いやー。地元福井に帰ってきました。
いいです。やっぱりすごく。
田舎ウルゲンチ市から首都タシケント、そして首都東京を経て
田舎福井市に戻る。
田舎が好きだ。
ひとまず、帰ってから自分の部屋で生活できるようにいろいろ整理する
ところから始めました。
一応自分の部屋だけど、もしものことがあると嫌だったので、
大きい家具以外は小物系も含め、きれいに片づけておきました。
それをまた引っ張り出して、自分が落ち着く空間作り…
ようやく、自分の居場所ができた感じです。
9年目になる飼い犬けんしろうも元気いっぱいに迎えてくれた。
久し振りのけんしろうは、「じじい」になっていた。
ブラックタンの毛色なんだけど、タンの部分が白い。
ひげも白く、虫歯も増えて、口臭がする…
でも甘えん坊なところは全く変わっておらず、毎晩一緒に寝ている始末。
そばにいないと、1階で吠えたりぐずったりしている。
うちだけに、この態度らしく困ったもんだ。
目の届くところにいれば、うちに構わず毛布被って寝ている変な犬。
でも、けんしろうを連れて、家のまわりを散歩することがとても楽しい。
家に帰って2日。
とりあえず、iPhoneとPC買いました。
以前から使用していた4では充電が持たず、使い物にならない。
PCはこの2年間で、結構ボロになったので、帰国したら買おうと思っていた。
一気にお金が飛びました。
5sは予約でないと手に入らないようなので、5cを購入。
自分には十分。
表示も変わってるし、文字入力とか使い慣れないから、いちいち時間
かかる。
LINEもまだ慣れないし…
なによりもPC売り場がすごかった。
もうタブレットPCが主流になるのね。
情報量の多さ、モノの更新の早さにびびってます。
そう思うとウルゲンチ、選ぶって選択があんまなかったように思う。
あるかないか、あれば選択の余地はない。
いま、一生懸命にウズの2年間分の写真データを整理しています。
膨大すぎて、ヤバい。
駒ヶ根訓練所での写真データを消失させてしまった苦い経験が
あるので、ウズの2年間の写真だけはなんとしても守らなければ!
あと、妙な焦りを感じている。
帰国前までは本格的に働くのなんて、来年4月くらい~と呑気なこと
考えてたけど、すでに働いていない自分に焦りを感じている。
32歳、無職、家事手伝い。
嫌だ…
すっかり日本のペースにのまれている。
タイミング逃すと、怖くて臨床から逃げてしまいそうだ。
いつから就活しようかなぁ。
とりあえず舌鼓を打つほどの美味しいお刺身が食べたい…
おかげさまで無事に日本に帰ることができました。
「無事に帰国しました」の連絡を実家にしたら、ちょうど父親が出て、
「おー、着いたんか。良かったなぁ」と言われただけなのに、
ぐっとこみあげてくるものがありました。
普段そんな話さないのに、なんでしょうかね。
胸がつまって「ありがとう」と言うのが精いっぱいでした。
全部決まってから「ウズに2年間行ってくるわ」とだけ報告。
それなのに反対もせずに、頑張れよと送り出してくれた。
そんな両親に対して、任期を全うして無事に日本に帰るまでが、
送り出してくれた両親への孝行だと思っていたのでしょうかねぇ。
1つめっちゃ悲しいことも。
携帯電話、ウズでは使用できずにいたのですが番号が変わるのが
嫌なので、契約を続けていました。
そして、久し振りに電源をonにしたら、なんと!
連絡先が全部消去されていた。
バックアップとってないから、もう誰とも連絡が取れない。
たまにこういうことがあるらしい。
悲しすぎる…
あとは、ふとしたことに違和感を感じていて、大したことないんだけど、
ウズの感覚がずいぶんと浸透していたんだなと気付かされます。
それを「帰国ショック」というらしい…
例えば、日本のせわしなさ。
良く言えば時間通りだし、素早い反応。
でも、いまのうちにはまだせわしいと映る。
まだ地元に帰ってないから、気持ちがほっこりすることもないです。
あんなにあった日本食への固執も、いつでも食べれるとなれば、
薄れていくもの。
とりあえず、食べたかった卵かけご飯はお昼に食べたけど。
まー、贅沢な話だけど、いまの感覚はそんな感じです。
今日は帰国オリエンテーションと感謝状の授与など。
ウズでお世話になった人とも再会でき、やっぱりなんかウレシイ。
夜は近しい人たちと飲み会に行ってきました。
やっぱりウズと違う国の話は新鮮で、とても面白かった。
明日は健康診断。
これで、一通り帰国直後の行事は終えます。
帰国前後、本当に慌ただしく時間が過ぎていくので、
ゆっくり自分の2年間を振り返ることがまだできていません。
とりあえず、帰ったらしばらく会いたい人に会ったり、家族と
ゆっくりする。
そして、自分の2年間を振り返って、これからのことを考えよう。
時間が必要だー。
