どんなに暑くても、冬に備えてのジャケットのご注文をいただいております。
いつもの当店オリジナルジャケット
「ノーフォークジャケット」
当店オリジナルのフルハンドメイドでの「チンウォーマー」に
ニューディテールである「ショルダー(肩)を保護する
●バーティカル・ショルダーパネル(ショルダーパッチ)」。
鳥や野ウサギなどの獲物を射撃する、狩猟用として開発された「ノーフォークジャケット」
リュックサックを背負う場合“摩擦でダメージを起こさないよう”ショルダーを保護するためにこのディテール。
ショルダーラインとのバランスも良く、うまく仕立て上がりました。
今後ご希望の方には、オプションになりますがこのディテールも追加することが可能。
いつも通り、狩猟中に雨が降ったり、強い風が吹いた時、襟を立てる補助的なストラップ。
しっかりボタン止めにして、ラペルが外れないようにします。
ポケットは大型のパッチポケットで、収納とハンドウォーマーとしての役割を兼ねており、収納したモノの落下を防ぐフラップが取り付けられています。
ジャケットの上から獲物を下げる為にしていた革ベルトの名残である、バーティカル・オールラウンド・ベルト。
ウェスト部分を締め上げて、トレンチコートのようにスタイリッシュにフィット感を向上するためにも、単なるディテールだけでなく機能的な役割も果たしております。
さらには激しい動きにも、追従すべく、背中の裾へと向かって直線的に伸びるベルトループ兼用のパーティカルパネルも大きな特徴に挙げられる。
頭には、茨の中や岩山で、保護の役割をする「ハンチングキャップ」もしくは「キャスケット」をかぶります。
当店では「ハンチング帽」「蝶タイ」「バタフライ」もオーダー可能。
これだけの装備を行うことによって本来の「ノーフォークジャケット」としてのスタイルが完成されます。
その「ノーフォークジャケット」の発祥とされていますノーフォーク州では今日、ノーフォークジャケットを身にまとう人々の姿は、残念ながら殆ど見られません。
しかし海を隔てたアメリカやここ日本では品格と無骨さと併せ持つこの野趣的なツイードジャケットに見せられた男達が今なを数多くいます。
遠くイギリスの原野で誕生したノーフォークジャケットは今、
ここ極東の日本の地でノスタルジックではない現代のリアルクローズとして再評価されています。
注
フルハンドメイドによる、「チンウォーマー付きオールラウンドバーティカルベルト」の当店オリジナル「ノーフォークジャケット」は、私一人でしか仕立て上げることが出来ないので御注文から数ヶ月かかります。
繁忙期である秋冬になってからでは、年内に収まらない場合があるので御注文なさる方は出来るだけお早めにお願い申し上げます。
スペシャルプライスの詳しい事はhttp://www.tailorwatanabe.com/special-price.html
グーグルマップで店内が見られます。
https://goo.gl/maps/X1vb5Xmwcgn
2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.1詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/144935146801/tailor-watanabe-order
2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.2詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/147790642911/tailor-watanabe-fitting
テーラー渡辺ホームページ(渡辺弘行)
http://www.tailorwatanabe.com/index.html