プカラの牛 TORITO DE PUCARA 巡回展
「プカラの牛(LOS TORITOS DE PUCARÁ)」は陶器製の牛の手工芸品で、その名のとおり牛の形をしており、それぞれが守護、幸福、豊穣などの特別な意味を持つ色鮮やかな花や描線で装飾されています。
ペルー南部、プーノ州ランパ郡に位置するプカラ地区のものは、歴史も長くアンデスのアイデンティ ティーの象徴としても最も有名です。
午後2時過ぎ、あいち国際プラザにて、友好親善を深めるため、在日ペルー大使館と在名古屋ペルー総領事館が開催する「巡回展プカラの牛」を視察。プカラの牛は陶器製の手工芸品でペルーの守り神とのこと。
— 大村秀章 (@ohmura_hideaki) November 28, 2022
愛知とペルーの友好関係が一層発展することを期待します。
ご案内頂いたエスピノサ総領事と。 pic.twitter.com/yf8DnHIuCv
来年2023年は日本・ペルー友好150周年
来年2023年は日本・ペルー友好150周年です。
ペルーと日本の関係 ~外交関係樹立150周年に向けて~
●南米諸国で日本と初めて外交を結んだ国
1872年に横浜港に停泊していたペルー船から中 国人移民が脱走し、近くに停まっていたイギリス船に 助けを求めるという「マリア・ルス号事件」 が起こりました。 1873年に入り、 その事件をきっかけに、 日本はペルーと国交を持つことになり、 日秘修好通商 航海条約に調印して外交関係を正式に締結した。 南米 諸国ではペルーが外交を結んだ初めての国でした。 2023年にその150周年となります。
アウレリオ・ガルシア・イ・ガルシア閣下 日本への最初の特命全権大使・条約をサインした人
●初めて南米にわたった日本人移民
1899年(明治32年) に農業労 働者の不足を補うという名目で、日本 人契約農園労働者の導入が開始されま した。 そして1899年2月27日に 第1回となる、 790 名の日本人を乗 せた移民船「佐倉丸」が横浜港を出発し、 太平洋を渡り同年4月3日にペルーの カヤオ港に到着しました。 ここからペルーを始めとする南米への移民の歴史が始まり、1923年 に制度が廃止されるまで、約1万8千人が契約し、呼び寄せ移民を合わせ ると1941年までに約3万3千人の日本人がペルーに渡りました。 世界 でも2番目に日系の人口を持つ国でもあります。
移民船「佐倉丸」
開催日 2022-11-24(木)~2022-12-12(月)
開催時間 10:00-18:00(月~木、土)
10:00-20:30(金)
開催場所 あいち国際プラザ1階 展示コーナー
(名古屋市中区三の丸2-6-1 愛知県三の丸庁舎内)
参加費 無料
主催 <主催>
在日ペルー大使館
在名古屋ペルー共和国総領事館
<共催>公益財団法人愛知県国際交流協会
参考文献・リンク
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