この間、猫のニィちゃんが尿路結石になり、日本円で1万円を超す治療費がかったという話をしたが、今度はシーちゃんがそれらしい症状になった。
 
 
マジか・・・
 
 
 
ここしばらく、あんまりお金の心配をせずに生きてこられたが、気が付くと、月末にお金がない…なんてことが多くなった。
 
毎週末に、
 
「たまにはいいよね~!」(←ぜんぜんたまじゃない)
 
なんて言いながら、美味しいものをたらふく食べていたからか・・・
 
 
それに、買い物に行くたびに、モノの値段は上がっていたりしてね。
 
 
しかも、よくよく給与明細見たら、ものすごい金額の税金が引かれてたりして、私、額面通りにお金もらっていなかったのね、なんて、どれもこれも、今更…なことに気が付いたりして。
 
 
そんな厳しい状況の中、1万円を越える出費をしたばっかりで、またか。
 
 
結構、精神的にキタが、ここでグズグズしていて、取り返しのつかないことになっても、後悔しか残らない。
 
 
夏休みに入った次男に、お金を持たせて、病院に行かせた。
 
 
 
夜、帰宅すると、テレビの前に、お金が置いてあった。
しばらくして、次男が登場。
 
「シーちゃん、大丈夫だって?」
 
「うん。ニィちゃんのときより軽かったから、カテーテルは入れなくていいんだって。」
 
 
 
そうか。
 
やっぱり、早めに病院に行けば、安く済むんだな。
 
 
「でも、太りすぎだって。ダイエットさせろだってさ。3匹とも。」
 
 
 
・・・うーん。やっぱり?
 
確かに、どんどん大きくなっているような気はしてた。
 
特にシーちゃんは、7キロあるかも。
 
その辺に寝ていると、動物の敷物かと思うくらい。


 
獣医のところに行くとさ。
 
 
こっちでは、小型犬を飼うことが、金持ちの象徴、みたいな感じで、獣医のところには、ウチの猫より小さな犬しかいない。
 
そんな中、待合室で待っていると、
 
「それ、何ですか?」
 
って、真顔で聞かれるから。
 
「猫ですよ。」
 
「へぇ、大きくなる種類なんでしょ?」
 
「いえ、親はその辺の野良猫でした。」
 
と、いうと、みんな、目を丸くさせて驚くから。
 
 
確かに、ウチの周りにも、野良猫がウロウロしているが、小さくて、ガリガリだ。
 
たまに、ウチの猫を、テラスで抱っことかしてると、野良猫が、マジで二度見するくらい、同種でも驚く大きさだ。
 
 
人間も猫も、太りすぎはよくない。
 
というのは、理解するが、じゃあ、猫のダイエットってどうすればいいんだよ?
 
 
次男が言うには、
 
「餌は、朝と夜に2回だけだって。」
 
と、あっさりと言うので、早速、翌日からやってみたが・・・
 
 
餌くれ、アピールが半端ない・・・
 
 
心を鬼にして、それを無視していると・・・
 
テーブルの上に上って、ふりかけだの、インスタントコーヒーだのを、食いちぎる・・・
 
 
挙句の果てに、朝っぱらから何かを吐いていたので見れば・・・
 
へんな紐・・・
 
 
お腹が空いて、その辺にあるものを口にしているのか?
 
 
これじゃーダイエットじゃなくて、虐待・・・?
 
 
 
仕方がないから、一回に与える量を少なくしてみたが・・・
 
餌くれアピールが増えただけ。
 
 
私はさ、君たちに、健康で長生きをしてほしいんだよ~
 
なのに、何か間違った方向に進んでいるような気がする・・・