ご飯食べてて、たまたまつけたTV。

独立記念のイベントが放映されてて、思わず見てしまった。


みごとに出し物全部、歌と踊りやった。


んで、ホレズムの歌と踊りのときに、カリモフ大統領も踊ってた。

他のときは座ってたのに。


ヨイヨイ踊ってるカリモフ大統領を見てなんか嬉しかったし自分…


1つ感じたことが、みんなの大統領を見る眼差しが、日本にはないなぁと。

首相もころころ変わるし、天皇は国を動かすというかやっぱり象徴やし。


この人、すごいな…と思いました。

1つの国を建国することや、それを維持するために何があるか知りませんが、

これだけ人を崇拝させるって。と、ぼーっと見入ってました。


フィナーレは花火。


ウルゲンチであがった花火なんて目じゃないくらいにどっかんどっかん

あがってた(笑)

さすが首都。CGでないことを願うわ。




昨日、先日のヒヴァ観光のお礼を言いに、院長を尋ねました。


そしたら、「こっちの看護師を日本に送って勉強することはできないか」との相談。

いま、看護部長の代理をしているフェルーザを送って勉強させたいのだと。


それは自分も希望することだし、もちろんJICAにも相談しますと返事。


ですが、よくよく考えてみて、日本で見せたい看護は、いまここで

自分たちボランティアが患者にしている看護と同じ。


だから、日本に行ったからといって、何かが変わるのでもないように思う。

自分たちがしている日々の患者へのケアから、こっちの人が何も学ばな

ければ、結局なにも変わらないんです。


患者を一緒に観察して、ケアするときは一緒にするよう声をかけ、

その都度助言しています。


少しは意識も高まったかと思います。


しかし、自発的な行動や、注意したことを守れる人は少ないです。


言ってもやらない人が多い。

言わなきゃやらない人が多すぎます。


なんでそれをしないのかと聞くと、「自分がしなくても誰かがやる」と

いった類の言い訳が多いです。

だから、結局みんな何もしない。

それの堂々巡りです。


ここの看護師の何が一番不足しているかというと、

「患者を観察すること」です。


投薬や食事介助以外は、患者に触れていません。


もっとしっかり観察してほしい。

もっとしっかりケアしてほしい。

まぁ、そんな思いを話したくて、フェルーザと仕事終わりにカフェに行って

お茶してきました。


フェルーザ自身は日本の看護にとても理解のある人だし、

この人の看護観も、筋が通っていた。


自分がここの看護師に思うことも、彼女と同じだった。


だから、どうしようってことはないのですが、ただ、フェルーザは自分が

日頃から思っていることを間違いなく共感してくれた。


それが、なんか安心した。

一人でどうしたらいいんだろうとか悶々考えてて。


まぁ、週明けの師長会議で話してみると言ってくれたから、

2日ほどはちゃんと看護計画表も書いてくれるかな…


9月からほとんどの病棟師長が、長期休暇明けで仕事に出てきます。

これを待っていました。

少し病棟をわたって、いろいろ見てこようと思います。



看護過程の係の看護師と一緒に、脳梗塞の患者の標準看護計画表を

作ろうと約束した先週。


それもなんとそのタイミングで、その子の母親が意識不明になってしまい、

内科に緊急入院。


いまは意識も戻り、引き続き療養してますが、何かを始めようとすると

なんかあるんですね…  スムーズにいきません。




でも、ひとつ嬉しかったことが。 人工鼻と加温加湿器の併用について。


これは、以前からドクターにも禁忌だと説明してきて、だいぶ減ったし、

加湿器もちゃんと水が補充されるように変化してきました。


しかし、ドクターも看護師も人数の多いICU。


次から次へとそれを知らない人が仕事に出て、

同じことを繰り返すことがあります。



でも、ダメだと知った看護師から、ほかの看護師へ説明している姿を

偶然見かけました。


なんか嬉しかった。ダメな理由もちゃんと説明してた。



やふしー  星

旬なものは旬なうちに…


たまってたブログネタを書いて、やっと今日のとこまでたどり着いた。


寝不足と疲れが抜けないままの仕事、ほんとに疲れた~と思って

自宅に帰ると、隣の人が「あけみ、今日は花嫁さん来るよ!一緒に見よう」と。


結婚式のパーティーよりも、こういうのが見たかったんです。

んで、花嫁さんが来るまで洗濯などをしていたら、爆音でノリノリの車が…


来た!って思って、カメラ片手に飛び出した(笑)



お祝いの言葉が縫われた布で花嫁さんの乗った後部座席が覆われてます。


そして、その上からお金がまかれます。


ウズベキスタンの過ごし方




それをgetする御近所さん。


ウズベキスタンの過ごし方



日本でいう団子まき・菓子まきです。



んで、近所の奥さん連中が、踊って花嫁さんを迎えます。


昨日見せてもらった、結婚式のビデオもそうやった。

花嫁さん迎えるとき、踊ってた。

何年たっても、変わらないんやなぁって。


ウズベキスタンの過ごし方



ウズベキスタンの過ごし方

この前、隣の子が生まれたお祝いのときもそうだったけど、

大体踊ってる人って一緒や(笑)




んで、ドレスを身にまとった花嫁さん登場。


ウズベキスタンの過ごし方




母親?お姑さん?、一緒に布をかぶってます。


ウズベキスタンの過ごし方




んで、この盛り上げ司会のおっさんが、



ウズベキスタンの過ごし方


「今日はこの日のために、たくさんの人にお集まりいただき、本当に

ありがとうございます。誰々もあなたを祝福しています。神の御加護が

ありますように」的な言葉を延々と言ってた。



その都度、この二人が深々と頭を下げてた。


ウズベキスタンの過ごし方



んで、それが何度も続いてて、外野から「もういいぜー(笑)」と野次。


なんなら日本からもあなたたちを祝福しているゲストが来てます的なことも

言われた。

つまり、自分のこと。

思わず苦笑い…



そして、嫁ぎ先のお家へ入っていきました。


ウズベキスタンの過ごし方



そのあとに続く、おっきな絨毯(笑)


ウズベキスタンの過ごし方




見守るご近所さんたち。


ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方



ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方




気づきました?かわいい子どもたちの多さ。



今日、職場で秘書の子たちと話しているなかで、

ウズベキスタンのなかでも、ホレズム地方は断然

きれいな女性、かっこいい男性が多いんだよという話題が出ました。



ウズベク人、結構そう言う人多いし、なんで?って聞いたら、

昔話のような話のなかで、世界各国から、いろんなきれいな

人をこの地に集めた人がいたらしい。

だから、混血が進んで、美しい人が生まれたと。



中央に位置してるし、ホレズム帝国を支配した昔のハーンは

いろんなとこから、奴隷を集めて人身売買してたようやから、
それを買う人、買われる人の行き来もあったんでしょうね。


ちょっと、話がそれました。




そのあとは、家のなかのことでよく分からんし、みんな解散してったので、

自分も解散。


夜のパーティー、お誘いいただいたんですが、起きれなかった。

御近所さんのやし、行こうと思って、目覚ましをセットし一旦寝ました。


目覚ましで起きたものの、そのまま音切ってまた寝たようです。


疲れている自分…



みんなにあげる写真の現像をしなければいけない。

ここ数日の出来事を思うと、いったいどれだけの量になるのやら…



ヒヴァから帰ったあと、看護師と会う約束があったのですが、忘れ物に

気づき、いったん自宅へ。


その際に、道が封鎖されていて、大きく回り道。


独立記念のお祝いがあるとのこと。

※実際の記念日は9月1日です。


自分の住んでいるところも、いつも催しものがあると、

大通りは封鎖されてしまいます。


催しもの自体は役所関係の人しか入れません。


なので、どんなことをしているのかは分からないんですけど、

今日イベントをしているということは…


そう、花火があがる日なんです。




ということで、急きょ、以前お世話になった食堂のおかーさんに連絡。


やっぱり今日花火があがるとのことなので、メフモンに行かせて

もらいました。


ちょうどタシケントの隊員も、日本からのお客さんを連れてヒヴァに来て

いたので、その人らもいいかと聞いてみたら、もちろん!と快く承諾。


いつもながら、本当に美味しい料理!

そして、焼きたてのサムサ。

うちがいつもちょっと焦げたサムサを好んでいたのも覚えていてくれて、

「あけみはこの焼き加減が好きでしょ」と。


なんていいおかーさんなんだろう…


子どもたちとも楽しい時間を過ごしました。


そしたら、近所に住む姪っ子たちも遊びに来て、さらににぎやかに。


そのおかーさん夫婦の結婚式のビデオを見ながら、踊りのシーンが

映ると、踊り大好きな姪っ子がホレズムの踊りを見せてくれました。


音量あげて、気分をあげて(笑)


ウズベキスタンの過ごし方





んで、爆音で踊りをみんなで踊っていたら、「どーん」と。


花火が始まったぞー!!!と一気にヒートアップ。


「1発、2発、3発、4発、5発!おい、まじかよ、5発あがったぞ」

とおとーさんも大興奮。


みんなで興奮しながら、花火を観ました。


期待すると外れたときが悲しいので、勝手にさみしい感じを

想像してたのですが、これまたびっくり。


結構ちゃんとした花火で、打ち上げ数も50発くらいはありました。



ウズ人の興奮が、花火の興奮をさらに高めてくれた。

一緒に三国花火観てみたい…(笑)



ウズベキスタンの過ごし方


どうも花火の写真ってうまく撮れませんね(苦笑)




花火が終わっても、役所関係のお偉いさんが帰るまで封鎖されてて、

どうにもならんのでしばし待つことに。



そして、タシケント隊員らがヒヴァに帰るためのタクシーを

おかーさんらに紹介してもらいました。

22時過ぎてたし、信用ある人が良かったので…



そしたら、その知り合いのタクシーの人、先日の結婚式の行き帰りに

お世話になったタクシーの運転手でした。

値段も対応も悪くなかったので、番号getしてた人やって。


「なんだ、あけみか!」みたいな。


笑いました。


こっちも「あなただったんですか(笑)」と。



バタバタな1日で、本当に疲れたのですが、本当に楽しい1日でした。




突然な訪問にも関わらず、快く受け入れてくれたこの家族に

本当に感謝です。

日本に理解のある家族だから、いろんな日本人と接してもらいたかった。

その気持ちを言葉にしてちゃんとそれが通じて、本当に嬉しかったです。


ウズベキスタンの過ごし方



ウズベキスタンの心豊かな発展を願っています。