第9回Quatuor bebeと音楽会・第10回胎児ちゃんと音学会 開催報告 その2 | ☆゚'・:*:・。,胎児ちゃんと音学会実行委員会 ,。・:*:・゚'☆

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私たちは、さいたま市内に住む助産師・保健師・小児科看護師・保育士・声楽家・声優などが集まって、子育て真っ最中の方、妊婦さんやそのご家族、そう遠くない未来に出産・子育てを経験される方のお役に立ちたいと、サックス四重奏団Quatuor Bと一緒に公演を主催しています。

*胎児ちゃんと音学会*

 

続きまして、午後の胎児ちゃんと音学会の様子を報告します。

 

 今回は、横浜からお越しくださったというご夫妻や、里帰り出産に向けておばあちゃまと一緒にご参加くださった初産婦さん、Quatuor Bのみなさんの元生徒さんというごご夫妻などがご参加くださいました。

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 前回同様、開演前のロビーでは、おなかの赤ちゃんと同じくらいの胎児ちゃん人形をだっこしていただいたり、さいたま市発行の育児に関する冊子をご覧いただいたり、差し上げたりしました。

3ヶ月の胎児ちゃんはこのくらいの大きさです…と説明中。(*^^*)

開演前の会場です。

 

14時ちょうどには胎音会開演!

 

Quatuor Bのみなさんの《どんぐりころころ㏌Jazz》の演奏で華やかにスタート。

今回も、オリジナルテキストをプチリニューアルし、効果音やプチ演奏を多くして、より楽しくご参加いただけるように考えてみました。

 

 *おなかの赤ちゃんの様子・4Dエコーの動画

 福島弘和さん作曲の《子守り歌》とともにお送りしました。

この曲は、『福島作品の中でも特に優しさや愛情を感じる、とても美しい曲です。サックスの響きでなければこの作品は生きない、といった主張を感じます。』という解説に惹かれて、今回プログラムに加えました。優しく穏やかな曲の中で胎児ちゃんが元気に動く映像をご覧いただきました。

*妊娠中の体のこと

 分娩当日、体調が良い状態でお産にのぞむには、普段からどんなことを気をつけたらよいのか、お話ししました。

*おっぱいの準備

 赤ちゃんが吸いやすいおっぱいにするためには、どんな準備が必要かお話しさせていただきました。

 *頼れるお父さんになっていただくために

《ドラゴンクエストのテーマ》

お母さんと一緒に育児に向かう勇者になっていただいたお父さん。

家事を分担するには?お料理に挑戦するには《今日のお料理》?・お母さんとよいコミュニケーションをとるには?などのお話しに続き、《家族になろうよ》をアカペラでお届けしました。

 

 *お産のはじまりと流れについて

お産のはじまりは大きく分けて3つありますが、陣痛のお話しでは、『痛みを演奏で表現するとこんな感じ』というイメージで、前駆陣痛・入院するころの陣痛・いきみが入ってくるときの陣痛に分けて音楽で表現しました。

そして高橋宏樹さん作曲の《輝きのはじまり》の演奏。

プロの写真家さんからいただいたお産のときの写真をプレビューでご覧いただきながら、聴いていただくのですが、何度聴いても本当に素敵な曲です♡(^^)/(^^)/(^^)/(^^)/(^^)/(^^)/♡

 

*帝王切開のこと

*産後の気持ちの変化

赤ちゃんが生まれてとっても嬉しいのに、なぜか涙が出たり、ちょっとしたことでイライラしたり、落ち込んだり、と産後のデリケートな気持ちを《パッヘルベルのカノン》《ロミオとジュリエット》《怒りの日》《愛の妙薬・人知れぬ涙》《シェラザードより若き王子と王女》で表現してみました。

 *授乳について

この時期の授乳の様子と忙しさをパワーポイントのイラストと、《ギャロップ》のDuo演奏にのせてイメージしていただきました。

 *産後1~2ヶ月までの過ごし方について

*沐浴の仕方

これも高橋宏樹さんの編曲によるのですが、おぼえていただけると、沐浴の手順を忘れないという秘策です。テキストの最後に歌詞と手順のイラストがありますので、それをご覧いただきながら聴いていただきました。

 

 

お話しの後は、Quatuor Bのみなさんのミニコンサート

今回は、《ハナミズキ》でしっとりとスタート!(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)

(*この写真も前回のものを使用しています)

続いて、《赤とんぼ変奏曲》

そして午前中にも盛り上がったかっこいいジャズのナンバーから《スウィングしなけりゃ意味がない。

アンコールの拍手をいただき、

『ぜひ、元気な赤ちゃんを産んで、午前中のQuatuor bebeと音楽会にもいらしてくださいね』

と、メッセージをお伝えして、アンコールは《To B continued》でお開きになりました。

 

終演後いただいたアンケートには、

*産前・お産・産後のことが知ることができ、来てよかったです。

 又、自分もこうやって母のお腹から生まれてきたのかなと感謝する機会にもなりました。

 こういう機会を作って下さり、ありがとうございました。

*妊娠やお産のことがとても勉強になりました。

 Quatuor Bの演奏も非常にごうかでとてもよかったです。

など、とても嬉しいご感想をいただきました。(*^^)v(*^^)v(*^^)v(*^^)v(*^^)v(*^^)v

 

 Qbebeと胎音会が、育児をしていらっしゃる方のほっとひと息になれますように、

そして、これから妊娠・出産・育児をされる方には、ご家族みなさんで支えていただく準備をするきっかけになりますように、これからもがんばっていきたいと思います。

 

 いつも書いていますが、 胎音会は、妊婦さんやそのご家族でなければ、参加できないと思われてしまいますが、私たちは、そう遠くない未来に妊娠・出産・育児をされる方々にもご参加いただきたく思います。

 社会人はもちろん、高校生や大学生の方が近い将来、社会人としてキャリアを積んでいく際、ご自身のライフプランの中に、健康で幸せな子育てを行うことも考えていただきたく、その一助になれたら、と願っています。

 

 また、職業として看護や保育などを志す方にも、本公演を通して妊娠・出産・育児のことを垣間見ていただき、ご自分のライフプランを考えていただくのと同時に、妊娠・出産・育児を支援する立場として、何か感じていただけたら、と思っています。

 

 そして何より、自分自身が奇跡の連続で今ここに存在し、たくさんの方々の愛情に守られ生きてきた『かけがえのない一人』であることを意識していただけたら、と思います。

 

 今後は『胎音会ケアサークル』の方もベビマや、胎児ちゃんとのコミュニケーション、思春期教室を展開・充実させながら、微力ながらも、育児支援・家族支援に貢献できるようがんばりたいと思います。

 

 今後ともどうぞよろしくお願いします。(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪

 

胎児ちゃんと音学会実行委員会 一同