コロナ渦以降にオタクデビューをした私・・・
日本では2月に公開された映画「ハイキュー!ゴミ捨て場の決戦」が、ここセブでも5月15日から公開となる、という情報が入り、これは絶対に見に行かねば!と、張り切っていた。
「呪術廻戦0」は、日本より半年くらい後だったので、「ハイキュー!」もそのくらいになると思っていたのだが、意外と早かったな。
まぁ、今や日本のアニメは、世界に誇る文化だし。
今週中には観に行こう、とは考えたいたのだが・・・
SNSでは、フィリピンで13日から先行公開された模様の動画が、次々にアップされていたのだが・・・
何か、みんな、テンション、高いんだよね・・・
「ハイキュー!ゴミ捨て場の決戦」は、アニメの続きで、春高バレーが舞台なのだが、映画の観客が、上映中に、まるで試合会場にいるかの如く、キャーキャーワーワーと叫んでいる・・・
フィリピンで映画を観ることはあまりないのだが、確かにそこには「独特の共感?」の雰囲気がある。
そういえば、そういう感じだったね・・・
けど、今の引きこもりの私に、この雰囲気にはついていけない・・・
と、もう少し落ち着いてからにしようかな、とも思ったんだけどさ・・・
調べたら、上映期間もあまり長くはなく、よくよく観れば、SNSに上がっている動画はマニラで、セブだし、平日だし、時間も早ければ、こんなことにはならないだろうと考え、公開から2日目に観に行くことにした。
SM(シューマートという大きなデパート)で、観られるとのこと。
以前ならば、SMセブ一択であったが、今はSMシーサイドというのも選択肢にある。
なぜなら、昔は、SMシーサイドに行くには、マンダウエを繋ぐ橋を渡り、渋滞激しいセブ市内を通り抜けなくてはならなかったのだが、今は第三の橋(通称CCLEX)がある。
できた当初は、中型バイク(120CC)以上しか通れない、という話だったが、今では100CC以上ならば通れる。
それでも、高所恐怖症の私は、最近、ようやく第二の橋(通称ニューブリッジ)が通れるようになったばかりで、通れる気がしなかったのだが、少し前に、お客さんと一緒に、車で初めてCCLEXを通って、SMシーサイドに行ったら、第一、第二の橋のように、足元の海が直接見えないように腰くらいまでのコンクリートの壁があり、これならば行けるかもしれない、と思ったのだった。
とりあえず一度、試してみよう、とは考えていたが、実行するに至らず、今日まできたのだが、これはいい機会かもしれない。
今の時期は雨の心配もないし、挑戦してみよう、と、木曜日の昼前に、出かけてみた。
なんというか・・・
ガラガラなんだよ。
怖いくらいに。
通行料は、普通の乗用車が90ペソ、バイクは60ペソ。
金がかかるから、なのかもしれないけど、こんなに立派なものを作っているのに、これほど通行する車がないというのも、なんだかなぁ、という感じ・・・
そういえば、今年のアイアンマン(セブーマクタン島で行われるトライアスロンの大会)も、ここを通ったとか。
バイクの制限速度の60キロらしく、私はそのくらいで走っていたが、時折、すごい勢いで抜かれたので、みんな80キロ以上は出しているにちがいない・・・
バイクのレーンもあり、自分のペースで走れるのも快適。
まぁ、それ以前に、とにかくほかに走っている車両がないし、たまに後ろからやってきても、あっという間に抜かされ、また孤独な走行をする、といった具合・・・
家から30分で、SMシーサイドに到着した。
え?あっという間じゃん。
最終的な橋では、高さ的にこれを渡るのか、という恐怖はあったけど、いざ、走ってみると、やはりコンクリートの壁で足元が見えないので、なんとかなった。
おまけにSMシーサイドのバイクの駐車料金はタダ!
最近じゃ、近所のスーパーでさえ、いくらか取られるぜ?
で、映画の方は・・・
やはりマニラとは、熱量が違ったようで、ガラガラで、静かに観れました・・・
けど。
SNSでもさ、上映中のスクリーンの写真が何枚も上がっていててさ・・・
え?上映中にスクリーン、写真で撮影するって・・・?
と、思っていたんだけど、案の定、何人か撮ってましたね・・・
それ以外にも、いきなり、スマホを使用する人もいて・・・
フィリピンは上映中にスマホは普通に使ってもいいらしい・・・?
久々にここまで来たので、三ツ星の飲茶を食べ、ドーナツを買い、帰宅・・・
CCLEX、最高じゃん!
と、思ったけど、いくら通行料金を徴収するからって、利用する人があんまりいないんじゃ、維持できないんじゃ?と、いらぬ心配をしてしまうよ・・・
平日の昼前という時間帯もあったのかもしれないけど・・・
衝撃的なガラガラ状態も、別の意味で怖かったよ・・・