コンベンションの閉会式で
行われる
セレブリティのオーディションは
「ダンスダウン」と呼ばれます。

最後のクラスで習ったコンボを
オーディションステージで1回戦。
2回戦へ選抜され
2回戦はインプローブ
(improvisation の省略語でimprovだそうです。
ネイティブに確認しました。)

流れてる曲に合わせて自由に踊る
曲目も何も知らされず
その場で行われます。

娘の所属するカンパニーの参加者
(娘の年齢部門
セレブリティコンベンションではジュニア)
全員1回戦突破!!!!

2回戦のインプローブで
トップ3が決められ…

娘は2位

色々言っても負け犬の遠吠えですが
(一応お断り口笛)

セレブリティダンスのホームページでは
Mini 3-6
Junior 7-10
Teen 11-14
Senior 15&up

と、なっとるわけです。

2018年1月1日時点の年齢ってのが
今年度のセレブリティコンペティションのルール
コンベンションの年齢のルールには
それは表記されてないので
今現在の年齢で考えるべき??

ま、そこはグレーエリア。

ダンスティーチャーか
スタジオオーナーが
レベルを選べると書いてあります。

その上で
レベルチェンジ可能
最初の2クラスで決めること
セレブリティに断りを入れる事とも
書いてあります。

で、本題です。

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これがトップ3と
セレブリティダンスのオーナー/ディレクター

娘、真ん中
10歳にしては背は(今のところ)高い方
で、一番端の子…

アウトオブステートからの参加者で
背が高いことから
クラス見学していたお母さん方(ダンスママ)が
目をつけてたんでしょうね…

この子のお母さんがこの子に
言ってるの聞いちゃったんです。
「ステージ上で年齢聞かれたら
11歳と応えなさい」と。

それからダンスダウンまで
数クラス
あっと言う間にその情報は
ジュニアクラス全体の父母に伝わり
オーナー先生も知ってたほどだったそうな。

恐るべしアリゾナ『ダンスママs』の
団結力。

そんなこんなで迎えたダンスダウン

2位の娘が発表された時
皆ショックだったそうな。

娘ちゃんごめんよ。
君が悪くて皆ショックだったわけでは
ないのよ…

アリゾナ地元として
アリゾナダンサーが1位に選ばれなかった
ショック

プラス

年齢に(レベルに)沿ったクラスでない中
優勝できたショック

ま、うちの娘ちゃんは
そんな中だからこそ
(うちの娘はなにも知らなかった)
勝つべきだったんですが
さすがに
2歳上の子に勝つ実力はなかったという現実。
厳しいですね。

で、母は
来年のコンベンション半額にも満たない
奨学金に打ちのめされております。
(1位は全額奨学金)

そ、結局
母にとっては金ニヤリ

それも厳しい現実。爆笑

私は会場に居なかったし
全ての話は又聞き。

でも、娘によると
沢山の人が
「トゥルーウィナー イズ ユー!」って
言ってくれたらしい。
あまりにも多くの人に言われることに
戸惑い
ありがとうと言いつつ
「?????」と娘の所に
オーナー先生が来て
娘に話したそうです。

実はあの子は12歳で
だから皆、貴方が本当の勝者と
讃えているのよ。と。

それまで娘は
何も知らなかった。
その状態を作ってくれた
その場に居た大人達に
感謝です。

1位になった子も可哀想なもんです。
アウトオブステートからの参加で
お友達の居ない中
2日間頑張ったのに
勝てたのに…
当然の結果過ぎて嬉しくないよね。
(ってかそういう思いであって欲しい。
そういう子であって欲しいなぁ。)

もちろん、母親に喜んで貰えた事は
嬉しいはず…だとは思いますが。

娘が12歳になった時に
最高年齢が10歳の中で優勝して喜んでたら
私はショックです。
そんな子に育ってくれるなよ、娘…

難しい中で
努力しまくり
手に入れられるからこそ
皆のそれぞれの思いがある中
納得があって
結果、ものすごく価値のあることになるのでは?

正当な方法で勝利は無いのかもしれない
けれども
それを目指し、努力し
もし、もし
その先に勝利があったら素晴らしいことだし
なかったとしても
人生の中では
実は勝利に導かれる事だったりという
『おまけ』があるかも?

それも
ないかも知れない

でも
「希望」は、無いとしんどいだけです!
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何はともあれ
トロフィーを手に
この笑顔。

素晴らしい。

色んな意味で
「でかした!娘!!」
「so proud of youラブ!!」