58歳になっちまいました。 | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

58歳になっちまったのである。

 

毎年1回、誕生日は必ずやってくる。昔はあれほどうれしかったものだが、最近はいつも複雑な思いをもって迎える。

 

なぜなら、今年で58歳なので、普通であれば、あと2年ほど働けば定年退職。「たんまりと退職金をもらい、あとは自由にお過ごしください」と言われてもよい年齢も間近なのである。

 

が、しかし、あと2年経ったからといって、定年退職があるわけでなく、退職金も1円ももらえないのである。

 

「退職金代わりに死ぬまで働かせてあげるので、それが退職金代わりだと思いな。フフフ‥‥」

 

これが自営業者ならだれでも通る道なのである(隣でフリーのライターのみっちゃんも大きくうなずいている)。

 

誕生日といえば、以前はみなさまからたくさんのチョコレートを送っていただいたものであった。誕生日がバレンタインデーと重なっているゆえである。

 

しかしながら、数年前から糖尿病となり、「甘いものは食べられません」と宣言しているので、最近はほとんどなにも送っていただいていないのである。トホホ。

 

しかしながら、わが家では息子も帰ってきていたので、嫁と3人で誕生日の前夜祭をしたのである。うちの嫁も218日が誕生日なので、合同で誕生会をすることが多いのである。

 

今回は息子から「肉が食いたい」というリクエストがあったので、久しぶりにうちの近所にある三田屋本店に行った。

 

 

このお店、能舞台があり、とてもエレガントなレストランなのであるが、ランチはすこぶる安い。

 

このランチ、以前はたしか1,800円ほどで食べられた。しかし、サラダに生ハムのオードブル、そして、肉料理にデザートと、どう見ても5,000円はするような充実ぶりなので、誰かが来るとよくここを使っていたのである。

 

「きょうのランチは僕のおごりだから。ハハハ‥‥」、と。

 

まさか、1,800円のランチだとはだれも思っていなかったようである(しまった‥‥。ライターのみっちゃんにもご馳走したことがあり、いま、これでネタバレしてしまった‥‥)

 

とにかく見栄が張れるので愛用していたのである。

 

ちなみに、うちの師匠であるチャック・スペザーノ博士もここにおみえになり、神戸牛のステーキが大好物になったというイワクつきのお店でもあるのである。

 

というわけだったのであるが、今回、久しぶりに来てみたところ、なんと、いきなり3.400円への値上げである。

 

たしかにそれだけの値打ちはあるとは思うのであるが、安くあげようと考えていたパパの財布が悲鳴を上げたことは書くまでもない。

 

そんなこんなで過ごしていた誕生日、うちのネコ神様から素敵なプレゼントをいただいたのである。

 

私の誕生日の214日、ホームごたつの中から子ネコの鳴き声がするのである。

 

1週間前にも2匹の子ネコが生まれたところであるが、その子たちにしてはか細い声に感じたので、心配してホームごたつの中をのぞいてみた。

 

すると、なんと、生まれたての子ネコが2匹鳴いているのである。

 

「おお‥‥」

 

私と誕生日が同じ、水瓶座の子ネコたちである。

 

とてもかわいい子ネコたちだったので、さっそくFacebookに写真をアップしようとしたのであるが、親ネコの猛烈な反撃に遭った。笑顔でカメラに写っているものの、実は親ネコに思いきり引っかかれているのである。


この日とその前に生まれた子ネコたち都合4匹は、その後もスクスクと育ち、ホームごたつの妖精となっているのである。

 

一般の家庭であれば、急に4匹もネコが増えると大変な思いをされるのであろうが、私どものように20匹を超えるネコと同居している者からすれば、たかが4匹、どうってことないのである。

 

人様にあげる気などまったくなく、しっかりわが家で飼っていく所存でございます。