ママの話は、信用できないなぁ・・・


と、いつも、思ってはいるけど。

いつもいつも、騙される素直な私である。



これは、別にママに限ったことではなく、私の周りにいるフィリピン人、みんなに言えること・・・


別に、向こうも、「騙してやれ!」と、思っているわけではない。

ただ単に、いい加減なことを、自信を持って、断言してしまうだけなのね・・・




次男のおたふく疑惑の時、学校の卒業式の練習を、何日か休ませた。


長男は、元気一杯、学校へ行く。

それを、ママが、送り迎えしていた。


「他の子も、たくさん、熱が出て休んでいるよ!」


と、ママが、帰ってきて教えてくれた。



「そうなの?」

おたふくにしても、単なる風邪にしても、学校でうつされたか?


それにしても、もともと、少ない生徒しかしない学校なのに、みんな、具合が悪いんじゃ、卒業式、できるのかしら?


・・・なんて心配してしまいました。



で、ママに、

「何人くらい、休んでいるの?」

と、聞いてみた。



すると、ママ、黙っている。

「誰が休んでいるの?」

「・・・・・」


しばらく、考え込み、

「Dと・・・」

と、年中さんの女の子の名前を言った。


「他には?」

「・・・・・それだけ。」



さっき、「たくさん」って言ったよね???

ちなみに、ビサヤ語では「ダグハン」と、言う。


私は、今まで「ダクハン」を、「たくさん」という意味だと思っていたけど、もしかしたら、ちがうのかい?と、思ってしまったよ。


ウチの次男と、もう一人だけじゃん・・・


それは、「たくさん」なのか?



ママにとっては、「たくさん」なのかもしれません・・・





ママのおまけの話。


「電気代を払うから、500ペソ(約1250円)、貸して。」

月にいくらか渡しているお小遣いというか、給料というかを、要は前借りさせてくれ、ということです。


どうでもいいけど、ママが前借りをするときには、必ず、「電気代を払うから」と、言う。


確か、先週も、そんなことを言っていたけど、電気代って、1ヶ月に2回、払うんだっけ・・・?


なんて突っ込みは、入れずに、黙って、お金は出すできた嫁なのよ、私。



「ここに、請求書があるから、すぐに、払ってくるから。」


お金を持って、出かけたい、ということね。



と、いきなり、水浴びをし出した。

請求書を、テーブルの上に置いたまま。


ちょっと興味があり、その請求書、見てしまった。


そしたら・・・

請求額、74ペソ(約185円)だって・・・



一ヶ月の電気代が、74ペソってのも、驚いたけど、500ペソちょうだい、ってのも、驚く。



ちなみに我が家の電気代は、一ヶ月600ペソちょっと。

エアコンがある家は、3000ペソ以上だそうです・・・



ママの話は、やっぱり、マジメに聞いてはいけない・・・