アフターコロナに新しい生活様式を
世間ではそう言うが柔術には厳しい。
超濃厚接触が柔術
とはいえやりたい。
柔術は柔術家にとっては不要不急では決してない。
必要不可欠存在。
ところでタイトル間違ってませんよ。
柔術とソーシャルディスタンスが悩み。
悩みを愚痴ってもしょうがない。
悩みは乗り越える為にある。
柔術は武術だから、悩むより解決を模索する。
グレイシー柔術の醍醐味は
下になった状態からの逆転。
下から鮮やかにスイープする。
いつの間にか相手と入れ替わり上になる。
そして下からも絞めや関節技で逆転する。
下になった時のリスクを知り回避する。
グレイシー柔術を知ると危険な状態でも焦らない。
そして逆転のタイミングを知り、正しいやり方が分かる。
グレイシー柔術だけでなく
柳生心眼流柔術も10年以上学んでいる。
柳生心眼流柔術には江戸時代からの歴史があり。
その時代からの口伝(師より受け継がれた言葉)がある。
ソーシャルは社会的
ソーシャルディスダンスはSoshal this is dance
柔術でソーシャルディスタンスは踊り。
この踊りはただの踊りではない。
柔術の踊りである。
江戸時代は士農工商の時代。
武士には武士の武術の技
農民には農民の武術の技がある。
それぞれの立場役割で戦において分業を行う。
農民は実はとんでもなく強い。
その辺の武士よりも強かった可能性は高い。
新選組は多摩地方の農民の集まり。
農民は常に農作業で体が鍛えられている。
伊達藩の農民の戦における役割は最前線。
柳生心眼流の農民の武術は足軽柔術
心眼流は藩境に暮らす農民を中心に伝えられた。
戦になれば最前線になる藩境で駆け回り
馬上の敵にさえも鎌で立ち向かう。
農民には刀ではなく陣鎌(じんがま)という独特の武具が与えられた。
陣鎌とは大きな鎌である。
それを振り回して戦で最前線に立つ。
口伝によると農閑期には必至で稽古を重ねたと聞く。
江戸時代には戦は無い。
柳生心眼流の伊達藩は外様であり
東北一の勢力を誇る。
平和な時代においても最前線に行く可能性があったので
その稽古は熾烈を極めていたらしい。
とにかく農民は強いので、反逆されたら困る。
いざ戦となれば槍も必要になる。
農民は槍も稽古した。
ただし反逆されると困るので槍は渡さない。
農民は踊りで槍の稽古をしたと口伝で教えて頂いた。
最前線になる場所で暮らし
民を守る為に稽古を重ねる。
槍を持たずに槍に習熟しなければならない。
柔術には踊りが隠されている。
命がけで作りあげた武技としての踊りがある。
ソーシャルディスタンスでも
焦る必要はない。
柔術には踊りがある。
ただ踊るのではない。
全ての動作に口伝がある。
口伝が踊りに命を吹き込む。
通常が続いたら決して引き出すことはなかった柔術の踊り。
コロナ騒動とはいえ、戦に行く訳ではない。
だから健康増進、ソーシャルディスタンスが明けた時に
柔術の動きが何故か良くなっていればそれで充分。
何故か良くなる秘密が柔術の秘密。
柔術とは柔の術。
古い時代の柔術とは術をかけるように心身を変える。
経済の問題の後には健康の問題が出て来る気がする。
柔術の踊りには心身を良くする知恵が詰まっている。
何しろ戦の為の踊りだから。
それを軽めにした踊り。
この時代を乗り越えるための踊り。
もうすぐ自粛は明ける
それでも前と同じ稽古は出来ない。
踊りながら次に備えよう。
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