然別湖での釣りを早めに切り上げて到着した阿寒湖の気温はなんと27℃ガーン

マジでどうなってんの?

マジで恋する5秒前!?

 ♪ずっと前から~

 

着いてすぐにセブンの隣の駐車場で地元から長期遠征中の知り合いの車を見つけ情報収集。

すると現在の阿寒湖の状況はすこぶる悪し。

魚が岸のほうへ来ていない模様。

ほ~。悪いのかあショボーン

魚が来ていない上にこの気温じゃあ完璧ダメじゃん。

でもアタシには秘策があった

 ♪秘策ぅ~ ひぃ~さぁ~くぅ~ もう日が~暮れるぅ~

その秘策とは、阿寒湖がダメな場合、屈斜路湖の電動ボートをレンタルしてボートフィッシングでドライフライを打ちながら釣りをする目的で明日と明後日のボートを予約していたのだ

グラサン

 

宿のチェックイン時間は15時。

まだ日暮れまで少し時間があるのでローソンで釣り券を購入して大島前へ向かう。

駐車場は満車状態で半袖にウェーダーなんて格好の釣り人もいらっしゃる。

これって暑すぎて釣りにならねえんじゃん?

案の定、宍戸錠、矢吹丈、ライズなんか皆無でこれまた結構な風が吹いている。

♪ゴゴゴー風が吹いているゴゴゴー

あ、正しくは風が泣いているか。

泣きたいのは然別の爆風を切り上げてこっちに来たアタシだってぇの!

まあでも、釣りが出来ないほどの風ではないのでとりあえず空いていた左の水草(葦?)が生えているほうへ行く。

ここって以前草の手前でセミフライで1匹獲ったところ。

キャストするも何の反応もなし。

水温高そうだもんなあ。

それでも出会い頭の一発を期待して投げ続ける。

セミ・アント・モンカゲニンフetcでやってみたがアタシを含め大島前で杭になっている釣り人全滅アセアセ泣

しゃーない。

明日は釣り券買って朝イチでボッケまでライズ探しに行ってみよう。

で、午後は屈斜路湖だ。

今朝早起きしてボートを2時間漕いで、120km移動してきたのでこれで温泉入って就寝。

 

翌朝3時に起きて窓を開けたら茫然自失ゲッソリ

暴風荒れ狂う阿寒湖の姿が波

これでは屈斜路湖も同じだろう。

仕方がないと観光に切り替えたブログが前回のパート3です。

野付半島へ向かう途中に屈斜路湖キャンプ場から電話があって、

 屈斜路「今日は出航中止です」

 アタシ「了解。で明日はどうなの?」

 屈斜路「今日から3日間暴風注意報なので明日も100%中止でしょう」

 アタシ「・・・ゲロー

 

この瞬間アタシの秘策が脆くも崩れてしまったのであったチーン

 ♪秘策ぅ~秘策ぅ~ 屈斜路ダメでっしゃろぉ~

 

野付半島から戻り、風が止んでいたらボッケまで行こうと思っていたけれど、朝と変わらない暴風が吹いていたので諦めようとしていたら、ホテルの駐車場でロッドを繋いでいる人がいた。

これから釣りですか?と聞いたら、すぐそこでボイルしていたんだよ、と。

アタシもボイルという、人を元気にする言葉に釣られて一緒に見学。

その方は苫小牧のほうから旅行で来られていて、いろいろお話を聴かせていただきましたが、再びのボイルは目にすることが出来ませんでした。

 

翌日、3時起床でカーテンを開けたら昨日と同じ。

まるで夏休みの日記帳だわ

7月22日 今日わ朝ラジオ体操えいって昼わプールえいって遊んで楽しかったにっこり

7月23日 昨日と同じ

7月24日 昨日と同じ

こんな感じ笑い泣き

 

阿寒湖も屈斜路湖も暴風で釣りにならないため阿寒川C&Rに行くことにしました。

二度寝してからゆっくり朝食を摂り、着替えてラビスタへ向かう。

通りすがりに大島前の駐車場を覗くと車が1台も停まってない。

これだけの向かい風なら当たり前だねえ。

立ってられねえもんなあ。

 

ラビスタわ駐車場えいったら空きが1台だけだった驚き

かろうじて停められた、あっぶねえガーン

 

そりゃそうだ。

阿寒湖でモンカゲ出てるしセミも鳴いてる最盛期だもの釣り人たくさん滞在していて、各々悶々としているに違いない。

みんな湖がダメなら川に来るよね。

 
プレッシャー高いところでの釣りになるが、連日の熊目撃情報を鑑みると人の姿があったほうが安心という、並んで釣るかor一人になって熊と遭うかというこのジレンマ。

 

果たして川へ降りて行くと、やっぱり並んでます。

 ♪なーらんだ~なーらんだ~ フライマンがなーらんだ~

手前の誰も入ってないポイントにスルッと降りてみた。

魚の姿は見える。

でも既に誰かやっててスレてるんだろうねえ。

マーカー付けてアグリーニンフを流してみる。

手前から奥まで丹念に流すが食ってこない。

しつこく流して、沈んでいる倒木に引っ掛かるスレスレでスイングしたその瞬間食ってきた!

下流に走られるも何とか寄せてネットイン!

ようやくゲットしたのは50cm弱の放流レインボー。

この際放流でもとりあえず魚に出会えて良かった。

そのレインボーの口には誰かのブドウ虫フライとマーカーが付いていた。

フライはレギュレーションに反してカエシの付いたヤツでした。

おいお前!カエシはつぶそうよ。でないと魚にくっついたままで可哀そうだよ。

丁寧に外してあげて再放流。

 

次は少し上流の反転流があるポイント。

ここも複数が悠々と泳いでいる。

ニンフ流すも手前の流心にラインを持っていかれてドラグが掛かる。

 ♪流心~それは~君が見た光~

よぉ~しドライで勝負だ。

6xティペット長く取って、アントフライを結んで、流心に乗ったラインをチョンチョン、チョンチョンと振り上げてドラグを掛からなくして流したらフッと食ってきた!

あざーす!50cm上がりました!

昼になったので宿に戻ってランチ休憩後、午後から昨日の苫小牧フライマンが入っていたポイントへ立つ。

実はこの周辺で唯一の風裏。

暫く粘っていたら目の前でボイル!

しかし何を投げてもアタシのロッドが曲がることはなかった。

 

でも阿寒川で2本獲れただけでもマシよねおいで

 

マジで恋する阿寒川さんに

お礼に手紙を書きましょう。

 

阿寒川のニジマスさん

出会ってくれて、入れてくれて、泣かせてくれて

きもちくさせてくれて、熊と対峙しなくて

本当にほんとうにありがとう

 

お後がよろしいようでm(__)m