今年の冬は、突然やって来た。

 

あの暑い猛暑から、涼しく心地の良い秋を飛び越えていきなりのようだ。

 

12月に入って一気に冬の備えを整うために、スーツやジャケットをこぞってご来店。

 

特に今年は、当店オリジナルハンドメイドジャケット「ノーフォークジャケット」の注文が多い。

 

「テーラー渡辺」今年のテーマは「ラギット・バッド・ジェントル」

 

ラギットとは?

英語でいかつい、無骨な、荒削りな、という意味。

男らしさや無骨さを意味する。
 
ラギッド(RUGGED)は直訳すると、ごつごつした、無骨な、丈夫な、粗野なという意味があり、どこか土くさく、土着的でワークな香りがする言葉。

 

寒くなることを待っていたような男たちのための"エクスプローラー系"には間違いなく進めるアイテム。

 

スポーツジャケットという概念から脱した、オリジナルツイードジャケット。

 

それが「ノーフォークジャケット」。

 

ノーフォークジャケットとラペル付きウェストコートに

 

スラックスを付けてのオリジナルノーフォーク・スリーピース・スーツとして御注文。

 

 

生地の使用は、「ポーターハーディング」「ソーンプルーフ」

「ポーターハーディング」「ソーンプルーフ」のくわしい事はこちら

 

「ポーターハーディング」「ソーンプルーフ」の生地は主にジャケット用に使用いたしますが、カントリー風のスーツを仕立てるには最適の素材。

 

世界でも希な最強にして最堅牢(さいけんろう)。

 

これほどの丈夫な生地が無いと思われる。

 

ツイードジャケットは通常、紡毛素材(ぼうもうそざい)と言って短い糸を紡いで糸にしているので、ジャケットはいいけれどスラックスとして仕立てるには不向き。

 

この「ソーンプルーフ」に使用されるヤーン(糸)はチェヴィオット種の羊から採取されるウールから紡がれる。

 

スコットランド・イングランド国境付近の厳しい自然環境を生き抜くチェヴィオット種のウールは、他にない強さ、耐久性が特徴。


そのため、「ツイードジャケット」はもちろんのこと、「ツイードスーツ」を制作するには最高の素材。

 

しかもツイード地において。その名が示すように、この"ソーンプルーフ"は荒野を歩く際に服地に植物のトゲが刺さってもものともしない高いパフォーマンスを誇る、最堅牢な商材。

カントリーマン達が絶対的な信頼を置く、

本物のカントリーツイードがここにある。

 

いかがです、「ポーターハーディング」「ソーンプルーフ」で「カントリージャケット」「カントリースーツ」。

 

素敵な一着になります。

 

ディテールについてはお客様と、じっくりと相談し

 

意向通り、できるように詳細にチェックし、お仕立て。

 

色々な、ご要望をお応えし、

 

ご自分だけのオリジナルの「ノーフォークジャケット」を着られるのはオーダーメイドならでは。

 

フロントVゾーンのウェッジラインから覗く、ラペル付きウェストコートは、よりお洒落さが増します。


 

「究極のゲームジャケット、ノーフォークジャケット復活!!」のくわしい事はこちらまで

 

「本格的なノーフォークジャケット」についてのくわしい事はこちらまで

 

究極のゲームジャケット「ノーフォークジャケット」についてのくわしいことはこちらまで



「ノーフォークジャケット」とははてなマーク

1860年代にイギリスのスコットランド、ノーフォーク地方のノーフォーク公爵が狩猟用に着ていたジャケットが発祥とされている。

 

このように「ノーフォークジャケット」の源流はスコットランドの森で狩猟用(HUNTING)に着られていただけに、ディテールやデザインにおいてもその独特の名残を残しているので、衣服の性格性がはっきりしている。

 

馬に乗って獲物を生け捕りする鹿狩りやキツネ狩りの時に胸や背中に襞を入れウェストのまわりに、ベルトがついたクラシックなスポーツ・ジャケットが基本的な「ノーフォークジャケット」のデザインなのですが、それだけでは本来のノーフォークジャケットとはまだいえません。


 ノーフォークジャケットの由来には諸説があります。

 

1860~70年代にノーフォーク型のスポーツスーツが英国に初めて現れました。

 

これは当時、最もモダンなスポーツウェアとして人気を博し、ことにノーフォーク公爵愛用の狩猟服だったことから名付けられた、と言う説。

 

そしてもう一つがイングランドの東部に位置するノーフォーク州という地名から。

 

この辺りは、街場から少し離れますと、かつては狩猟地だった原野が現在でも多く残っている。

 

ともに、かなり信頼性のある説といえます。

 

さて、一般的にシューティングウェアというイメージが強いノーフォークジャケットですが、ゴルフや乗馬、自転車に乗る際の運動着、また日常の普段着としても幅広く用いられてきた歴史があります。

 

基本の型は、ノッチドラペルに3ないし4つボタンのフロントを持ち、ハンティングジャケットと同じくテーラードタイプのデザインにならっています。

 

これにスポーツジャケットとしての機能的なディテールがプラスされます。

 

ラペルのゴージ位置は高く、防寒性にも長けます。

最近開発したニューディテールである、●バーティカルショルダーパネル

 

ショルダーパット、

 

もしくはショルダーパッチとも言う。

当店では現在ハンチングキャップを格安にて販売。

 

 

 

「ハンチングキャップ・特別価格」についての詳しいことはこちら

 

そしてラペルには「チンウォーマー」もいつも通り装備。

 

当店オリジナルのフルハンドメイドでの「チンウォーマー」。

 

狩猟中に雨が降ったり、強い風が吹いた時、襟を立てる補助的なストラップ。

 

しっかりボタン止めにして、ラペルが外れないようにします.

 

今回からのジャケットには、ストロータブを使用しないときにウェストの位置を壊さない場所の内側にボタン止めにしました。


これだけの装備を行うことによって本来の「ノーフォークジャケット」としてのスタイルが完成されます。

その「ノーフォークジャケット」の発祥とされていますノーフォーク州では今日、ノーフォークジャケットを身にまとう人々の姿は、残念ながら殆ど見られません。

 

しかし海を隔てたアメリカやここ日本では品格と無骨さと併せ持つこのジャケットに見せられた男達が今なを数多くいます。

 

遠くイギリスの原野で誕生したノーフォークジャケットは今、ここ極東の日本の地でノスタルジーではない現代のリアルクローズとして再評価されています。

 

誰もが持っていない、ハンドメイドのオリジナル「ノーフォークジャケット」を着ると誰からも羨望のまなざしで見られます。

 

シンプルなカントリースーツはこちら

 

スペシャルプライスの詳しい事はhttp://www.tailorwatanabe.com/special-price.html

 

グーグルマップで店内が見られます。

https://goo.gl/maps/X1vb5Xmwcgn

 

 

2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.1詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/144935146801/tailor-watanabe-order


 

2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.2詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/147790642911/tailor-watanabe-fitting


 

テーラー渡辺ホームページ(渡辺弘行)
http://www.tailorwatanabe.com/index.html