、せっかく温泉に行ける日程的なチャンスを確保していたとしても(最近は、スケジュールを私が担当しているので、無理やりつくってあった)、そこに村用あたりが入ってきたりして、せっかくのチャンスがつぶれたりするのであります。
仕方がないので、家の近所のいろいろな温泉をまわってしのいでいるわけでありますが、当然といいますか、飽きてくるのであります。
「それは、コミットメントが足りない」とか「近所の温泉たちとの親密感への恐れ」などとは言われたくないのであります。
余談になりますが、東北や長野などの雪深い温泉地では、冬期は閉館する温泉宿が多いのであります。
あまりにも山奥で、雪が深すぎるので、営業できないからでありますが、そんな宿ほどよい温泉が湧いていることが多いのであります。
そのような温泉はGW前後から営業を再開し、11月半ばごろまでの営業となり、その間、女将さんや従業員のみなさんはその山奥の旅館に住み込んで働くわけです。
で、冬になると山を降りて町に戻るという二重生活をされているそうなのですが、ちょっぴりうらやましい気分があるのであります。
なぜなら、出張好き・旅行好きの私の暮らしも、山の生活と大都会の生活の繰り返しのようなものなので、山奥の旅館営業にちょっと似ていると思ったからなのであります。
今年もGWは5日間オンラインセミナー開催いたします
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ニコニコ動画で平準司が学長にて
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