コトバにならない想いの波打ち際で
コトバを紡いできた西山茉希さんの新刊
「だいじょうぶじゃなくても、だいじょうぶ」
いよいよ明日 発売になります。
今回 自分は帯を書かせていただきました
(あとがきに自分のことも書いてくださっていて、感謝感謝)
・「「踏ん張ること」と「心を傷つけながら頑張ること」って違うから」
・30代までは努力がきれいを生み、それ以降は「メンタルの柔軟性」が美しさに変わる
・言葉を発する時にいちばん気をつけているのは「温度」。
自分の発する言葉って、相手に届けているようでいて、いちばん聞いているのは自分の心。だからこそ、「あったかい言葉」を常に響かせていたいなって思うんです。
・「貫けるものを持っている人」は強いと思う。自分の選択したものを、結果がどうあれ「これでよかった」と貫ける強さは「しなやかさ」でもある。
「ゆるすことができる人」って強いと思う。ゆるすこと、受け止めること、受け入れること。それができたら、闘わず、争わず突き進んでいける。
・嫌な思いをするぶんだけ、他人を「決めつけ」で判断しないようにしようって思う
嫌な思いをさせる人になるのではなく、嫌な思いをしている人と前進したいって思う。
・母としていちばんそばにいることよりも、愛として不変な場所でありたい。
親子の縁。そのカタチも人それぞれ。
まだ正解は知らなくていい。
・嫌いより、好きを見つける。
苦手より、得意を見つける。
暗いより、明るいを見つける。
もう一つ、母から教えてもらったこと。私が泣いて東京の生活に傷ついていた時、母はこう言いました。
「泣くなら、太陽がいる時間に泣いて悩みなさい。夜に泣いたって、夜に悩んだって光は見えないんだから」
・「怒り」を感じたとしても、その感情の奥の奥を掘り下げると、あるのは「哀しい」という感情。
「怒り」という感情が湧いてきたら、いつも自分に聞くんです。「何が悲しいの?」「なんで寂しいの?」って、自分に確認してみる
・“今”に正解が見つからないなら不正解でもなく
迷子になってもそこにはきっと何かがあって、
見つけるか見つけないかはその人次第。
西山茉希「だいじょうぶじゃなくても、だいじょうぶ」大和書房 より
人生には哀しみを通してしか開かない扉も
あると自分は思っていて、
茉希さん自身が
哀しみを愛(かな)しみに昇華させてきたから
こそ湧き出る言の葉と
心が温かくて 真っ直ぐな「在り方」が
本からエネルギーとして伝わってくるので、
いま何かに悩んでいる女性、
現実の壁を前に立ち止まっている人には
特に 読んで 感じてみてほしいです。
無理に忘れなくていいし、
悲しい瞬間があっても、
大丈夫じゃない瞬間があっても
いずれ明るい未来に繋がっていく…
「だいじょうぶじゃなくてもだいじょうぶ!」
って自然と思えてくる
答えの見えない 時代の良書です
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