Q:我々の「性」についての質問があります。

それは 性行為の最中に
起きていることについてです。

エネルギー的に 
構造的に何が起きているんでしょうか?


BASHAR:まず チャクラが整い、

クンダリーニが活性化し、より「本当の自分」と

宇宙創造にエネルギッシュに繋がって、

自分の遺伝子構造にある様々なマーカーが

活性化されるなど、多くのことが起きています。

大きなエネルギーが 心臓の拍動と共に 

光の速度で世界中に発せられて、繋がりと

調和と統合の波動が 人々を浸透していきます。

様々なことが その体験の最中には起きています。


Q:「それは とても興味深いですね。ちなみに 私はタントラのセラピストで、セッション中にクライアントのエネルギーレベルを上げるのですが、高次元でも何か起きているように感じるのですが、それは何でしょうか?」


BASHAR:高次元で「より一層」

何かが起きているということではなく、

あなたの存在の一部として すでに存在する

高次元にアクセスできるということです。

つまり、より高い周波数の世界と

同調・調和できるということです。




絵 アダムとリリス



アダムには 実は  イヴの前に

リリスという奥さんがいました。

アダムは 最初の妻リリスに対して

自分が上位に立てないといやだ」ということで、

ベッドの中で彼女に主導権を与えませんでした。

アダムの夜の営みは 

ヘタだったのかもしれません…笑

一枚上手のリリスはずっとアダムに合わせて

M(役割)を演じていたのですが、 ついに

リリスは アダムを捨てて出て行きます。


これ 現在でも よくある話やと思いません?

女性は 自分がイケないと、
 
自分が何か間違っているんじゃないか、

自分のカラダがおかしいのではないか、
 
と思ってしまう。そして
 
 彼に対する罪悪感も湧いてきて、

 イッたフリをして  自分と相手を欺いてしまう。

 
「愛を知ったネコ」の中で

問題が【解ける】幸せを「動の幸せ」

問題が 【溶ける】幸せを「静の幸せ」

と書きましたが、

セックスが イク(未来)めの手段になるとき、

 我々は  「いまここ」におらず、

「動の幸せ(刺激)」の罠にハマります。

 セックスのスピリチュアル段階は、

 男女が共にリラックスし、

「いまここに在る」ことで現れます。

本物の性的エクスタシーは身体的

リラックスと結びついています。


以下   ダイアナ・リチャードソン著

"The Heart of Tantric Sex"より一部抜粋


なぜこれほどまでに
オーガズムに重きを置くのでしょうか? 

私たちはなぜ、セックスにおいて
これほどゴール指向が強いのでしょうか? 

オーガズムに向かって努力しているとき、
本当の意味では「今ここ」にいません。

これでは二人が
一緒にいるとはいえません。

あらゆる動きやタッチは
ゴールに向けられていて、ほとんど
お互いを利用しているようなものです。 

オーガズムだけが満足を得る手段となり、
「イク」ことがないかぎり、

つまり 絶頂に達し、
エネルギーを解放しないかぎりは、
本当のセックスをした気がしません。 

後半段階にアクセスするためには、性エネルギーの向きを内側に方向転換し、上昇させればよいとタントラは解き明かしています。

この段階によって明らかなのは、セックスが新たな生命を生み出すことだけを目標としているのではなく、もっと生き生きとした生を創造するために方向づけることも可能だということです。 

性エネルギーのスピリチュアル段階は、セックスの際に男性と女性が一緒にリラックスするようになると現れます。

これは一般に経験されている
努力するセックス、緊張や
プレッシャーを伴うセックスとは正反対のものです。

私たちが理解していないのは、
本物の性的エクスタシーは身体的
リラックスと結びついているということです。 

リラックスすればするほど、
もっと感じられるようになるのです。 

エクスタシーと緊張は、実に正反対のものです。

セックスの最高形は、
神聖な要素を内に含んでいます。 

そして、あなたを「ここ」に、
現瞬間の神性に連れてきます

あなたは「ここ」で心地よくくつろぎ、
存在との合一を感じ、すべては
あるべきところに申し分なく落ち着きます。