マクタン島の端っこから、橋を通ってセブ本島まで、毎日通うのは本当にたいへんだ。
行きは1時間、帰りは2時間以上・・・
ひたすら遠いと思い込んでいたが、距離にするとたかだか15キロ弱なんだってところが、今更ながら驚愕する。
確かに渋滞は年々激しくなっている。
雨が降ればすぐに冠水するからと言って排水溝を埋める工事が始まったのはいつだったかすっかり忘れたけど、未だ完成までの道のりは見えず、重機なんかが道を塞ぎ、無駄に渋滞を起こしているところへ、交通ルールをほとんど知らない奴らが、我先に突っ込んでいくので、更にのっぴきならないことになるわけだ。
掘るだけ掘って放置されている箇所もかなりあるが、先日、その穴にバイクが突っ込んで死人が出たという話だが、それでも何か対策を取っていると見えないところも恐ろしい。
だいたいさ、車が多すぎると思うよ。
確かに景気が良くなって、というか、仕事をしている人が多くなって、今まで逆立したって車なんかが手に入らない人たちが、ローンを組んで車なんかを手に入れちゃうからこんなことになるんだよ。
・・・そのうちの大多数が、ローンを払えなくなり、車、取り上げられちゃうんだろうけど。
でも、この渋滞、私の場合、みんなが動く逆に行くわけだから、そう激しくもないのよ。
・・・なんだけど。
モルティカブ(乗合いバス)がいっぱいでなかなか乗れない。
って、話は前にもしたよね。
で、ハバルハバル(バイクタクシー)を試しに利用するようになった。
あれ以来、味を占めて、頻繁にハバルハバルを利用している。
でも、これが最近・・・
どんどん高くなる・・・
最初に乗った時には、40ペソだった。
そのうち50ペソになり、60ペソになり・・・
今じゃ70ペソだ。
初めて乗った日から数か月しか経っていないにもかかわらず。
「高いじゃん。この間は50ペソだったよ?」
と、とりあえず値切ってみるのがお約束だが、
「いやなら行かねーよ!」
と、かなり強気。
・・・ちっ。
足元見やがって。
タクシーより安いし、早いし、他に選択肢がないわけなのを、奴らよーくわかっている。
完全に雲助。
「ゆっくり行ってね。」
と、半ば無駄とは思いつつ、ひとこと言ってから今日もバイクに乗る・・・
第四の橋がかかるという話も出ているそうだが・・・
まだ第三の橋も、影も形もありませんが・・・
どっちにしても、当分は鬼渋滞は続くんだろう。
そのうちジェットスキー版ハバルハバルが登場したりして。
それよりマンダウエとメプサ間で渡し船、出してほしいかな。