好きなんです | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

革(皮)が好きなのである。
レザーもファーも好きなのである。ブタさんブヒ


こんな寒い時期になると、革ジャンや毛皮はとてもありがたい。
しかしながら、好きだといっても、こいつらはやけに高いのである。出費


うちの近所にアウトレットがあるのであるが、安くなったとしても、やはり高いのである。
そこで、以前から「なんとかならないものか」と思っていたら、運命の出会いがあったのである。


東京の新宿あたりを、私がウロウロしていたと思っていただきたい。ブヒ想像


すると、一枚の手書きの看板が目に入ったのである。
「倒産品・ハンパモノ・年代落ちブランド品など革製品多数!」


昔から、いろいろな看板に誘われて、フラフラと店に入ることが多いほうだったので、今回もその看板に引き寄せられるようにフラフラと店に入ったのである。ブタ 


すると、そこの怪しいおにいさんが言うのである。
「だれかのご紹介ですか?」


だれかの紹介がないと入れない店なのであろうか?
昔は、ドアのところに“会員制”と書いてありながら、ほとんどどんな人でも入れるスナックというのによく通ったものであるが‥‥。


だれの紹介でもないので、はっきり言ったのである。
「通りすがりの者です」UFO


すると、その怪しいおにいさんは怪しいほほえみを浮かべながら、こう言ったのである。

「どなたの紹介でもないなら、ここで売っているものはぜんぶ半額にします」

「ええ!!なぜ?」なぜ?


ふつうは、逆であろう。
「だれかの紹介であれば、仕方なく値引きします」というのはよくあることだと思うのだが、なぜ、「ただの通りすがりの一見さんなら、半額にする」と言うのであろう?


どうやら、昔、だれかの紹介できた人に「もっと負けろ、もっと負けろ」と値切られたり、紹介した人から「客を紹介してやったんだから、もっと負けろ」などと言われたりして困ったことがあるらしいのである。困った顔


私がこの店と出会ったのは、去年の3月の初旬のことだった。
そろそろ店じまいの季節だったので、どうも売り切りをしたかったようであった。セール


この店、9月にオープンして10月の上旬で一度店が閉まり、そしてまた、12月の上旬にオープンし、3月ごろ、商品を売り切るまでで営業を続けるという変則季節営業店なのである。


だからして、今年も10月の中ごろ、思い出した折に行ってみたのであるが、いったん閉まったあとのようだったので、12月の中ごろにあらためて行ってみたのである。
ところが、やはり、閉まっているのである。


「この店自体が倒産してしまったのか?」と、隣の美容室のおねえさんに聞いてみたところ、どうやら、昼からじゃないと開かないようなのである。ほっ
ちなみに、私が行ったのは11時であった。


仕方ないので、後日、午後の時間に行ってみたところ、あの怪しいおにいさんは健在であった。ブタ 
そして、私のことを覚えていてくれたらしく、まだ12月であるというのにも関わらず、いきなり安くしてくれたのである。
ただでさえ安い商品を、さらに安くしてくれたのである。クラッカー


さらに、である。
私と握手したいというのである。らぶ
どうも、私は気に入られたようである
ラブラブぽっ


そして、私は最近もこの店に足しげく通っているのである。
「こんなもの、仕入れてきて」と、ダダまでこねているようなしだいなのである。


本来であれば、寒い冬はうちのネコの2匹ほどでも首に巻きつけて歩きたいところなれど、猫のほうがいやがって、こたつから出てこないのである。


仕方なくファーなんかを巻いていたりするのであるが、掛けておいたファーが、次の朝、すごい状態になってネコのえさ箱にあったことがあった。
どうも、ファー好きなのは、私だけではないようである。ねこ