一体、どういう目的なのかは、よくわからないけど、先週の月曜日から、2週間、学校が休みな子供たち。
毎日、毎日、遊び歩いている。
昨日は、突然、
「海へ行く!」
と、言ったきり、昼過ぎまで帰って来なかった。
何でも、親戚の叔母さんが働いているビーチに、その叔母さんの子供たちと一緒に連れて行ってもらえる、とのことだった。
で、午後になって、ようやく帰ってきた。
私は、昼寝の真っ最中であったが、ものすごいハイテンションな二人に、たたき起こされた・・・
「すっごい、楽しかったんだよ~!」
「・・・それは、よかったね。
しかし、私は、まだ眠いので、寝かせておいておくれ・・・」
と、言ってみたが、おかまいなしで、どんなことをしたかをこと細かく報告してくれた。
次男「でね、でね、パパのことをみんな知っているんだよ~!」
・・・まぁ、夫は、昔、船頭だったから、海関連だと知っている人も多いだろうが。
それより、とりあえず、ものすごい知り合いみたいなことを言うけど、こっちからすれば、ぜんぜん知らない、みたいな人も多く含まれると推測する。
次男「でね、でね、日本人もいたんだよ~!」
母「ふうん。」
長男「でも、その人、ものすご~く色が黒いんだよ~!」
母「・・・?それは、日本人じゃないんじゃないの?」
次男「日本人だよ~!だって、フツウに日本語を話すもん。」
長男「あ、わかった!きっとお父さんかお母さんがフィリピン人なんじゃね~の?」
母「いや、それは、絶対に日本人じゃない。フィリピン人だ!」
長男「日本人だよ~!きっとママみたいにただ黒い人だよ!」
く、黒い?
今の私が?
そ、そりゃ、ダイビングガイドだった頃は、確かに黒かったけど、今は、みんなに「白い」(いや、フィリピン人から比べれば、ね。)と会うたびに言われている私が・・・
く・ろ・い???
母「絶対、それは、フィリピン人だよ!」
思い当たることがあったので、フリーペーパーに載っている、日本語ペラペラのフィリピン人の写真を持ち出し、子供らに見せてやった。
長男・次男「あ~!この人、この人!!」
日本に長いこと住んでいたことがあり、日本語ペラペラと書いてある・・・
が。
どこをどう見ても・・・
フィリピン人にしか見えないぜ・・・?
日本語が話せるというだけで、日本人だと決めつけるな、と、子供らに諭してていたら・・・
長男「そうだよね。ママだってフィリピン人みたいだもんね。」
一言多い長男の口を誰かふさいでくれ・・・