久しぶりに福島県南会津町舘岩地区で岩魚釣りです。

解禁日に来て以来となってしまった。

5月に雪代が終わってから後、通い詰めようと思っていた矢先、ゴールデンウイークに怪我をしてとても渓流を歩ける身体ではなくて結局5月いっぱいを棒に振ってしまった。

6月には治癒したが、1年前から予定していた北海道遠征があったりして、やっとの再訪問である。

台風カレー、こう見えていろいろ忙しいのである笑い泣き

 

今日は一日中曇りときどき雨の天気。

舘岩地区は放流量も多いので岩魚釣りシロウトのアタシにもシーズンを通して1匹くらい出てくれるのではないかと、この春に舘岩釣りモニターに応募していたアタシであった。

イワナが釣りたいけど、ポイントも分からんアタシには手強い釣りになるのは先刻承知。

昔から諺に「その手は岩魚の焼き蛤」というように、管理釣り場のように簡単に釣れるわけではない。

あれ?このコトワザ、焼き蛤じゃなかったっけ?笑い泣き

しか~し、先人はこんなことも言っていた。

1匹釣れれば長生きするとも言われている岩魚。

「岩魚の 魂 百まで」ってな拍手

 

湯の花温泉に到着すると、橋の下の大場所に釣り人一人。

アタシは公園のほうへ行ってみることにした。

支度をしているとさっき橋の下に入っていた釣り人がやって来た。

3匹上げたけど型が小さい、連休に向けて放流したらしいがイマイチ渋かったと。

アタシはここ公園で少し竿を出してみようと川へ降りて行く。

この付近は放流しているはずなのでいるとは思うのだが無反応。

少し上がっていくと川虫獲りの人が石をひっくり返していたので残念ながらここで中断。

車に戻って場所移動です。

別のポイントに車を停め入渓。

ここは、幸い先行者(車)はない模様。

先行者がいなくて幸いなんだけど、最近よくニュースになっている黒い森の住民くまには遭いたくないのでクマよけ鈴を付けて鳴らしながら入ります。

背の高さくらいまで生い茂った草をかき分けて河原へ。

ここ、解禁日に下見してなかったら分からなくて入れなかっただろうね。

やっぱり下見と下着は付けといて正解だね。

ないと収まりが悪くなるし爆  笑

蜘蛛の巣が良い具合に絡んでくる。

少なくとも今日は誰も入ってねえな、フッフッフグラサン

 

最初のカーブのえぐれ「・・・」無反応

次のカーブ「・・・」無反応

しばらく歩いて行くと魚影発見!

今付けているフライはアント#14

日陰になったポイントで見ずらいので#12に変更。

だんだん足腰だけでなく、目も見えなくなってきて暗めの渓流でサングラス掛けるとフライを見失うことも多い。

なかなかに厄介な年齢になっちまったものだ。

何度も言ってるけど、皆さんやりたいことは引退してからなんて思わずに今借金してでもやりなさい。

なあに、真面目に勤めていればカネなんてどうにでもなる。

あっちもこっちも、と八方美人は良くないが釣りが好きな人は釣りにカネを掛け、他の何かを節約すればよし。

これを昔から「カネ食う虫も好き好き」と言うではないか。

 

今日の諺シリーズは、本気で覚えてはいけないウインク

 

横にそれたが川はどこまで行ったっけ?

そうそう魚影発見である。

そ~っと近づき、#12のアントを投げる。

下側から探る。

カーブの終わりのほうは無反応。

少し上側へ2投目、出た!

しかしピックアップのタイミングで出たので痛恨のアワセ切れガーンえーん

そのポイントは諦め、すぐ上の流れ込みへ。

なんかこっちのほうが大場所なのに魚影がないんだよなあ。

無反応だったので、さっきのポイントへ戻ることにした。

付けていたアントをコオロギに変えて流すとスゥ~っと見に来たがUターン。

少し時間を置いてヒゲナガに取り換えて投げようと準備していたら、背後に何やら動くものがガーン

人間だ。あ~良かった滝汗

暫し情報交換をして、ギャラリーが1人いるステージでヒゲナガを投げてみた。

すると、1投目でバシッ!

今度はヒット!!

少し走られたけど無事ランディングおねがい

これが28~29cmの良型。

大満足の1匹。

西根川や鱒沢川の入渓ポイントを教えていただき、この先のポイントは譲ることとして、アタシはこれで一旦車に戻ります。

 

湯の花温泉の橋の下が誰もやってなかったので少し覗いてみることにした。

ここも放流ポイントなので魚はたくさん見て取れる。

しかし、フライには反応がない。

お腹が空いてきたので情報を仕入れて曲家(まがりや)の蕎麦が美味しいと聞いて早速向かいます。

 

ウェーダー履いたまま入店したけれど、全席座敷のため一旦車に引き返してウェーダー脱いで再入店。

天ぷら蕎麦をいただく。

蕎麦はどこも間違いなく旨い。

 

まったりした後は鱒沢川へ。

しばらく水溜まりがたくさんある砂利道を進んで行くと漁協の看板が見えた。

ここから入渓。

暫く釣り登ってみたが先行者ありだったのだろう、反応なし。

時計を見たら既に午後3時を過ぎていた。

これにて納竿。

途中会津高原駅近くの夢の湯で汗を流し、今夜の宿ダイワリンク会津田島に向かいます。

夕食は、田島の居酒屋「リアン」で

「その手はイワナの焼き蛤」にちなみ、焼き蛤と思ったが、メニューになかったので定番の馬刺しと会津酒造「山の井 黒 流れ星」をいただく。

 

一人酒ですが、ついつい鼻歌が出てしまいますねぇ~。

 

♪馬刺しバカよね~おバカさんよね~♪

 

お後がよろしいようでm(__)m