6月1日から、規制が緩和され、バイクで橋を渡り仕事にも復帰したが・・・
先週から、感染者が急増している状況で、会社の方針として、自宅待機をしてしばらく様子をみようということなった。
とりあえず一週間・・・
ということで、本来ならば、今日から出勤するはずだったのだが・・・
一向に減る兆しさえ見えない感染者数を見て、6月いっぱいはこのまま自宅待機ということになった。
会社の決定は、昼間にされたんだけど、夜になって、セブ市がロックダウンに戻るというニュースが飛び込んできた。
私の住むマクタン島も、職場のあるマンダウエ市も基本的に関係がないはずなのだが、何が起こるかわからない、というのがフィリピンの恐ろしいところだ。
実際、昨夜の10時以降、セブ市内の今まで使用できていた通行証は全部無効になるという、日本人には到底信じられない行政命令が下されたらしい。
確かに、外出するなという命令も、最近では何だかウヤムヤになっていて、本来、外に出てはいけないはずの21歳以下の若者もショッピングモールに繰り出しているのを目撃している。
日本ならば、そういう人たちを思い切り叩きのめす風潮があり、極々一般的な庶民は、自分が標的にならないためにひっそりと息を潜めているのだろうが、何しろここは、勝手なことをする人がほとんどだから、文句を言う人の方が、
「は?あんた、何、言ってんの?」
と、変わり者扱いだ。
で、めでたくコロナに感染しても、
「だって、知らなかったんだもん!」
と、あくまでも自分の非は認めないのだ。
大統領が、嘆く気持ちは痛いほどわかるけど、逆に私はこう言いたい。
・・・ってか、そんなん、最初からわかってんじゃん?
すでに、医療崩壊も起こっていると話だし、私の当初の覚悟通り、感染しても病院には行かない、重症化したら諦めるしかないのだ。
さて、いきなりまた自宅待機となり、私には非常に残念なことがある。
それは・・・
タイミングの悪いことに、頼んでいた通販の3Dスマホ拡大鏡が、今日、届くはずだったのだ。
籠もる生活が始まり、VPNと日本のネットフリックスを契約し、スマホで動画を観る機会も増えてきた。
そんなある日、インスタグラムで突如、出てくる広告に目を奪われた。
スマホの画面が、拡大される拡大鏡・・・
なに、これ、すごくほしい!
と、思っていたが、何しろ、我が家には住所がなく、手紙や請求書すら届かないのに、通販など届くはずはない、と思い込み、「厳格な隔離中」は我慢をしていた。
仕事に復帰し、とりあえず一週間の様子見の後、もうこれは大丈夫だと、注文したのだが、恐らく中国あたりから来るのだろう、配達までに2週間かかると連絡があったのだ。
まぁ、それでも仕方がない、とひたすらその日を心待ちにしていたのに・・・
昨日、配達の人から電話がかかってきて、事情を話すと、
「じゃ、キャンセルね!」
と、あっさり電話を切られた。
・・・ってかさ、ちゃんと電話してくるんだったら、ここでも届くじゃんね。
と、後悔しても後の祭り。
もう一度、注文からやり直すと、また2週間後じゃん。
明日のサザンのライブ、大きい画面で観たかった・・・