実は私、大のスター・ウォーズ好きでございます。


 週間スター・ウォーズもコンプリートいたしましたし、ローグ・ワンも劇場で見て、一人三回以上号泣致しました(笑)


 スター・ウォーズにはロマンがあります。銀河で繰り広げられる野望や希望の数々・・・


 人生に、ロマンが必要なように、この映画にはそのロマンが色濃く反映されているのです。


 ロマンについてはいずれ書くとして、今回はある登場人物について、書きたいと思います。

映画のネタバレも含まれますのでここからは自己責任でお読みください。m(__)m



 私が紹介したいのはこの人、そうダースヴェイダーです。




 見た目は明らかに悪役という感じですし、めちゃくちゃ怖そうな印象を覚えます。

 銀河帝国が建国されてから、皇帝の弟子として、そして側近として陣頭指揮を執ってきました。

 組織的な身分は彼には存在しません。周りからヴェイダー卿と呼ばれるのは、彼自身がそれなりに影響力をもっているからです。


 シリーズを通して彼は実に悪役としての役目を演じ続けるのですが、


 なぜ、彼がこのようになったのか、そもそもご存じの方はいらっしゃいますでしょうか?

 彼は元々、正義の騎士でありました。光の世界に仕える身として生き、生まれながらにもつ才能を周りから期待されていたのです。

 ➡ちなみに暗黒の世界に落ちる前の彼はこんな感じ・・・



優しそうな、好青年に見えますよね。ダース・ヴェイダーになる前はアナキンスカイウォーカーと名乗っていました。

 そんな彼が暗黒の世界に落ちた理由、それは愛する人を失った悲しみからです。

 彼には愛する人がいました。二人は普通に恋をして、結ばれ、幸せな毎日を築いていけるはずだったのです。

 そんな矢先、彼にある予言をする人が現れます。その人こそが、皇帝になる前の男です。

 彼は彼に愛する人の命が危ない・・・


 と彼に告げます。

その言葉に動揺するアナキンにその男がこう述べるのです。

 闇の力なら、愛する人を救うことができる・・・と。


 その言葉から始まり日に日に洗脳されていくアナキンですが、結局、愛する人はこの世を去ってしまうのです。


 どうすることもできない怒りと悲しみの捌け口を、彼は銀河帝国の拡張にぶつけ、生きていくのです。

 
 全ては愛する人のために・・・


 彼はとても純粋な男だったのです。幸せな結末を信じ、ソウルメイトである最愛の人に全てを捧げていたのです。


 この事実を踏まえて、ローグ・ワンやスター・ウォーズシリーズを見てますと、なんとも胸が熱くなります。


 私には愛する人を失った悲しみを背負いながらも、その捌け口をどこかに向けなければやっていけない弱い存在にしかダースヴェイダーは見えないからです。

 
 何年経とうとも、彼の周りに新しい異性は現れません。

 
 愛する人の代わりを勤められる存在なんて、一人としていないからなのでしょうけど・・・



 人は必ず何かを失って生きていくことでしょう。

 好きな人であっても、家族でも、友人であっても・・・


 でも、その悲しみのなかであってもその悲しみを乗り越えて行けたなら、我々は強くそして新しくなれるのです。

 
 ただし、その力をどこに使うかで人生はまた変わっていきます。


 ダース・ヴェイダーのように闇の世界で使えば暗黒の世界に染まるでしょうし、


 正義のために使えば、使命の道を歩む糧となるでしょう。


 ただ、どちらの世界に行くにしても、純粋さは忘れてはいけません。

 ひた向きに何かに取り組む姿、純粋に誰かを愛する力・・・


 人である以上、あなたにはその力が備わっているのです。


 苦しみのどん底にいようとも、失った悲しみに暮れていようとも・・・

 その悲しみの力は、必ずあなたの力になるんです。


 だから、ただ悲壮しないで、前を見てほしいのです。


希望は死なないと信じて・・・



成城学園前のスタバにて・・・


 


希望は死なない・・・ | 虎の日々、幸せにすごすための処方箋
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