「最長片道切符の旅」宮脇俊三著

昭和54年に初版が出たころに読んで以来だったので実に40年振りに再購入した。

最長片道切符の旅とは、国鉄(現JR)路線を一筆書きでどれだけ長い距離の切符になるか考案、実際に乗車した紀行本。広尾から枕崎までの片道切符のその長さは実に13,000km超、有効期間が67日、当時の運賃で65,000円という。

昭和54年といえば国鉄全盛期の頃なので、今ではもう廃線区間が多々あるため、この記録は永遠に破られることはないだろう。

北海道広尾を皮切りに鹿児島枕崎へ北から南へ向かうルートであるが、豊橋まで南下してからまた会津若松まで北上するあたりは、なんともはや呆れるばかりである。

2004年に著者没年を機に俳優の関口知宏さんがNHKBSで稚内~肥前山口の片道切符12,000kmというのを放映したがこのときは既に四国の出入り口が一つになってしまったため四国抜きの片道切符となってしまう。四国への連絡が宇高連絡船の他にもう一つあったことなんて、いまどきのマニアでも知っている人は少ないと思う。

こんな拙文しか書けない台風カレーが言うには誠におこがましい限りだが、国鉄路線の成り立ちや、車窓から眺めた景色の描写は秀逸だ。いまはもう廃止となった路線も、かつて乗車した人ならこれを読めば脳裏にその景色が蘇ってくるに違いない。

北海道へ釣りに行くと、廃止駅や廃線跡などによく出合う。

それを見るにつけ、繁栄したころに想いを馳せ、栄枯盛衰は世の習い、人生まさに片道切符だなと改めて思い知らされる。

これは、乗り鉄ならずとも一読の価値があると思う。

 

片道切符といえば、もう一つどうしても書いておきたいことがある。

先日アトムさんが塩原温泉箒川C&Rに行き、漁協の監視員の方の顔が違うので「いつものお兄さんは休みかい?」と聞いたら、この春に亡くなられたとのこと。

詳細はわからないが、まだ若いのに残念である。

人生の切符の長さは人それぞれ違う。

NMBのさやねえ(山本彩)が歌う365日の紙飛行機では、♪その距離を競うよりどう飛んだか何処を飛んだのかそれが一番大切なんだ♪というけれど、彼の飛ぶ距離は少々短すぎではなかったか?ここ2年ばかり塩原から足が遠のき久しく会ってなかった。釣り券購入時の彼とのひと時の釣り談義は面白く楽しかった。

「一期一会」この言葉が胸に突き刺さる。

ご冥福をお祈りいたします。

 

さて、前の晩に予定していた飲み会が中止になり、いくつかテストしてみたいフライがあったので急遽ワドナ行きを決めてやってまいりました。

ワドナ攻略フライの試し撃ちです。もう一つは来年のために試し巻きしたモンカゲロウフライの水面姿勢やキャスティング中の様子などである。

ボディをフォーム材でエクステンドにしたモンカゲロウフライ、本当はフッキング性能も見てみたいところなのだが、クソ寒いワドナの魚がモンカゲロウを咥えるとは到底思えないが、紙飛行機ではないが、どう飛ぶか、ウィングがよじれたり回転したりせず、姿勢制御成功の暁には、量産体制に入りたい。今年中禅寺と阿寒湖で活躍したハルゼミと合わせてそれなりの本数を巻いておかねばならぬ。実弾がなければ始まらない。

春はもうすぐそこまで(でもないか)

 

既に冬の装いのワドナ。今朝は2℃くらいだったそう。

それでも12月目前の、この辺りの気温がまだ氷点下に届かないということは、暖冬気味なのかね?

ルースニングで攻めることにする。

あちらこちら場所を変え、なんとかヒットを繰り返す。

奥の方で新作フライに60cmが出た。

季節柄魚体の色が濃くなり鼻が曲がって精悍な顔つき。

誰かがラインブレイクしてそのまま魚に付いていたティペットとフックがあり、それを外そうと悪戦苦闘しているうち一番使う利き手の人差し指を怪我してしまった。

やっちまったな~!

人差し指先端から血がダラダラと止まらないので一旦治療のためベンチ入り。

傷テープを巻き、濡れて外れないようその上からビニールテープで補強。おかげでブラッドノットが結べない(トホホ)

その後も何故か今日はデカめのサイズが次々と出る。ランディング出来たのが60cm2本、58cm2本とサイズはまずまず。その他60cm前後2本をブレイク。新作フライのおかげかな?

午後はお魚さんも一休みでシブいポンドとなり、3時半で納竿。

 

まあしかし最近は、釣りの執着心といったらいいんですかね、夜討ち朝駆けで現場へ出向き日没までガッツリといった気持ちは若干かすれてきたかもね~。

それにしても我が釣り人生、片道切符の終着駅はいったいいつ何処になるのやら。

釣りの神様ももう少しの間は楽しんで良いぞ、と言ってくださるかね?

だって、オレの終着(執着)は、かすんでまだ見えませんから。

 

お後がよろしいようで。

 

 

 

寒くなりましたね。あちらこちらで初雪初霜の便りが届いております。

いよいよ本格的な冬の到来です。

ワタシの住んでいる地域は、10月上旬でも25℃超えの夏日が数日ありました。前回も書きましたが、秋らしい日はほんの一ヶ月しかなかったことになります。日本の気象は、今後もこのまま異常な猛暑極寒の繰り返しとなってしまうのかも知れません。

極寒といえば、あの♪あったかいんだからぁ~、で一世を風靡したクマゼミ?ハルゼミ?というコンビや♪ラッスンゴレライ何ですのん?の86秒ピストルズ?だかは、いったいどこへ消えてしまったのでしょう?いや、ふと思いだしただけですけど。

 

 

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世間では、いい夫婦の日、大工さんの日、ボタンの日などいろいろ設定されているようで、その制定の経緯はそれぞれ個別にググッていただくとして、アメリカではサンクスギビングデーという祝日になっています。

サンクスギビングデーとは、日本語で言えば感謝祭のことで、冬の入り口となるこの時期に収穫した食べ物に感謝して、家族揃って七面鳥を食べる慣わしとなっています。

必ずといっていいほど、どこの家庭でも焼いた七面鳥に肉汁からとったグレービーソースをかけて食します。ワタシも毎年このターキーをご馳走になっていたのですが、正直な話、大味でそれほど美味くないんだよねぇ~。なので追い醤油しながら食べてました()

日本人のワタシにはどうも醤油がないと。。。はるかな旨~味~!

アメリカ人にとっては、一年の中で、クリスマスよりも大事な日となっていますが、このイベントは日本ではたぶんハロウィーンのようには受け入れられることはないでしょう。

だって、ターキーってクソ不味いんだもん・・・(あくまでも個人的な見解です)

 

さて、今日は栃木県鹿沼市の大芦川F&Cフィールドビレッジさんにアトムさんとお邪魔しました。

ここは地下水を汲み上げているので水温が安定、かつ水質がクリアーなことが自慢のポンドです。そんなことで今日アトムさんは燻製用のそれを何匹かお持ち帰りする予定です。

確か今年の2月頃に一度訪れています。

 

そのときも「うちのさかなくっちゃあほがのはくえねかんべよ~みずがよかっぺけらくさみがねぇんだ~おめもいっぺんくってみ~」と、どなたかが言っておられました。

 

え?意味がおわかりにならない?そんな方は、いま売れている翻訳機ポケトークをお買い求めいただいてはいかがでしょうか?()

2月に来た時は、管理釣り場はかくあるべきというくらいたくさん釣れたっけ。

手強いけど釣れたらデカいワドナは楽しいが、渋くて釣れない、釣れても小さいではせっかく大枚はたいて釣りに来ているのにツマらない。そりゃあ釣れないのは腕が悪い自分のせいなので誰にクレームをつける訳でもありません。

釣れない管理釣り場は管理釣り場じゃない。 釣れない釣り人はただの棒振り、 飛ばない豚はただの豚。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、だが、本当に下手な鉄砲撃ちは数撃っても当たらない。なんのこっちゃ?

 

ここは練習するには最適かな?そんなこと言っておきながら今日は大丈夫?

7時に待ち合わせて、釣り開始です。

曇り時々雨の予報。

まずは定番のルースニングからスタート。いきなりアタリがとまらない!

と書きたかったのだが、今日は結構シブい。

色んなフライを結んでは投げ、結んでは投げ、手を変え品を変え、タナを代え、と小まめにローテーションを繰り返し頑張ってみるが、前回のような入れ食いにはならない。原因は今朝の急激な冷え込みか。

慣れない管理釣り場、良い場所が何処とか傾向とか全然分からない。やはりアウェーは手強い。

途中シンキングラインを試してみたがこれもまた空振り三振。またルースニングに戻し、ティペット、フライサイズを下げて、まあ何とか飽きが来ない程度にパラパラとアタるものの、フッキング率がすこぶる悪い。こりゃあ来る日が悪かったかな~?とちょっとだけ後悔。

昼休憩は、あったかいストーブがある休憩所で。電子レンジがあるとお弁当やオニギリを温められるので凄く助かるんだけどなあ。残念だなあ。

昼過ぎに今日のアタリを取るタイミングが掴めてちょっとだけ入れ食いタイム。

いやあ~今日の大芦F&Cは下手くそフライマンには手強い。

 

 

もう少し大きいのが時々混じってくるともっと楽しいんですけど、釣れるサイズは、持ち帰り客用食べ頃の八寸(約24cm)前後のヤツばっかし。

八寸八寸八寸、八寸八寸ハッスンゴレライ何でですのん?

 

お後がよろしいようで。

 

 

 

吾輩は猫である。名前はまだない。何処で生まれたかとんと見当がつかぬ。

 

これは、あの有名な夏目漱石の小説「吾輩は猫である」の書き出しでどなたもご存じであろうかと思います。先日TVかなにかでやっていたのだが、飼われた家が珍野(ちんの)家で、ご主人の名前が珍野苦沙弥(ちんのくしゃみ)という英語教師だったそうな。

私もご多分に漏れず中学生の頃?読んだと思うのだが、こんなふざけた名前だったんか~と驚く。あらすじをググってみると思いもよらない結末で、書き出しだけ有名だがその先はまったく覚えていない。秋の夜長、こういう有名どころの小説を改めて読み返すのも悪くない。

 

秋も春も本当に短くなったと感じる。
ついこの間まで暑く、やっと涼しくなって紅葉云々(うんぬんと読む。何処かの国の馬鹿首相みたいにでんでんとは読まない、念のため)の話題がもう北風ぴゅうぴゅう寒気到来である。
春も春で、祝渓流解禁!とはいいながら雪がちらつく日もあり寒いし、やっとネオプレーンウエーダーから普通のウエーダーに履き替えられたと思っているうちにいつの間にか猛暑・豪雨・台風である。
春は4月秋は10月のそれぞれ一か月ずつしかなくなってしまったようだ。
めりはりのある四季が自慢である日本だが、冗談ではなくそのうち二季になってしまうかも知れない。おかしな二季では、ニキの菓子になってしまうではないか。
こんなだから川が荒れ、渓流魚もまともに育つわけがないんだよね。

アトムさんと台風カレーのスケジュールを合わせてやって来た今日のワドナもキンキンに冷えてます。摂氏4℃!(たぶん)
紅葉も良い具合でとても綺麗です。

この辺りはあと一週間もしたら、そこらじゅう落ち葉🍂だらけになってしまうでしょう。
紅葉を愛でながらのフライフィッシングをされたいかたはお早めにお出掛けください。

 

なにやら昨日、凄腕のフライフィッシャーご夫婦が爆釣していったそうで、特に「あの半端ねぇ女の人はナニモンなんだ?」と話題だったそう。

いや、実はワタシは、ドコのナニモンだか、昨日来ていたことも知っているのだけれども、前日に爆釣されてしまうと、今日ワタシの釣る分が残ってないかも知れない。なんせ、あのお二人が来た後は、イナゴの大群が通り過ぎていったくらいの勢いで、何も残っていない状態になっているだろうから()

 

さ、冗談はともかく、ポンドの水温は11℃らしくライズもなく静かな水面(みなも)だ。

朝からユスリカがハッチしていて、たまに水面まで上がってくる魚は明らかにユスリカ食いをしている様子。しかし、ユスリカは極小でフライフックにはなさそうなサイズである。

 

最初ドライフライを結んで投げてみたけれど反応は得られず、水面下へシフト。

ユスリカを意識したソフトハックルに替えたら55匹の連続ヒット。

午前中はコンスタントに釣り続け、どうやらイナゴの大群はこの場所ではなかったな、なんてことを思う。

午後に入ったら急激に気温が下がり、激シブポンドに早変わり。

まあそれでも午前の爆釣があったので、合計で20ヒットくらいはありました。

サイズも丸々と太った58cmが出て満足の釣果です。

 

 

ところで、ワドナに新しい仲間が加わりました。

 

夜、敷地内でニャーニャーと鳴き声がしていて、この猫がいたらしい。

この付近に捨てられたのか、猫旅の最中に迷いこんだのか、 何処で生まれたのかとんと見当がつかないですが、まだ子猫のようだ。旅をするには少し若すぎる。それに痩せている。

撫でられるのが好きのようで、すぐに身体全体を摺り寄せてくる。

 

果たして、この猫ちゃんにとって、ここワドナが「珍野家」になるのでしょうか?

ちなみに、名前はまだない。

お後がよろしいようで。