確か、今年の初め頃、雨漏りしている、という記事を載せたように記憶している・・・
「直して」
と、言いに行くのもめんどくさい、と、もしかしたら、このままにしちゃかも、などと自分でも思っていたりしたが、あの時は、しばらくしてちゃんと直させたのよ・・・
で、安心していたんだけど、しばらくしたら、また同じところで雨漏りになって・・・
いつも直してもらっている親戚の叔父さんに、ママに修理を依頼しに行かせたが・・・
ウチ以外でも、雨漏り修理が殺到している、という理由で、すぐにはできない、と放置されている。
まぁ、こういうやり取りは、わざわざ私が出向いて行くほどのもいのではない、とママを通していたが、一向に叔父さん、やって来ないので、どういうことだ、とママに問い詰めてみた。
「この間、直したのもあの人でしょう?
で、また同じ所が雨漏りしているわけでしょう?
あの人、ちゃんと直していないんじゃないの?」
いやいや、ママ・・・
私は、なぜ叔父さんが何の音沙汰もなく、放置しているのか、と聞いているのよ。
「だから、恥ずかしくて来れないんじゃない?」
(ママとは会話が成り立たない・・・)
・・・まぁ。
そういうことも考えられなくはないけどさ。
別に私は、(腹では思っているけど)表だって叔父さんを責めてもいないし、今回ばかりは、陰でコソコソも言いふらしていないし、もうそんなことには慣れっこだし、とにかく直してほしいだけなんだよね・・・
仕方がないから、自ら叔父さんの家に出向き、
「あれ、いつまで放置しておくつもりよ?」
と、やや高圧的に言ってみた。
すると叔父さん、今は本当に別の仕事が入っているので、まだ手を付けることができないが、今の仕事が終われば、必ず修理に行くから、と言った。
で、2日後・・・
朝、叔父さんが我が家を訪れたので、やっと直してくれるもんだと思っていたら・・・
「先にお金、もらえる?」
と、ぬかす。
この叔父さんには、金、貸してるんだよ。
だから、腕はイマイチだけど、カラダで払ってもらうべく仕事を依頼しているわけだよ。
「アナタ、まだ私に借金あるの、覚えているよね???」
「わかっているけど、お金がなくてご飯も食べれない・・・」
この叔父さんには、いろいろとやってもらうと思えば仕事はあるので、別にいいんだけどさ・・・
「とにかく、早く直してちょうだいよ!」
と、なにがしかの金を、その場で貸してやった。
ところが。
待てど暮らせど、いつまで経っても叔父さんは、雨漏り、直してくれない。
それどころか、ウチに寄り付きもしない。
この頃、やたら天気が悪く、雨も時々、激しく降るので、早く何とかしてもらいのに。
雨が降れば、タライを置いて・・・なんてことをいつまで続けさせるんだよっ!
・・・と、そのタライをじっと見つめる。
あれ?
そういえば、この頃、こうして雨漏り箇所に置いておくタライ、水が入っていないかも。
激しい雨で、これはヤバイと思うほどでも、雨漏りしていないかも。
叔父さん、いつの間にか直していたのか?
と、思って、ママに聞いてみたが、そんなことはない、と言う。
では、自然に直ったか・・・?
そんなバカな、と思ったが、心当たりがないわけではなかった。
そういえば、ここ数日、朝に、屋根を何かが走っている・・・
ウチの屋根は波型トタンなので、結構、響くんだよね。
驚いて、外に出て屋根を見上げると・・・
鶏、数羽が、ウチの屋根を走り回っていた・・・
隣の叔父さんの放し飼いの鶏・・・
すっげー、屋根まで飛ぶんだ・・・
で、ガタガタとしているうちに、雨漏りが直った・・・?
ならば、人間よりよっぽど鶏の方が使えるぜ・・・