幼児期の頃 
我々は それと一つだった。


しかし 自意識が芽生えるにつれ、
世界と自分が分離していると学んだ。

 

一生懸命に勉強し

いい仕事に就き 

結婚して お金を得て

健康に 生きられれば

幸せになれると教えられ

自分でもそう思うようになった。


ただ 何かが根本的に
欠けているような気がした


この「欠けている」感覚、

虚しさを埋めるために、


人は外に愛情や幸せを求め、
今ではない、未来に何かを探し始めた。


病気の人は 健康を
孤独な人は 絆や愛を
お金がない人は お金を
不足がある人は満足を 追い求めた


そして、
お金、恋愛、結婚、
評価、成功、健康、


何を手に入れても、
一時的に満たされても 
すぐに忘れて

また 満たされなくなった。

 

今度は

「スピリチュアルな成長」

「悟り」を経験することが

自分の求めているものだと思うようになった

 

でも

 

どんなに
いい人に

完璧な人

幸せな人に
悟った人になろうとしても

 

必ず相対の法則が働き

 

何かを得た喜びは

それと釣り合う

何かを失う恐れ(悲しみ)によって

バランスされた。

 

「お金が欲しい」

ということは

 

「お金が足りない」

という前提があるように

 

「悟りたい」

ということは

 

「悟ってない」

という前提がある

 

でも 人が本当に

探し求めているものは、
すでに ここにあるとしたら?

 


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こんな自分になったら
きっと認めてもらえる

っていう気持ちは

そのままの自分じゃいけない
そのままの自分では価値がない


っていう

自己否定

 

が しっかり根付いているので


何かに「なろう」
とすればするほど

 

逆に

自分を見失い、

いまを見失う

 

つまり

 

頭の中の人間関係や

心配事は「ない」のに、
「ある」と錯覚し

 

探しものは

すでに「ある」のに、
「ない」と勘違いして

 

外に承認や愛情という
幻想(今ではない未来)を求めてきた。 


人類は そうやって 
すでに「ある」ものを 
当たり前の中に埋没させ、


「ない」ものを探し

文明を発展させてきた。


物を追い求めるのに

ウンザリした一部の人々は


今度は スピリチュアルや悟りなど
内面の探求をはじめる人も増えてきた。


でも 欲望の探求も、精神の探求も
どちらも「個」の夢物語だったっていう
オチが待ち構えている。

 

死という解放(夢の終わり)は

平等に待ち構えている。


あなたは 一度も 求めている自由から
離れていないにも関わらず


探しているが故に見つからない、というのが 
宇宙最大のシュールなジョークなのであります。 

 

不幸とは「収縮」を感じていること
幸せとは「広がり」を感じていること。

 

あなたが

苦しいときも

楽しいときも

 

谷底にいるときも

山頂にいるときも

 

あなたは

静寂、

全体の愛

に抱擁されています


あなたはすでに

自分が探しているものそのものです

 




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