はるこころ様のHPより転記

🌱 【永遠の化学物質=有機フッ素化合物(PFAS)】🌱 
 
先日のNEWSにもあったように、日本各地の地下水や、水道水から国の暫定の目標値を上回る値の有機フッ素化合物(PFAS)が検出されており、水の汚染は深刻です。
 
 有機フッ素化合物(PFAS)は化学構造上、炭素とフッ素が非常に強い力で結びついており、自然界では分解されず、環境中でも体内でも長期間残存し続け、除去や浄化も困難で永遠に残り続ける性質から「永遠の化学物質」として欧米を中心に危険視されています。

用途は、熱に強く、水や、油、汚れをはじく特性から、
鍋、フライパンや炊飯器、ピザ、ハンバーガーなどの厚紙箱、包装用紙、洗口液、化粧品、除菌スプレー、レインコート、防水スプレー、カーペットやキャンプ用品などの生活雑貨ほか、自動車部品や半導体の製造工程、消火器などにも使われています。
  
有害物質 体内への吸収ルート
・口から【経口吸収】、
・皮膚から【経皮吸収】
・呼吸から【経気道吸収】
 
 有害物質は皮膚の網目をすり抜けて血流に達し、体内を巡ります。脂肪と結びつきやすいので、男性は肝臓、女性は胸や子宮に溜りやすいという特徴があります。
 
有害な化学物質の影響を受けた子宮から生まれた子どもは、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーにかかるリスクが高いとされます。日用品の中に含まれる有害物質は、少量ですが、繰り返し使うことで体内に蓄積され、症状は、ある日突然現われるのです。
 
【化粧品に使われるPFAS】
製品をなめらかにして塗りやすくするため、耐久性を高めるため、光沢感や、縮毛防止作用などもあり、以下の製品に入っている可能性があります。
・日焼け止め
・化粧下地
・化粧水
・クレンジング
・ファンデーション
・口紅
・アイライナー/
・アイシャドー
・マスカラ
・トリートメント
 
化粧品に使用される最も一般的なPFAS

・PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
・パーフルオロオクチルトリエトキシシラン
・パーフルオロノニルジメチコン
・パーフルオロデカリン
・パーフルオロヘキサン
 
長い名前で覚えにくいですが、「パールフオロ」や「トリフルオロ」と成分名に書かれていたらPFASの可能性があることを知っておくと良いです。