2002年ー日本のネット世論革命の年 | バンクーバー風車小屋便り バックアップ用

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日韓ワールドカップの引き起こした問題

「歴史を動かした」と後世の人達から評価されるような活躍をした人々が歴史上数多く存在する。彼らをモデルにした小説や映画では、時折そうした人々のセリフとした「私が歴史を変えてやるのだ」といったニュアンスの言葉が良く出てくる。

 

しかし当事者たちは、実際にはそんなことを言っていないケースがほとんどのようだ(残存する一次史料を見る限り)。織田信長しかり、豊臣秀吉しかり、そして徳川家康しかり。彼らを主人公としている小説、漫画、映画、テレビドラマなどでは後世の作家や脚本家たちが勝手にそのような言葉を付け加えている場合がほとんどのようだ。

 

どうしてこんな乖離が生じるのか?それは意外と歴史を大きく動かしている当人たちは、そのことを理解していないからだ。それは人に長い歴史から自分を俯瞰することなど無理難題ゆえに。畢竟、自分の目の前にある問題を打破することにその人たち英雄と呼ばれる人たちは専念しているだけのようだ。

 

同じことは現代でも起きている。

 

ネット時代は世界中を大いに変えてしまった。それは単にインフラや装置類を大幅に簡易化しただけにとどまらず、世論形成にも多大な影響をおよぼしてきた。

 

その中で私がネット革命と思しき時がある。それは2002年、すなわち日韓ワールドカップ大会での社会現象だ。

 

周知のとおり、この大会は本来日本が独自に進めていたものを途中から韓国が割込み、その利権を半分以上奪われてしまった。「以上」といったのは、数の他に「抽選会」「前夜祭」「開会式」など主要なイベントをまるごと韓国に奪われてしまったからだ。

 

そして何よりも日本人の国民感情を逆なでしたのは、日本人への敵意をむき出しにした韓国の応援体制並びに世論だった。

 

実はこのような現象は既にこの年の14年前に起こっている。それはソウル・オリンピックだ。開会式以降日本を蔑ろにする対応の列挙であり、日本と戦う相手ならばどこの国でも熱心に応援するという異常事態が終始続いた。

 

問題はそれだけではない。こうした諸事情を目の当たりにした日本人の多くは、それとは真逆のような論調、すなわち韓国贔屓の論調を執拗に繰り返し、かくなる韓国人の非道にはほとんどふれない日本のマスコミに違和感を急激なほど味あわされたのだ。

 

どうして反日報道をせず、逆に「韓国を応援しよう」という論調で埋めるような報道を日本のマスコミは続けたのか?私は偏に韓国側の日本マスコミ(一部日本の政治家)への贈賄工作の成果と推測している。

 

そしてこの売国奴的ともいえる報道体制は、この反日観光渦巻く日韓ワールドカップ大会でも再現された。

 

しかしこの時は一点だけソウル五輪の時と決定的に異なった大きなうねりがあった。それはネット社会の大反発である。このネット社会の参加者の多くは一般民間人であり、彼らが日本の世論を大きく変え、しいては日本にネット世論社会の威力を周知させた「歴史を変えた人々」であった。

 

続く

 

以上は以下のサイトの転載記事となります。

2002年ー日本のネット世論革命の年 - 世界の歴史&日本の歴史 (fc2.net)