本気の教育でなければ子どもは変わらない 原田隆史 | 大義道のブログ mosh pit on KARATE 伊藤大地 和道流空手道

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子供が失敗から学ぶレベルに持っていくためには〜
①真面目の崩壊。
真剣にコツコツと地道に何かに向かって努力する姿勢が何か恥ずかしいものだと言う気持ちがあるようです。
②ミーイズム
私さえ自分さえよければ良いと考え他人や友達のことに心を配らない子供たちが増えている。
③自己完結
どうせ自分がこんなもんやと思っているだから夢が持てない将来これといってやりたいものがない目標がない別に高校にだってどうしても行きたいと言うわけでもない。
こうした子供の状況はそのまま大人の状況にも当てはまっているのではないでしょうか。
子供は大人を映す鏡です。私たちは、そのことを決して忘れてはいけません。

「今の子どもたちはなってない」
そう批判する前に、大人は自分を反省すべきでしょう。
自分は、何かに向かって前向きに挑戦しているか。充実感を感じるような生き方をしているか。子供たちの生き方モデルになるような姿勢を持っているか。
私たちは生き方モデルを子供たちに示していない。大人の責任をもっと考えなければいけないと思います。

大人の役割は自己完結している器を壊し、夢を持たせ、その夢を実現できるよう本気でサポートすることではないでしょうか?
同時に自らも本気で生き方モデルとなるよう、自分を変える。そしてその姿勢を子供たちに見せる。






どんな子供でも、たとえ環境が悪くても、経済的に恵まれていなくても、教師、親、つまり大人が気になって接せればいくらでも変わります。
人のせい、環境のせいにせず、あくまでも前向きに本気で取り組むこと。
人は変わると信じて、「やり切る。やらせきる」こと。これが教育ではないでしょうか。





自分にとっての価値は人と比べるような相対的なものでは無い。オンリーワンの同じ重みがあると言う考え方を教えていくのです。
成功とは金銭や物等といった個人の物欲的な成功ではなく、その成功が結果的に自分の利益にもなって、そのまま他人の利益になるような成功のことだ、と。






楽しい授業。勘違い〜
子供たちからの評判を必要以上に気にする教師もいます。
俺の授業で、子供にどう思われてるんやろ。
おもろないって思われてたらかなわんなぁ。
そう思うのであれば、授業内容を深めるように真剣に教科研究をすればいいのに、子供たちに媚びていく教師がいる。
どんどん自分を安売りして子供たちにタメ口を聞かれても、へらへら笑っている。
子供たちにいくらでも逃げられていく教師です。
一度、子供たちに媚びると、次にピシッとできなくなります。もう下がっていくしかなくなるのです。






心のコップ
いくらいい話、新しいノウハウを教えようとしても、受ける側に受け止める態度や準備がなければ、全てが水の泡です。子供たちの心のコップが下に向いたままでは、何も注げないのです。
まず大切なのは子供たちの心のコップを上向きにすることです。
そのために私は人の話をきちんと正しい姿勢で聴くと言う態度を養う態度教育が上だと考えています。
人の心は姿や態度、行動として現れてくるからです。逆を言えば、態度、行動を変えると心も変わる。私は、そう思っています。
・靴を揃える。
・イスを机の中に入れる。
・カバンを立てる。
・元気のいい弾んだ「ハイ」という返事。
・人より早く挨拶する。
・背筋をピンと伸ばした姿勢。
人より早く挨拶をすると言うのは、気づきの能力を向上させることを目指しています。

大切なのは、指導を途中で止めないことです。
子供たちが、自分たちで考えて動けるようになるまでは、確かに大変でしんどい。
しかし、
この山を越えなければ、いつまでもしんどいままです。
そのうちに、できるようになる、と言う状況はあり得ません。
やらせきる教師の覚悟が「自立型人間教育」に向けての教育のスタートになるのです。








子供たちの興味関心のあることから始める授業。







しつけの指導は、子供たちができるようになるまで何回も何回もやらせる以外、方法はありません。
強い意志を持って臨むことが大切です。
怖い先生と呼ばれ、反発を受けてもやり切らなければなりません。
でも、その強い一切持っていれば絶対に子供たちの態度は変わってきます。







強い気持ち〜

評論家の立花隆さんとノーベル医学生理学賞受賞者の利根川進さんとの対談でした。対談の中で利根川さんは、こんなことを語っていました。
実験室で実験をして、結果がこうなってほしいと自分の意識を高めて、最後、電気を消して帰った時は、翌朝、実験室に行くと思い通りの結果になっている。
ところが、今回はダメかもしれないと思って帰ると、やっぱりダメになっている。
私たちの「思い」というのは、何かに反応するのかもしれないー。
私は、全くその通りだと思います。人間は、自分であかんと思ったら、そこで止まります。ところが、絶対に成功する、やれると思っていたら、実際そうなっていくのです。
練習の内容も大切やけど、結局は、1番日本一になりたいと言う思いのレベルが高い子が日本一になると言うことやな。











人間の自我は5つあると知りました。
こうあらねばならないと言う「厳しい父性」、
慈愛に満ちた「優しい母性」、
合理的に冷静な判断をする「大人生」、
自由奔放に遊ぶ「元気な子供性」、
人の言うことを聞く「良い子性」です。
人格は、この5つの時間によって形成されている。だからこそ、そのバランスが非常に大切だということを学んだのです。











時間で練習を区切るとサボる子が出る〜
「サボりたかったらサボれ。でも、先輩のデータはこうやで」と、子供たちの内面からのやる気を待ちます。指示したくなって、喉から言葉が出かけますが、ここが我慢のしどころです。














敵は誰ですか?私です。
夏の大会前に風邪を引いたら大変だからと言う理由でクーラーに当たらないと決めていた子供たち〜
奈良県の近畿大会の時、宿舎がめちゃくちゃ暑かったんです。暑い暑すぎた。
あまりの暑さに一瞬誰かがクーラーのスイッチを入れかけたそうです。
そのたびに、ダメだ!ダメだ!とお互いに声を掛け合い結局クーラーのスイッチは入れなかった。
その時の様子を子供たちから聞くと、
「クーラーのスイッチと戦ってたんです。」
おもろいこと言いよるな、と思っていたら、別の子がいました。
「違う違う。何言うてんねん。クーラーのスイッチ何かと違うよ。自分や、自分と戦ってたんや」

クーラーに当たりたい。サボりたい。楽したい。そんな気持ちは、誰でも、いつも持っている。
その時に誰と戦っているのか。教師の目か。親の目か。違う。よく考えたら、それは自分の弱い心と戦っているんや。













「陸上と思うな、人生と思え」という言葉も子供たちに染み込んでいます。
今、目の前にある陸上に一所懸命取り組めない者は、他の勉強も、生活も中途半端で終わる。
陸上で、自分の決めた目標に向かって努力して、結果を出すたら、これからの人生を素晴らしいものにできると言う思いが込められているのです。今目の前の瞬間瞬間が人生なのです。














自立型人間育成〜
自立型人間とは、自分の夢や目標を掲げ、そこに向かって自分でやるべき課題を設定し、課題を乗り越えていきながら、自らの夢を形にしていける人間のこと。
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「主体変容」です。相手を変える前に、まず自分が変わらなければならない。そうしないと相手も変わらない。












心友の大澤先生から貰った本!
原田先生の講演会に以前行きましたが、本も素晴らしい内容で勉強なりましたm(_ _)m

空手道での教育!人格形成!
皆んなと共に頑張ります。






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