1992年。
当時、夜釣りでバスフィッシングをするのが仲間内で流行っていた。
琵琶湖に行ったり、新規開拓でダム湖行ったりしていた。
中でも、K下川ダムは怪異の巣窟のような場所だった。
塩瀬宝塚線という辺鄙な県道を走って行かなきゃ辿り着けず、色々有りすぎて忘れるぐらい凄い場所。
①フロントガラスに、拳大の青白い光が飛んできて、急ブレーキ。
ガラスに当たったと思ったけど、降りて懐中電灯で照らしてみても痕跡無し。
ほぼ確実に人魂というシュチュエーション。
助手席で友達も悲鳴上げてたから。
②数週間後。
流れ込みで釣りを始めたら、金属を石か何かで叩く音。
『キーーーン』
5分いや、10分ぐらいたって『キーーーン』
定期的に鳴る音が続く。
仲間と『不気味な音がするな』と言ってた。
その音は延々に続く。
2時間ほど釣りして気味が悪いので、違う場所に移動しようということに。
近くにはS刈ダムなど有名な場所も有り、そこに移動しようと車に向かった。
ふと空を見上げたら、2等辺三角形の形をした真っ黒な物体がゆっくりと飛行している。
巨大なものが南に向かって超低速で飛行している。
足が竦む。
動けなかった。
夜中のバス釣りでUFO見るの3回目。