放蕩フライジジイのカミさん孝行旅行記です

 

とにかく人気の温泉地で雪の季節は全旅館ず~~っと満室状態

外国人が訪れたい日本の温泉でも上位に位置する銀山温泉

半年前、やっと取れたのがこの日でした

自家用車で自宅から休憩入れて約4時間350kmのドライブで山寺に到着です

正式名称は宝珠山立石寺(りっしゃくじ)

ちょうど昼時に到着したのでまずはド定番のお蕎麦をいただきます

田舎仕立ての蕎麦粉100%の黒い蕎麦で腹ごしらえ後に参拝

ここって一番上まで上がるのに階段が1000段もあるんですよねドクロ

あの松尾芭蕉が「古池や蛙(かわず)飛び込む…」じゃねえよ!

「静かさや 岩に染み入る 蝉の声」と呼んだ句碑もあり、汗をかきながら登ったそこには絶景が広がっています

まあアタシならさしずめ「春ゼミを ライズに落とす 中禅寺湖」でしょうなあグラサン

参拝後はここから約1時間の距離にある銀山温泉へ
 

尾花沢から山のほうへ向かい奥まったところに各旅館の駐車場があり、そこへ車を停めて送迎して頂き温泉地まで約5分

すると、見えてきましたよ!

写真で見たあの有名な温泉街が!!

凄いなあ、街道のどん詰まりにこんな温泉街があるなんて

昔、銀が出る鉱脈があって温泉が出来、一度洪水で流されたのち、再度温泉を掘り、湯治を中心に大正の終わりから昭和の初め頃に建てた建物を今に保存した地域らしいです

 

このノスタルジックな風景がずっと残っていたことが本当に驚きです

真ん中に川が流れています

フライフィッシャーの本能として上を見るよりまず川の中を見てしまうこの悲しい性(さが)

そしたらアナタ、いるじゃあありませんか

それもウジャウジャと大きい岩魚が

周囲はガガンボや黒カワゲラがハッチしていて、時折そいつらをバイトしているんですよ

こりゃあ釣り道具持ってくればよかったなんて頭の中をチラッと過ったものの、残念ながらここは禁漁

さて改めて上を眺める台風カレー

橋の上にあるガス灯は17時頃から点灯するそう

私達がお世話になったのが温泉街ど真ん中にある古勢起屋(こせきや)別館

到着した15時頃はまだ宿泊客以外の日帰り散策組がたくさんいたものの、だんだん陽が落ちてくるにつれて浴衣姿の宿泊客だけのノスタルジックな世界へ突入

 

あちらこちらに足湯があり、浴衣姿で足湯に浸かりながらパソコンに向かう外国人さんなど暮れ行くトワイライトタイムをそれぞれ楽しんでおります

山奥に関わらず温泉街全体でガッツリ電波のWi-Fi完備

どこもそうなのか知らないけれど、滞在中フリーのアルコール類やソフトドリンク

湯上りのビールも飲み放題

そんなこんなでお待ちかねの夕食の時間

決して華美でなくそれでいて手の込んだ、熱いものは熱いうちに出てくる料理

山の幸海の幸、メインの山形牛などどれも美味しく頂きました

 

 

 

夕食後、ガス灯に灯りが燈り電球この見事な夜景を楽しむためにそぞろ歩き

 

 

 
これマジで見たかったんだよねえ

実際の目で見ると、灯りがもっとオレンジ色なのですがスマホの限界ですね笑い泣き

 

およそ半分くらいは外国人観光客です

朝も下駄を履いてその辺を散策

温泉街奥に魚留めの滝、滝つぼ下にも魚影が

あ~釣りてえー爆  笑

 

1泊2日で贅沢な時間を過ごすことが出来ました

 

翌日は絶対忘れちゃならない、近くの酒蔵へ

宿から30分ほどの東根にある「やまがたの酒蔵六歌仙」さんへ立ち寄り旨そうな酒を探します

いつものように純米吟醸を所望していましたが、こっちは純米ではないものの50%精米の大吟醸で値段も変わらず美味しいよと酒蔵の方が勧めてくださったのでこっちをチョイス

まだ味見はしておりません

 

帰路は米沢道の駅で山形米と米沢牛をゲットして帰りましたとさ