本日のお客様
カチョッポリからブークレ織りのジャケット地でオーダージャケットをご注文。
その際に、中にラペル付きのベストとスラックスもご注文。
ファブリックはブークレ織りとの相性も良い、「コーデュロイ」でお仕立ていたしました。
そもそも、コーデュロイは緯毛(よこ)ビロード織りの表面に毛羽立った縦畝をあらわした織物です。
今回御紹介するコーデュロイは全てコットン100%です。畝の太いものを「鬼コール」とか「エレファント・コール」と呼び、畝の狭いものを「細コール」とか「ピン・ウェール」といってスーツやトラウザースには主に後者が使われており、今回当店の【コーデュロイ】は全て「細コール」です。
今回のコーデュロイは細コールのピンコール。
すっきりした細コールでブークレ織りのジャケット地になじんでおしゃれー。
そもそもコーデュロイの語源は、フランス語のコール・デュ・ロウ(Corde duroi)つまり王様の畝の意味からきたといわれております。
しかし、王様の畝だからといって王様が着たというのではなく、城の番人にこの布地の服を着せたところ美しく立派に見えたので、この名がつけられたといわれます。
では王様は何を着ていたのかと言えば、光沢のあるシルク・ビロードだったのです。
このようなコーデュロイジャケットは1870年には早くもヨーロッパからアメリカのマサチューセツ洲にまで広まり、織り始められたといいます。
さて王様に着せられた城の番人たちをルーツとするこのコーデュロイジャケットは丈夫で温かいところから、ヨーロッパの貴族達はこの布地を狩猟用のシューティング・ジャケットに仕立て上げて着用したそうです。
馬に乗って獲物を追うハンティングにはツイードの布地でもよかったのですが、犬に獲物を追い出させながら渓谷や沼地を歩きまわらねばならないシューティングには、タフなこのコーデュロイジャケットが適していたのです。
貴方もジャケットの中のベストとパンツはコーデュロイで合わせてみませんか。
コントラストもよくて、すてきなスリーピースになりますよ。
当店のショールムには、いろいろなマーチャントからコーディロイのサンプルをご用意をしております。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
グーグルマップで店内が見られます。
https://goo.gl/maps/X1vb5Xmwcgn
2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.1詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/144935146801/tailor-watanabe-order
2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.2詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/147790642911/tailor-watanabe-fitting
2015年「ミスターパートナー」に当店が掲載されました。
詳しい事はこちらまでhttp://www.tailorwatanabe.com/category1/mepartnertailorwatanabe.html
「日刊ゲンダイ」に「めっけもんはテーラー渡辺」で誌面に掲載されました。http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156410
テーラー渡辺ホームページ(渡辺弘行)
http://www.tailorwatanabe.com/index.html