みなさまごきげんよう~、

とか使ったことない言葉を使ってみました。♪

お元気ですか?

アテキシは今日もスーパー元気です。

そう言えばスーパームーンだったんですって!?



確かに先週金曜お茶のお稽古の帰り、

やけに月がまん丸大きく明るくて、

ナンジャコリャー???と思っていたのです。



月が近づいてたんですねぇ~。

満潮や干潮も月と地球の引力の関係です。

女子には月経もあります。



地球は宇宙に浮かんでいて、

私たちはその地球上で、

なんとも不思議なことに大自然の中で生かしてもらってるんですよね、

そういうことを忘れてはいけないなと改めて思いました。



自然と言えば昨日は春分の日、

春分の日の意味は、

「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」

だそうですよ。



あなたは春分に自然をたたえ、

生物を慈しみましたでしょうか。

アテキシはイマイチでした、

新宿という自然のないところにいたもので...(T△T)



古来日本ではそれはそれは自然をたたえていました。

八百万の神がいるのも、

自然物一つ一つに神(仏)がいる、

と考えられていたことに基づくと思います。

生きとし生けるものはみな素晴らしく仏である、

白隠禅師もおっしゃっていました。



しかし、人類はどんどん自然を切り崩し、

我が物顔で自然と共存するのを一方的にやめました。

たたえるどころか、

どこか征服したかのような錯覚を起こしていたのではないでしょうか。

高層マンション群を見る度に気持ち悪くなるアテキシ...



自然界と人間のバランスが、

崩れていたように思います。



もうギリギリ、

限界だったように思うのです。



そのバランスの崩れが、

文字通り自律神経のバランスの崩れ、

人間自ら自然に自分を律せられなくなり、

現代人の不調を生み出している、

と私は考えています。



自然界の生物と同じく私たちが絶え間なくしている呼吸、

その呼吸を調えることが大切です。

私たちが唯一外界、自然界と繋がっている呼吸、

これこそが心と身体の健康の鍵です。

呼吸で心身を調えられるように自然物は出来ています。



話を戻します、

人工的な原子力発電所を日本に54基もつくり、

この後も14基もつくろうとしていた日本、

(さすがに見直されこれらは無くなるでしょう...)



絶対に安全、

どんな地震でも大丈夫、

とお上は言い張ってきました。



こういう状況になってから、

放射性物質の量は

「直ちに人体に影響する数値ではない」

という言葉を耳にする度、

「長期的には人体に影響を及ぼす」

という風に聞こえてしまいます。

アテキシは健康ですからダイジョブですが(笑)。



でも、それもこれも全て、

東電や国だけの責任ではなく、

それを疑いもせず反対もしてこなかった、

(もちろん反対してこられた方々もいらっしゃいます)

私たち多くの日本人の責任です。



原発は非常に人工的、

自然界と相対するものです。

廃棄できない、

自然に帰らない物質を増やすことは、

自然界の掟を無視していることになります。

自然界に逆らうことになるのです。



自然を称えることを忘れ、

人間も自然物である事実を忘れ、

やりたい放題、

電気使いたい放題で、

自然を切り離し距離を置こうとしてきた私たち現代人、



人としての最高の喜びである「人と話すこと」を拒み、

隣のデスクの人ともメールでのやりとりで済ませてきた私たち。

もう、かなり、ギリギリの、

危機的な状況が日常になっていたのです。



これでは、

心の病が増えて当然です。

(企業様での講座では毎回最後に、

この自然と触れあう必要性の話で締めくくっています。)



今回の自然界からの啓示とあまりにも大きな犠牲は、

これら私たち現代人の曲がった方向性の生き方を、

修正してくれるチャンスとなるでしょう。



一つのおむすびをみなで分け合い、

「生きていて良かった」

「生きているだけで有り難い」

と涙する被災地の皆様、

日本人が忘れかけていた温もりを思い出させてくれています。



私の第二の故郷とも言える、

福島会津の蕎麦の坊のご主人から電話がありました。



「うちの奥さんがね、

1,000年に一度の自然災害っていうけど、

私たちはそれに会えてラッキーだったって

話してるんだ。」



確かに。

私たちのあと20代くらいは経験できない震災だとすると、

(このあと1,000年後に地球が存在しているかも分かりませんが、)

とにもかくにも今を生きる私たちは

この震災を経験しなければ得られなかった何かがある。



選ばれた世代ということになります。



この大きな犠牲のおかげで変われる。

今、日本は本当に大事な大事な時です!!

そこで変われるか否か、

一人一人に問われている気がしています。



自分や他人、

自然を含む生物をいつくしむことを忘れていた日本人、

さてこの後どう変わっていくのでしょう。

あなたは、

どう変わっていきますか?



話は変わりますが、

フランスでは今日本の家具が人気だそうです。

漫画だけではありません。

理由、



「日本の家具は自然と調和しているから」



そこで。

今、日本人の何パーセントの人が、

自分は「自然と調和して生きている」と言えるでしょうか。



日本の古来の伝統文化はみな、

絶対的に

「自然と調和」していました。

それが当たり前でそれが日本でした。



禅寺の庭には、

白い砂や石が沢山敷き詰められています。

ご存知のとおり、

その白い石を海に見立て、

岩を船や極楽浄土に見立て、

お坊さんが波の文様を描いていらっしゃいますね。



あの白い石は月の光を反映させるためなのだそうです。

電気無かった時代、

月の光を最大限に取り込むための工夫。



白石に含まれた雲母(うんも)が月光に反射し、

それはそれはキラキラと美しい海面になるんだそうです。

美しい明るさでしょうね。



銀閣寺にはそうえいば月を見る台がありましたね、


http://www.shokoku-ji.or.jp/ginkakuji/guide/ginshadan.html



ZEN呼吸法のtop pageの大徳寺芳春院さんのお庭もほら、

全部白い石です。

http://www.zenkokyu.com


影の部分と光の当たる部分の明るさの違いを見てみてね。



こうやって自然をたたえて月を愛で、

自然と調和していきてきた日本人のことを考えると、

日本て本当に素晴らしくなんてカッチョコヨイ国だろう、

とつくづく思います。

なんて賢く美しい国だろうと...



日本の伝統工芸はほぼみな、

自然と関係があるものばかりです。

今、

その伝統文化さえ後継者不足でなくなろうとしています。



年間約8,000億円もの税金を原発に投入するなら、

(来年平成23年度概算要求額8369億600万円

http://ow.ly/4iUej

twitterからmaekitamさんより)



その半分でも国の伝統文化を守る若者を育てるために

税金使ってほしーあるよー。

そういうことをまず知り、

声に出して言っていかねばなりませんね。



東京も昔は自然が沢山ありました。

人と調和出来ていたと思います。

今のアテキシはパッキリ調和できていません、

自然が無くなってしまったからです。



ですから、

健康になってから自然のある所へお引っ越しを決めました。

もっと人間らしく、

日本人らしく生きたくてねぇ、短い人生。



二年後には行く予定で計画をしています。

「引っ越し先で地震があったらどうするの?」

よく最近言われます(笑)。

「仕方ない。」

以上。



自然に人は逆らえないんですよ。



自ずと呼吸が深くゆっくりになる場所へいく、

そんな人がこれを機にぽつりぽつり増えていっても

いいのでは?なんて思ってます。



それでは今日も、

被災地の方がお元気に過ごされるようお祈りして。

般若心経、ついに1/3覚えました!!

おそっ。



合掌。




椎名 拝



追伸:

3/23~水曜レギュラーレッスン始まりますよぉ~♪



■ZEN呼吸法

http://www.zenkokyu.com