以前のブログ
にも書いたように、1月7日、広島県の安芸の宮島の奥に鎮座する弥山に登った。
が、年が明けてからというもの、それいこうはまったく山に行けていないのである。
いろいろ忙しい事情やら、天気が雨になったやら、そして、この前の火曜日なんか、朝から雨が降っていたのであるが、昼過ぎにようやくやんできて、その日は夜に神戸で講座の仕事があるだけだったので、「ちょっと近場の山にでも登り、有馬温泉でひと汗流すか」と思ったのに行けなかったのである。
この日の講座はCG勉強会という、うちのカウンセラー養成講座のコアな受講生たちのためのマル秘講座だったので、「まあ、登山の服のまま行ってもよかろう」と思ったのである。
そして、「さあ、登ろう!」と思った矢先、事務所から電話がかかってきたのである。
「平さん、今日明日の間で、事務所に寄られる予定はありますか?」
しかしながら、明日からは東京出張である。
朝の飛行機で東京に入り、昼一番からみっちゃんと執筆の仕事をすることになっていたので、事務所には寄らず、直接、空港に行こうと思っていた。
そして、今日はこれから山登り。
なので、「んー、ちょっと行かないと思う‥‥」と答えたのであるが、「書類が山のようにたまっているので、出張前に片付けてもらわないと困ります」と怒られた。
「じゃあ、行く」と、理不尽ながら、事務所に向かうことにした。
どうも、事務所は超忙しいようであった。
古株の竹田あたりは、きょうから海外旅行に1週間ほど行っているらしい。
社長が近場の山にすら登れないというのに‥‥。
聞くところによると、最近、うちでバイトしてくれているマダムいやーんなんかも、おかあさまに連れられて、フィンランドにオーロラなんかを見にいっているらしい。
ああ、うらやましい‥‥。
何度も言う。
近場の山ですら、登れないというのに。
小一時間で書類を片付け、講座前にしばしの時間を確保して温泉に行き、ひとっ風呂浴びることができたのが、この日の唯一の収穫だったのである。
「ああ‥‥」
しかも、山に行っていないのに、超本格的な山登りの格好で講座をするわけだからして、これはもう、超浮きまくる。
そして、全員が聞いてくるのである。
「きょうは、どこに登ってきたのですか?」
「上がったのは血圧ぐらいのもんだよ。ハハハ」と空しく答えるしかないのである。
こんな理不尽な思いをしていると、どうも、発想も理不尽なことばかりで占められる。
以前のブログで「山に登っているのに、まったく痩せない」という話をしたが、最近は痩せないどころか、正月に太った分が消化しきれず、おなかあたりはとてもチャーミングに育ってきておられる。
すると、ヒーリングワークあたりでよく、さわられたり、つままれたり、もまれたりする。
「ちょっといいですか~~?」と、承諾の返事も聞かぬまま、いきなりさわられる。
「前から、一度、さわってみたかったんですよねぇ」などと言われ、これまた承諾を得ぬままつままれたりする。
別にかまわないのであるが、私が同じ理由で、ふくよかな胸の若いギャルあたりに、「前から、ちょっとさわってみたかったんですよねぇ」などと言いつつ胸にさわったり、「ちょっといいですか?」などと言いながら乳首あたりをつまんだりしたら、いかがであろうか。
それはもう、新聞に乗れるほどの大惨事となり、仕事や家庭を失うハメになるであろう。
似たような触感であると思う。
同じような興味だと理解する。
なのに、結果がこんなに違うというのは、いかがなものであろうか。
まったくもって理不尽である。
そこで、最近は、かわいい娘限定であるが、「お腹、ちょっといいですか~?」とおねだりをされたら、こうリクエストすることにしている。
「それはいいですけど、もう30cm下のほうがもっといいです」
もちろん、いやな顔はされるわ、研修生ミーティングや事務所ミーティングの議題に上がり、正座させられるわ、まったくもってロクなことがない。
まったくもって、理不尽である。