すごい高度！

今日から、子供たちは試験です。
今日は、英語と、お祈りのテストだったんだって。お祈りは、口頭でのテストだったそうですが、昨日のブログにも、書いたけど、私は、カトリック信者ではないので、フォローできません。
それで、昨日の夜、親戚の高校生に、来てもらって、教えてもらったのですが、なかなか長男は、やる気を見せず、グダグダと無駄に時間を過ごしていたように見えましたが、今朝になって、長男が、ムニャムニャと言い出したお祈りを、昨夜、書き写したノートと比べると、なんとなく合っているような感じ。なんだ、ちゃんとできるんじゃないの、と安心した母でした。
昼に、帰ってきて、子供たちに「テストはちゃんと、できたの？」と、聞くと、二人とも、笑顔で「楽勝！」と、言った。調子いいよ、まったく・・・
明日のテストは、サイエンスとタガログ語なんだって。タガログ語は、まったくわかりませんので、フォローできず。とりあえず、サイエンスを復習するか、とさっき、長男と一緒にやりました。
が、かなり高度なことをやっている。ビタミンＡは、目と肌にいい、ビタミンＢは、強い筋肉を作る、ビタミンＣは、傷を癒す、ビタミンＤは、強い骨を作る、ビタミンＫは、止血にいい・・・知らなかったよ。
しかし、これらは、幼稚園のレベルなのだろうか？それに、今、習ったところで、大人になるまでに、忘れていそうだよね。
長男の宿題などをみていると、かなりこの国の教育のレベルは高いように思える。けど、実際に会うフィリピン人たちに、賢いなぁ、と思う機会は、正直言って、あまりない。それって、どういうことなんだろう？と、考えちゃうよ。
有名な話があって、フィリピン人に、「１年は、何日か？」という質問をすると、正しい答えを返す人は、あまりいない。日本人は、水前寺清子の影響か、「３６５日」と即答できるが、フィリピン人は、考え込んでしまう。
何を隠そう、夫もそうである。夫は、暗算ができる。なぜかというと、鶏のケンカで、賭けの仲介をするので、自然に、暗算も得意となったのだろう。しかし、桁のちがう計算となると、計算機を使っても、できない。
お父さんの土地を買ったときに、いろいろと計算するのに、どうしたら、そんな数字が出るの？と、いうことが、度々あった。そばで、夫が計算機を使うところを、見ていると、０の数が、ちがっていたりするのだ。何十万ペソ、という話になると、もう、夫にとっては、天文学的数字になるらしい。
長男に、高度なサイエンスを教えつつ、何かむなしさを感じる、午後であった。