(タイトルの意味は、「メリークリスマス!」)

 

 

ber のつく月、つまり、9月から12月は、クリスマスシーズンだと、半分冗談のようで、実はマジだったりするかもしれないここフィリピン・・・

 

 

一年の3/1がクリスマスって、さすがにさぁ・・・

 

(セブじゃ、1月後半のシノログという大きな祭りまではクリスマスだという説あり!)

 

と、思っているけど、気が付けば、ホントにクリスマスで毎年、焦る・・・

 

 

 

「クリスマスの予定は?」

 

なんて、こちら在住の同胞の方々に聞かれたりするが・・・

 

 

まったくなし。

 

クリスマスだろうと、正月だろうと、私は、規則正しく朝、起きて、いつものように、漫画や動画を観るだけよ。

 

 

とはいえ、世間はマジでクリスマス。

 

 

親戚連中に、クリスマスプレゼントを配らねばならぬ・・・

 

 

 

橋を渡らず家から割と近くに、値段も味もそこそこなケーキ屋ができたので、昨年と同様、そこのケーキを配ることに。

 

 

去年は、わざわざ予約をしたけど、それすら面倒なので、今年はいきなり買いに行ってみた。

 

まぁ、この辺の人っていうのはさ・・・

 

 

事前に予約をするとか、混んでるから日にちをずらすとかいう発想すらしないのか知らないけど、要は、「その日」を外せば、難なく買える気がする・・・

 

(その日とは、12月24日と12月31日:昨年、31日に行ったら、見たこともないような行列で買うのに1時間もかかった!)

 

 

と、23日の午前中に、お店に出向いてみた。

 

 

なんせ、9個入りのカップケーキを、13箱だからね。

 

バイクじゃ無理。

 

 

と、久々に、モルティカブに乗ったよ。

 

 

そんな距離はないはずなんだけどさ・・・

 

 

なかなか着かない・・・

 

 

 

まぁ、客の乗り降りももちろんだけど、そもそも速度がさ・・・

 

 

30キロくらい?

 

 

自転車並み。

 

 

 

コロナ渦以降、私の移動はバイクだからさ、本当に久しぶりに乗ったんだけど、そんなに距離はないはずなのに、キレそうになった。

 

(バイクなら10分かからんぜ、絶対。)

 

 

なんか臭いヤツもいるし、尻も痛いし。

 

 

え、私、こんなの片道1時間半も乗って通勤してたって、スゴすぎたんじゃん?

 

と、自分で自分を尊敬したよ。

 

 

 

で、私の想定通り、店はガラガラで、難なく13箱を購入し、夫から言われたリストに従い、配達も完了。

 

去年、米と現金を届けた糖尿病を患う親せき宅は、(行くたびに迷路のようになっていて)家にたどり着ける気がしなかったので、ケーキを届けたついでに、叔母さんに金だけを渡し、行ってもらうことにした。

 

 

 

今年の任務は終了・・・

 

 

と、一息ついていたら、隣の息子がやって来て、

 

「メリークリスマス!」

 

と、満面の笑顔で、米5キロ、置いてった・・・

 

 

 

 

えっと?

 

 

 

 

元々、米は食べない、という話は、ここでも幾度もしたけど、1キロ買っても3カ月以上、なくならないので、ならば、と、町屋(セブの日本食材屋)で、日本米1キロを買うことにしたんだよね。

 

別に米にこだわりはなかったけど、日本米を食べてしまうと、やっぱり美味しいんだよね。

 

ってかさ。

 

それだけで食べれじゃん、日本米って。

 

 

ああ、そうだったよね、って、下手に思い出しちゃったら、もう現地米には戻れないよね・・・

 

 

それ、5キロってさ・・・

 

 

 

例えば、もう少し早く持って来てくれていれば、糖尿病の親戚宅に、絶対、流せていたよね。

 

 

これは、バイクを置かせてもらっている洗車場の従業員行きだな、と、思ったけど、恐らく、ここにもこの米は配給されているだろうし、当の隣の息子も、よくここにいるから、タイミングを計らないとね・・・

 

 

 

マジで、ウチには気を遣わんでいいんだけど・・・

 

 

 

 

更に、数時間後。

 

 

今度は、次男からメッセージがキタ。

 

「お母さん、家にいる?」

 

 

あ。

 

何か嫌な予感・・・

 

 

 

「いるけど。」

 

「今から彼女が行くから。」

 

 

と、数分後・・・

 

 

次男の彼女が、ケーキを持って来てくれた・・・

 

 

それがさ。

 

 

親戚連中に配る時に買った店ので、自分用に買ってきたヤツとまるで同じものだった・・・

 

 

小ぶりのロールケーキなんだけど、確か3種類あったんだけど、ご丁寧にフレーバーまで同じ、なんて。

 

 

まぁ、美味しかったからいいんだけど・・・

 

 

せめて違うフレーバーだったら、と、思わないでもない・・・

 

 

敢えて、次男には言わず、

 

「ありがとう!嬉しい!!」

 

と、お礼のメッセージを送っておいた。

 

 

 

私の好みをドンピシャで当ててきたのは、果たして次男か?彼女か?