ここしばらく、一時帰国しても2週間ほどで、また日本に戻って働く、という生活をしていた夫であるが、今回は、そんなわけで、3月中旬まではいる予定。
早速、蜘蛛の飼育を始めた。
「蜘蛛のケンカ」という遊びがあります。
細い紐を張った両側から、2匹の蜘蛛を放し、戦わせて、落ちた方が負け・・・
みたいなルールらしい。
当然、お金を懸けているので、白熱する・・・
んだそうです。
夫は、昔、たくさん蜘蛛を持っていて、世話をしたり、闘いの練習をしたりしていたが、ここしばらくは、そんなに長い間、フィリピンにいられなかったので、それも我慢していた・・・
んだそうです。
でも、今回は、3ヶ月もいられるから、また自分の蜘蛛を手に入れ、一生懸命、朝・昼・夜を問わず、世話をしている。
これに、当然のことながら、息子たちも加わり、暇さえあれば、3人で蜘蛛をいじっている・・・
気持ち悪い・・・
と、思うけど、蜘蛛をいじっている息子たちは、ものすごく楽しそうだし、それに、夫が加わると、二人の息子たちは、尊敬のまなざしで夫を見ているし、まぁ、あんまり尊敬に値することではないとは思うけど、きっと息子たちにとっては、数少ない「尊敬できること」なんだろうから、これはこれで、黙ってみていようと思っていた・・・
しかし。
クリスマスも終わって、シノログも終わって、そろそろ、居間に飾ってあるクリスマスツリーを片つけなくちゃなぁ、と思っていたある日のこと。
クリスマスツリーに、蜘蛛の巣が張っている。

よーく見ると、小さい蜘蛛がいっぱいいる・・・?

一応、彼らの蜘蛛は、専用の箱に入れられているので、逃げてしまったヤツが、ここにいるのか?
と、思ったが、そんな甘いもんではなかった。
実は、次男が、クリスマスツリーで、蜘蛛を飼育し、増やそうと考え、放したそうな。
気が付いたときには、遅かった・・・
クリスマスツリーから、家中のあちらこちらに移動しているらしく、あっちでも、こっちでも、蜘蛛の巣だらけなんですけど。
おまけに、赤ちゃん蜘蛛も、確実に増えていて、昨晩は、天井に赤ちゃん蜘蛛の集団がいたのを、これまた次男が見つけ、そこに長男が、大きな蜘蛛を放し(奴らは共食いをするので、赤ちゃん蜘蛛を大きな蜘蛛のエサにしようとしたらしい)、大騒ぎとなった。
3:1で完全に、少数派だし・・・
夫、早く、日本に行ってくれないかなぁ。