2024北海道十勝釣行④「タウシュベツ川橋梁」
そうそう
田中美佐子さんのイトウ釣りのテレビを見て思い出しました
アタシもイトウに出会ったんですよ
1日目の午後に深場で25cmくらいのがヒットしてやり取りしている最中に物陰からデッカいのがギュ~ン!とやって来て、急にヒットした魚が重くなったんですわ
うわっ!なんか掛ったよ!と思ったら数秒後にフッと軽くなってランディング
25cmを見ると見事に齧られた跡がクッキリと2本付いてました
ガイド氏曰く、あれイトウだったって
もの凄い勢いで食ってくるんですねイトウって!
こっちは5xだからね、もし魚が丸呑みしてフライにフッキングしたとしてもプッツンだよ
あれは確かに0Xリーダーとか使ってないとあっちゅう間に切られるわ
いや~ビックリしたわイトウさん!
ビックリと言えばトランプさん
銃弾が耳を貫通したとのことですけど、あと1インチ内側に入っていたら民衆の前で即死だったでしょうね
なんとも恐ろしい出来事です
レーガンさんの暗殺未遂の際に20ポイントも支持率が上がったことを考えれば
トランプさんの大統領返り咲きは決まりでしょう
もう一方は耄碌ジジイですから
耄碌ジジイのアタシの釣りは3日間で終了です
4日も5日も釣り出来ねえ
体力よりも財布の中身が持たねえ
3日間釣行でホトホト疲れた翌日は観光でタウシュベツ橋梁を2年振りに見学に行きました
崩落が激しくなってきていると最近しきりにニュースで放送しています
そのせいか、橋梁の近くまで行くために鍵を貸し出しているのですが、1日15個の鍵貸出は連日予約で一杯!
旧国鉄士幌線のこの橋梁が出来たのは1939年(昭和14年)
音更川支流のタウシュベツ川に掛けられました
その後糠平ダム建設によりこの橋梁が糠平湖にかかってしまうことから士幌線のルートが変更となり17年でその役目が終わってしまった
線路こそ無い今も橋梁それ自体は湖の中に残され今に至っています
眼鏡橋のようなアーチは今もそのままではあるが崩落が激しくて
アーチが全部揃った状態で見ることが出来るのはもうそろそろ限界でしょうか
アタシは、1か月前に鍵を予約しておいて、レンタル長靴もお借りして見てきました
恐らくこれが見納めでしょう
長靴や熊鈴は上士幌町でレンタルできます
林道で熊の目撃が多発していますので気を付けましょう
鍵を開錠して林道を数キロ進むと駐車場があります
そこから徒歩で300mくらいかな
林を抜けると湖と共にド~ンと橋梁が現れます
2年前↑
2年前の写真と比べるとこんな感じ
ちょっと分かりにくいですかね?
ラッキーなことに、ここ数日で水位が下がって少し近寄れそうです
インレットの浅瀬を渡って動画も撮ってきました
いかがでしょう?
真ん中らへんのアーチがもうそろそろ耐えられなくなっているようです
大迫力のコンクリート製の、さながらローマの遺跡のような壮観な姿が瘦せ衰えてくるその様は、なんとも悲しくなる光景です
スタミナが衰えてきたアタシの姿を映しているかのようです(←誰が耄碌ジジイじゃ!)
この素晴らしい鉄道遺産を永遠に遺したいところですが、凍結と解凍の繰り返しなのでどうすることも出来ません
何度見ても、飽きない景色
ここに座って何時間でも見ていたい気分になります
飽きないどころかこの橋梁の上を材木満載にしてゆっくり通っていった貨物列車のSLの汽笛が聞こえて来そうです
「シュッ!シュッ!シュッ!」
「ポォォォ~~~~~~ッッ!!」
「……」
士幌線の開業中に一度乗ってみたかったなあ~
忘れないように目に焼き付けておきました