最近の当店のブログもスーツ、ジャケット地の紹介ばかりでしたが久しぶりにプライベートのことをご紹介。






ここ最近、各雑誌社3社から取材を受けていたことは以前のブログにご紹介したとおり。



その中の1社である「散歩の達人」という大人のための首都圏散策マガジンであるフリーペーパーが発行され、その中に当「テーラー渡辺」を掲載させていただけました。










今回の取材地域は、当店の近くにある「谷根千(やねせん)」。


一見聞き慣れているようで、ご存じでない方に説明すると。


私の住まいである東京都文京区と台東区にまたがっている地域に「谷中」「根津」「千駄木」を総称して「谷根千(やねせん)」と呼ばれています。


地図の中の赤い印が当店です。


写真をご覧の通り、地下鉄「南北線」と「千代田線」平行にとった中心地に当店があるのが解ると思います。




当店の近くに「根津神社(ねずじんじゃ)」があります。




5代将軍「徳川家綱」が命じて造らせた壮麗な建築。


将軍と文豪と地元民に愛される古社。



谷中


天王寺や寛永寺の墓所が入り組み、横山大観など著名人の墓所多数。


閑寂な空気と緑の包まれる散歩道として近くの住民に愛されている地域でもあります。




谷中は古く江戸の頃から寺町として栄えた町。


私の聞き覚えですが、あの江戸時代に「徳川家康(とくがわいえやす)」が江戸の町を作るにあたって、家康は中国から伝来されていた方位学の「風水(ふうすい)」を熱く信仰していたことはご存じの方も多いはず。


その「江戸城から谷中の方向に寺町を作れば徳川家が永く栄える」。との事で「谷中」を寺町にした。と聞いております。


間違っていたらごめんなさいね。


谷中商店街

200m足らずの通りに約70店舗がぎゅっと集まった、昔ながらの商店街で、観光地として人気のスポットでもあります。




この「谷中」の隣町の「根津」「千駄木」地域は、関東大震災や大戦の時の被害を奇跡的にまぬがれたおかげで、今でも昔ながらの風情や建物が残る貴重な町なのです。


そもそも「谷根千」の名でくくられるようになったのは、さかのぼること32年、町を愛する4人の女性が地域の歴史・文化を掘り起こした「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」を発行してから、3地区の頭文字をとって誰ともなしに呼ぶようになったそうです。


当時は地元住民の利用が主だった谷根千も、今では町歩きの定番スポットに。


江戸の普請(ふしん)が残る寺社に明治築の民家、懐かしの昭和の東京の姿を伝える商店街などが入り混じり合う景観を求めて、根津、谷中界隈には早朝から訪れる外国人観光客も多いのです。




「夏目漱石旧居跡(猫の家)」



当店の裏側に「夏目漱石」の旧居跡の石碑があります。


英国留学から帰国後3年間在住し、デビュー作「我が輩は猫である」もここで執筆されました。


私が小学校の頃の約50年前まではあったのですが、今では関西の「明治村」に移築したはず・・・。


石碑の題字を書いたのはなんと「川端康成(かわばたやすなり)」だそうですよ。



この雑誌をどこかで取ってみて、当店に寄った際に帰りにはこの近くの「谷根千」を散策するのも良いですよ。


ひっさしぶりに音譜プライベートのことを書きました~音譜



2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/144935146801/tailor-watanabe-order  


2015年「ミスターパートナー」に当店が掲載されました。
詳しい事はこちらまで
http://www.tailorwatanabe.com/category1/mepartnertailorwatanabe.html  


「日刊ゲンダイ」に「めっけもんはテーラー渡辺」で誌面に掲載されました。http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156410


テーラー渡辺ホームページ(渡辺弘行)
http://www.tailorwatanabe.com/index.html