あちらこちらで豪雨災害が発生しています。
熱海伊豆山の土砂崩れニュース映像を見ましたが怖いの一言ですね。
災害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。
前触れなしの一瞬で全てを持っていかれる恐怖は言葉で表すことが出来ません。
気をつけましょうと言ってもどう気をつければよいのか分かりませんよね
解禁日は先々週でしたが、北海道遠征中だったので今日が今年初の菅沼です。
どピーカンの日々だった十勝釣行から帰って来てから太陽を見ていない気がします。
昨日も雨、今朝家を出るときも雨、そんな中菅沼に着いたら奇跡的にここだけ晴れ間が出ていて、ああやっぱりオレは晴れ男だったんだと独り言つ(ごつ) 
いつもの様に反時計回りで岸際を打って回ることに。
然別湖で手漕ぎボートの洗礼を受け、今日は漕がずに済むんだと、つくづくミンコタの有難さを実感して岸のほうへ向かいます。
まだ解禁してから３週目なので大きいドライフライにガンガン出るだろうと高を括っていた。
毎年絶対出る場所をあさイチで叩いたのだが、これが出ない。
おや？
まーしゃーない次だ次。と岬を曲がって岸際をどんどん叩きまわる。
然別湖でもこういう釣りがやりたかったんだよなあ、それが出来なかった分こっちでリベンジだぜい。どんどん釣ってやるぜい。ここのレインボーもワイルドだろぉ？
てなセリフをスギちゃん風に呟きながら叩きまわるも全然出ない。
出ないどころか、ライズもないし魚影の魚（ぎょ）も影（えい）もなし
あれれ～？と言ってる間にほぼ一周してしまった。
一周回ってドライフライへのバイトが一回もなかったのは菅沼初の出来事ではなかろうか？
さ～～～～て、どうしたものか？？
これじゃあドライフライ祭りどころかオデコ食らっちまうぞ
基本的にワタシは菅沼にドライフライの釣りをしにやってくる。
広い湖のど真ん中で何の前触れなしにボコッと出るニジマスや岸際ギリギリに浮かべたテレストリアルフライを何の疑いもなく静かにシュッと吸い込んでゆく釣りが好きでここへやってくる。
きっと昨日の雨の影響で深く沈んでしまったのだろうか？
水面で釣れないもんはしゃーない。
予備のロッドにシンキングラインタイプ４をセットして沈めることとした。
このタイプ４ラインは先週の然別湖でもハーリングで大活躍したものだ。
これにマラブーニンフを取り付けてハーリング開始。しかし反応なし。
よっぽど深く沈んでいるのか？
じゃあ、と船着き場のほうまで行ってみることにした。
こっちなら比較的浅いし、放流ニジマスもいるだろう。
ハーリングしながら行ってみると、やっとアタリが！
今日初ヒットは、なんと丸々太った大型。
やっぱりこっちかぁ。そうとなりゃ放浪やめてこの辺にアンカー入れて土着民の釣り。
カウントダウン６０であんまり大きくないニジマスがヒット。
やっぱり下にいるんだ。それにしても食いはあんまし良くないよね。
釣れないしお腹も減ってきたので陸に上がってちょっと休憩。
さて、仕切り直し。
直後からラインを出して駆け上がり付近をハーリング。
するとまた強烈なアタリ！
こっちも丸々太った５５cm。
アントで一周。このフライ間違いないんだけどなあ。
世良公則も唄っている。
♪アントであげ～ぇたぁ～ 愛の日々を～
次はコオロギで一周。これも絶対間違いないフライなんだけどなあ。
岡晴夫も唄っている。
♪晴れた空～ そよぐ風～ 港出船のドラの音たのし
（中略）
あ～あ～～憧れ～のぉ～ハワイ航路ぎ～
ちょいと歌が古すぎたかしら？
ググったら憧れのハワイ航路は1948年発売だって
さてこっちの菅沼航路は変わらず反時計回りで打って行く。
あさイチのポイントで初バイト！
しかし空振り。食ったときの角度か悪かったな
半周したあたりでやっとヒット！３０cmだけど嬉しい一匹。
岸際にも魚影が少しだけ見えてきたがギョエー！と驚くほどではない。
やっと少しだけ浮いてきたんだな。
しかし時既に15時半。
こっちの体力もほぼ電池切れ。
だいたい起床してから１２時間後には電池が切れてくる感じだね。
モーター付きボートの上で楽そうに粋がって釣っていてもこれで結構疲れるんですわ。
ほらチコちゃんも言ってるでしょう？
「ボーット イキってんじゃねえよ！」
お後がよろしいようでm(__)m
今日の菅沼は本当にどうしちゃったの？