古くから、殺菌作用などで、効果が得られていたらしい。
山で転んで怪我した箇所に、ワサビを擦り込むことで消毒できるといわれている。
最近動画などで、外国の方にワサビと一緒に食する、刺身や蕎麦の動画を見受けたことがあるが、食べ方がほとんど間違っている。
写真のように、醤油にワサビを入れて食べることは、NG。
刺身の場合は、ワサビを少量、刺身に乗せて醤油につけて食べるのが望ましい。
蕎麦の場合も同じで、ワサビを少量、蕎麦に乗せて、出汁につけて食べる。
自分は、某中央卸売市場で産地からの商品を引いていて、ワサビの担当をしていたことがある。
かくいう私自身も、醤油にワサビをといて食べたり、出汁にワサビをといて食べたりしていて、産地の方に怒られたことがある。
『ワサビの担当をしていて、食べ方も知らないのか?
大事に育てたワサビをそういう食され方はされたくない。
味や、風味を楽しんで食べて欲しい。』
とワサビ農家の方に言われ、食べ方を教わったのである。
確かに、ワサビを少量、箸で摘まんで、食材に乗せて食べると、産地ごとの醤油や出汁の味わいも楽しめるのである。
また、刺身についている、
菊の花
穂紫蘇、
も、醤油に乗せて香りも楽しんでもらえたらと思いますよ。
刺身の盛り付けにされてる野菜はすべて食べられますから。