セブは夏真っ盛り。

 

今年は特に暑い気がする。

 

世間では、熱中症だとか、水不足だとか、深刻な状態であるというが・・・

 

 

個人的には、雨が降らないのは、有難かったりする。

 

と、いうのも。

 

 

2年前の台風で、目立った被害はなかったものの、やはりダメージはあったようで・・・

 

というか、台風のせいにしているけど、実は、単なる劣化だったりもする・・・?

 

 

天井のベニヤ板が、今にも落ちそうになっていて・・・

 

雨が降るたびに、ドキドキしていたんだよね。

 

 

 

直そうか・・・

 

と、思い、親戚の叔父さん大工に頼みに行き、

 

「じゃあ、明日、来るから!」

 

なんて、調子のいいことを抜かしたにも関わらず、数週間、放置され・・・

 

 

こちらも日が経つと危機感が薄れ、何かもうめんどくさくなっちゃって、頼んでいたことすら忘れた頃に、突然、やってくるもんだから、

 

「乾季になったらでいいや。」

 

と、先延ばししていた。

 

 

 

現在、乾期真っ最中!

 

今のタイミングで修理しておかないと、雨期になれば、また雨が降るたびに、ドキドキしなくてはならぬ。

 

 

しかしなぁ・・・

 

以前、大規模に修理をした時にも、かなりのストレスだったんだよね。

 

 

天井のベニヤ板を全部取り換える、となると、家の中は、とんでもないことになる。

 

こちらの職人は、家具などは、作業に邪魔にならない限り、動かしもしない。

 

天井なんてのは、埃だらけだろうし、Gやネズミなんかもいるだろうし?

 

 

彼らは、そんなこと気にしてはくれないために、前回の時にも、あと片付けの方がたいへんだった・・・

 

 

 

全てにおいて、めんどくさがりになっていることは自覚しているので、このままでもいいか、などと思ったが、やはり、雨の恐怖、というのもぬぐい切れない。

 

 

ここは気合を入れ、修理に踏み切るしかない!

 

 

と、叔父さん大工を呼びつけると、暇だったのか、すぐに来てくれた。

 

 

まずは、材料を買ってきてもらわなければならない。

 

現状を見てもらうと、

 

「天井は全部、換えた方がいいね。」

 

と、いうので、その分のベニヤ板を買ってきてもらったのだが・・・

 

 

 

作業2日目に、

 

「ここは、ダメージがないから、換えなくてもいいよ。」

 

と。

 

 

え・・・?

 

あんたが全部、換えた方がいいっておっしゃいましたよね?

 

 

 

ってか。

 

明らかに、初日で、もうめんどくさくなっちゃった感が、あんたの態度から溢れ出ているよ・・・

 

 

 

その割には、頼んでいない部屋のペンキの塗り替えを提案してくる。

 

 

いやね。

 

そりゃー、やってもらいたいよ?

 

けど、数年前にやった時にさ、その辺をペンキだらけにしたのは、あなたでしたよね?

 

 

もう一人暮らしだし、誰もお客さんなんて来ないから、汚くても別にいいや、と、敢えて頼まなかったの!

 

 

と、そこまではっきりは言わなかったが、きっぱりと断り、やってもらいたいことを辛抱強く依頼する。

 

 

 

 

最初に、

 

「作業は何日くらいかかる?」

 

と、聞き、5日と言っていたが、初日の作業の進み具合で、これは無理だと私にはわかっていた・・・

 

 

昨日で5日目だったんだけど・・・

 

 

結局、家の半分くらいの天井の取り換えで終わった・・・

 

 

 

朝は、今日は風呂場までやる、と、豪語していたので、風呂場にある全てもものを出していたにも関わらず、16時半になっても手を付けていなかったので、ちょっと圧強めに、

 

「ええ?今日、やるって言ってたじゃん!」

 

と、行ってみたが、

 

「明日、やる・・・」

 

と。

 

 

ここまで準備をしたのに?

 

と、あからさまに大きなため息をついてやったら、そそくさと逃げ帰っていきやがった。

 

 

 

勝手にあるもんを作業に使ってしまう。

 

そしてそれはもう二度と使えないくらい汚される。

 

ソファの上に土足であがる。

 

案の定、何も考えずに、いきなり天井をはがす・・・

 

ので、家の中は埃がだらけ・・・

 

 

ブルーシートをかけろって最初に言ったよね???

 

 

 

挙句の果てに、天井、はがすのめんどくさくなっちゃったからなのか、天井、はがさず、古いやつの上から重ねて取りつけやがった!

 

 

屋根を支えている支柱が虫に喰われているのも心配だから、見てほしいと言ったよね???

 

 

 

 

もうすぐお祭りだし?

 

少しでも稼がせてあげようと、わざわざこの叔父さん大工に頼んだが・・・

 

 

もう二度と使わねー!

 

 

と、夫に愚痴ったら・・・

 

 

「あの人、すごい怠け者になったって、どこどこの叔母さんが言ってた。」

 

と。

 

 

 

だから、そういうことはやる前に言って。

 

 

 

 

叔父さん大工は、作業が終わると、工具などはそのままにして帰る。

 

脚立もそのまま置いてあったので、この機会に、普段は届かない部分の掃除もしてしまおうと、奴らが帰った後に、一人で大掃除をする・・・

 

 

ああ、やっぱり、このくらいの脚立があると便利だなぁ。

 

電球が切れた時など、息子たちがいた頃は椅子を使ってやってもらっていたのだが、私の身長では足りないから、ホントに困るんだよねぇ。

 

 

と、しみじみ思っていて、ふと気が付く。

 

 

この脚立、ウチのじゃん!

 

 

 

何年か前に、貸してって言って持って行って、そのまんま返ってこなかったやつ・・・

 

 

何度かしつこく、返せって言っていたのだが、結局、そのまんまで、忘れていたんだった・・・

 

 

 

もう見る影もなく、ボロボロだけど・・・

 

 

どこまでも腹の立つ叔父さん大工・・・