地球上の相当数の人々がまもなく気づくだろうが、人類はいま、進化するか死滅するかという重大な選択を迫られている。

 生存を脅かす根源的な危機に対処するーこれがいま、人類に尽きつけられた課題である

エックハルトトール「ニューアース」より)


天地がうなるぞ。上下ひっくり返るぞ。

世界中のことだから 
を大きく持ちていてくれよ。

大洗濯するぞ。

よほどしっかりせんと 生きては行けんぞ。

三千世界の大洗濯を致して  天下泰平に世を治めて、

万古末代続く   神国の世に致すぞよ



  (~日月神示(国常立尊からの神示)より〜)





今年のコロナ騒動で 海外では『コンテイジョン』と『風の谷のナウシカ』がよく見られているそうです。

自分も久しぶりナウシカの劇場版を見て、漫画版を読んでいたら いま起きていることとリンクしているなと思いました。


35年以上前の作品の風の谷のナウシカではマスク無しでは生きていけない未来の世界が宮崎駿により描かれていました。

今、新型コロナウィルスにより、まさにマスク無しでは生きていけない世界が訪れています。


コロナ離婚 コロナ婚

コロナ倒産 コロナDV(自殺)

コロナ差別  コロナ鬱 コロナハラスメント…



コロナを 重ね合せると『君』という漢字になるように、コロナは その人の中に元々あったものを炙り出しているのかもしれないですね。




風の谷のナウシカの原作の中で 人工的な兵器として作られた粘菌は、コロナウィルスと似ていると思った人も 多いのではないでしょうか。

もし 忘れている人は 
もう一度チェックしてみてください。
(アニメより 漫画版がおすすめです)


土鬼がトルメキアを滅ぼすためにつくり出した
粘菌の登場によって
自然界の虫たちは、なぜか気が狂い始めます。

聖なる巨大な虫「王蟲(オーム)」も
集団になって 南へと大移動し、

やがて粘菌がやってくる地点で
静かに 待っています。


王蟲を敬愛し
心を通わせていたナウシカは、

「菌が虫を狂わせている」(=菌は敵)と思い

阻止するために 王蟲たちへ会いに行き

テレパシーのような会話をします。


ナウシカ
「群れごとみんな食べられてしまう。
 あなたたち全部でも敵わないわ」

王蟲
「我らは(菌と一緒に)ここで森になる。

 私たちは個にして全、全にして個。」


その後、ナウシカは粘菌の声を聞きます。

それは「コワイ」という声でした・・・。



そこでナウシカは悟ります。

王蟲は粘菌を敵として
攻撃していたのではなかった
ということに…。

むしろ 助けを求めている仲間を止めて 無力化し、
調和するために自らを差し出していたのです。





少し話が逸れますが、原作の中で 皇弟ミラルパ という カルトのトップが登場しますが、ミラルパは ローマ法皇がモデルとも言われています。

彼は念力が使え「焼けるように熱く、さすように冷たい」エネルギーをまとっており、それを操ってナウシカの心に迫ります。

 皇弟ミラルパは 兄に殺された後も
 未浄化霊として ナウシカに憑依しようとしますが、
 ナウシカの心の中で救われます。





ナウシカは、とっさに未浄化霊の土鬼の皇帝を助け、
腐海の森に連れてきてしまいます。

セルムは、そんなナウシカを見て語ります。

セルム
「とうとう森の中まで連れて来てしまったね。

    困った人だ…
    その影が何者か知っているのですか?」

ナウシカ
「………土鬼の皇帝です」

セルム
「闇から生まれた者は闇に返すべきでした」


そうセルムに咎められても、
ナウシカは こう言葉を返します。


ナウシカ
でも………闇は私の中にもあります

この森が私の内なる森なら、

あの砂漠もまた私のもの

だとしたら、この者はすでに私の一部です




  日月神示の中に
悪を抱き参らせよ』という言葉がありますが、

ミラルパは  ナウシカの心の世界にふれ
少年のように純粋になり、その魂は成仏します


業の深い支配層(カルト)のトップが
女性によって救われている…という 
ところも 水瓶座の時代を象徴しています。





『ナウシカ』が提示するのは、

  粘菌(コロナ)やオーマ(巨神兵)のような
「自分の理解の向こう側にいる存在」
「到底 ゆるすことのできない存在」であっても、

それを受容することができるか、
ゆるすことができるか。

好きなものや 理解できるものを
受け入れるのは楽です。

でも、愚かな人たちが作ったウィルスであったとしても、闇の支配者がいたとしても、そこに光を当て、それを越えていけるのか、という深い問いが突きつけられています。


ナウシカの精神は 現在では

鬼滅の刃に受け継がれています。


これまでの人気少年漫画は

陽(男性性)のエネルギーが強く、

主人公が敵を倒して めでたしめでたし…だったのが、


この漫画では 鬼(敵)を倒して めでたし〜…

ではなく、


登場人物が 受容性(陰のエネルギー)という

愛の中で 敵を抱きしめます。


だから、その敵が純粋になる瞬間、成仏する瞬間が 

一番泣ける構成になっています。



ナウシカや炭治郎の精神は 

キリスト教の教えではなく、

キリストの精神そのもの。


バチカンを始めとする

キリスト教は  権威主義しか残っておらず、

ルシファー信仰になっているのかもしれません。



本物のキリストの精神は 

現代のキリスト教には宿っておらず

宗教心のない日本にあるのではないか…


と以前から なんとなく そう感じていたんですが、


私は その理由をシュタイナーの

過去の著作から見出しました。






 
シュタイナーは 過去の著作でこう書いています。


民族移動の時代(4世紀後半)と呼ばれる時代に 

ヨーロッパに住み、移住した人々がいます。 

これらの魂は、 当時 南から北に広まってきた

キリスト教の本質を学び、成長した魂です。

(今日のキリスト教とはかなり異なったものです)

紀元後数世紀にヨーロッパに生きて 

キリスト教を受け入れた魂は、 

ふたたび中部ヨーロッパに転生してはいません。 

紀元後数世紀に キリスト教が

南から北に広まってきたのを体験した魂は、 

いま、むしろアジアに転生しています。 

いま述べたことは、 1910年代の

恐ろしい破局(第一次世界大戦)のときに、 

とくにはっきりと現れています。 

とくに日本民族にそのような魂が

転生していることを知ると、 

現在の地球文明を新たな方法で考察できます
。 

かつてヨーロッパで キリストの精神を理解した魂は、 いま、キリスト教について聞く機会がない日本などの地域に住んでいます




いかがでしょうか?

明治維新以降 日本は急速に 欧米化しましたが、

ヨーロッパ圏で生きてきた魂たちが 

日本に転生している痕跡があるようなのです


そして 現在の権威主義的なキリスト教は 

ルシファー(悪魔)崇拝にすり替わっている可能性があり


過去の転生で キリストの愛を 深く理解してきた魂は 


キリスト教と関係のない日本に転生している…。



そのキリストの精神は 

宮沢賢治の作品(銀河鉄道の夜)や

風の谷のナウシカ、鬼滅の刃のような形で

表現されているのかもしれない…という話です。


台風も地震もウイルスも人間も 

すべてが 八百万の神々であり、

自然界の一部である…という感性を

多くの日本人は 持っています。


この世界で 最も宗教心のない国に、

いかなる宗教世界よりも高い調和が

長らく存在したという事実の奥に、

人類にとっての大切な真理が眠っている

のではないでしょうか。
 





シュタイナーは、
現在はミカエルの時代であると述べています。

ミカエルの時代は 人間はコスモポリタンとして、 民族間の差別なしに生きていくという課題を負っているそうです。


そして
これから向かう未来は 
   かつて通過した過去でもある』とも述べています。

超古代に 精神文明があって、
その後  物質文明が生まれ 数千年が経ちました。

そして 精神文明と物質文明を統合した
新しい文明が 日本から生まれると言われています

時間は直線ではなく、円環的なものなので、

これから向かう未来は
かつてのアトランティスの時代意識と
縄文やレムリアの時代意識も 立ち上がってきます。


聞こえてきませんか。

one worldへ向かおうとする
アトランティスの足音(ユダヤ的な力)

oneness(和)に基づいて 
世界を創る 縄文、レムリアの足音が…。





いま、人類の未来は 
大きな分岐点にさしかかっていて

2020〜2030年は 

これまでの常識や価値観の変動が起きます。



新しい世界の中では これまでの「教育や仕事のあり方」や「お金の価値観」、「ご利益主義で行うスピリチュアル」などは とても古いゲームになります。


2020年以降は

自然とテクノロジー、精神と物質を統合させ、


宇宙の理に合うような 感覚で生きる人たちが

住む地球に 急速に変わっていくと思います。



目先のネガティブな情報に踊らされずに、

本質やヴィジョンに思いを巡らしましょう。