【実家】芸人さんとか、民生委員さんとか、いろいろ考える | お茶の間ファン

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実家の母は

要介護2

 

初めての介護で

気が付いたことをと思ったことを

書いていこうと思います!!

 

 

 

 

 

 

お笑い

 

 

 

母は

もともと運動が嫌いだったうえに

コロナ禍で外出できなくなり

杖無しでは歩けなくなってしまった

 

車いすにするのは簡単だが

一人暮らしで歩けなくなると困るので

車いすは使わない

 

 

 

母との外出は

通院ぐらいだが

 

私が母と自分のバッグをもって

母は、杖を突きながら

反対の手で私の腕につかまり

ヨタヨタ歩く

 

 

 

駐車場から病院まで

ほんの3分歩く距離でも

病院に着くころには

足がガクガクして

一歩前に進むのも大変だ

 

 

そんな姿を見ていたら

子どものころ

加藤茶とか、志村けんとかが

真似をしていた

おばあさんの歩き方を思い出した

 

杖を突きながら

足をガクガクさせて

杖もグラグラさせて

 

 

 

 

志村けんの動画は見つけられなかったけれど

中川家の動画が、ちょっと似ていたので

 

 

 

 

 

こういう

お笑いが面白いのは

再現度が高いから

 

視聴者は

「あるある」と思いながら、大笑いできる

 

それは芸人さんが、素晴らしい観察力を持ち

体を張ることを惜しまず、

正確に再現しているから

おもしろい

 

 

 

母が歩く姿を見て

ふと思った

 

あんなにプライドの高かった母も

お笑いのネタになるような

歩き方になってしまったんだなと……

 

 

 

芸達者な

芸人さんのお笑いは

時には心に刺さることがあるということを

最近知った

 

 

いや

まじ

中川家の再現度が

素晴らしすぎて

心にささるわ

 

 

 

 

 

 

生きる

 

 

実家の地域の民生委員さんから

お電話をいただいた

 

ご病気になってしまい

治療に専念するので

民生委員を辞めるという報告だった

 

熱心な民生委員さんで

一人暮らしの老人が

たくさん住んでいる地域を担当し

 

自分の仕事もしながら

月に一回のペースで

老人宅を回っていた

 

 

 

母も

直接、お世話になったことはないが

私が実家に行く日も把握し

 

母が一人の時にも

毎朝、出勤で実家の前を通るとき

洗濯ものが干してあるかを

確認してくれていたらしい

 

 

 

 

 

私も

民生委員を頼まれたことがあったが

速攻断った

 

無給のボランティアでやるには

負担が重すぎるから

 

だから

熱心な民生委員さんには

頭が上がらない

 

 

 

ご病気の話を聞いたとき

 

なんでそんなに

人のために頑張っている人が

病気になるのかなと

悲しくなった

 

 

 

 

母はときどき

自分の年齢を訪ねてくる

 

「89歳だよ」と答えると

「もういいよね」と言う

私も「そうだよね」という

 

 

たくさんの人に支えられなければ

生きていけない、今の母は

母としても不本意だろうと感じているので

私は

「もっと頑張らなくちゃ」とは言わない

 

 

でも

この民生委員さんと話していて

感じた

 

 

病気にならないことに感謝し

生きていることに感謝し

「もういい」ではなく

「もっともっと」と

励まさなくてはいけないのだろうか

 

 

民生委員さんには

一日も早く

病気を治してもらって

 

元気な姿を

また

見ることができたら

うれしいなと思っている。

 

 

 

 

生きるために生きている私たちだけれど

ただ「生きる」それだけのことが

こんなに難しい

 

 

 

 

 

 

※お笑いが悪いと言っているわけではありません。

老人が長生きするなと言っているわけでもありません。

ご理解お願いします。