皆さん、ご存じかと思われますが、
昨年から今年にかけての秋冬物の時期に「ハリスツイード協会創立100年記念」と言うことであのブラックの記念ネームが織られ、各マスコミにも取り上げられ、すごい人気となり生地の品切れ状態が相次ぎオーダー業界は大変な状況となりました。
あの新宿の某デパートのオーダー部でさえも売り違いによる品切れでの続出でお客様には大変なご迷惑をかけていたほどですからね。
今年の秋冬のシーズンにかけても昨年ほどでないにしろ、未だに「ハリスツイード」の人気はまだ衰えておらず、当店でも「ハリスツイードジャケット」がけっこう売れております。
今年の「ハリスツイード」の生地のサンプルは昨年以上に豊富に取りそろえております。
この写真以外にもたくさんのサンプルをご用意しております。
そもそも「ハリスツイード」とは?
18世紀のスコットランドの北西に位置するアウターへブリディーズ諸島では、荒涼とした島で暮らす女性は、島で算出された羊毛を糸にすることが主な仕事であり、男性は漁師が主な仕事でありましたが、時下で漁を出る事が出来ないときに、その糸を手作業で織り上げ、漁のための作業着を自分で作っていたのが、「ハリスツイード」のルーツといわれております。
条例で保護されている織物は世界中でも類がなく、1909年に設立されたハリスツイード協会が厳重に品質を管理しています。
伝統は現在に至るまで脈々と受け継がれており、新しいスタイルを取り入れながらも伝統的な生産工程にこだわって、昔ながらの手織りでおられたツイードがハリスツイードであります。
「ハリスツイード」はやれ「重たい」だの
「柄が古くさい」だの
「ちくちくする」。なんていっている人は野暮ですよ。
なんといっても「ハリスツイード」はあのスコットランドの「ストーリー」を感じて着なければーーー。
いかんぜよ!!!
誰でもワードローブの中に一着は持ってないといけないね。
オーダージャケットをご注文の時にはどうぞお声をかけてください。
いい仕立てしますよ。
まーーた午前三時になっちまった・・・。
「ハリスツイード」に関する詳しいことはこちらまで
http://www.tailorwatanabe.com/hattistweed.html
テーラー渡辺ホームページ
http://www.tailorwatanabe.com/index.html