連休初日、晴れの特異日とされる10月10日に

アトムさんと塩原温泉箒川キャッチ&リリース釣り場への

釣行を計画、前日夜に待ち合わせて塩原温泉に乗り込んだ。

アトムさんとの釣行も久しぶりだp(^-^)q


一般渓流の解禁が9月で終了後、この付近で10月過ぎでも

渓流釣りが出来るのはここ塩原温泉くらい。

大物ニジマスとのやり取りも楽しい。


9月に関東東北を襲った豪雨の後に3回放流したとの情報。

そして、今日もまた放流の予定がある。


が、しかし、

監視員のお兄さんによると、あの洪水かなりの量の魚が

流されたらしい。

鋭意放流を重ねているようだが、虹鱒たちのエサとなる

水棲昆虫も土砂で洗い流されたため、放流魚たちは、釣り人が

投げるルアー・フライを追い求めた挙句、スレにスレて

しまって、最近は口を使わなくなってしまっているようだと。

え~っ!

しかも今日から三連休で、釣り人の数も多いので

めちゃめちゃプレッシャー高いじゃんよー(ノ゚ο゚)ノ

いつもの駐車場の前から入渓。

川の中は、綺麗に掃除をしたかのようにとても透きとおっている。

と、見たことのない岩がある・・・。

この↓中央左に写っている岩、大きさは軽自動車くらい


それと、この↓中央にある岩も大雨の前はなかったもの。

たしか片方のは、 50メートルほど上流にあったヤツだ。


こんなでっかい岩まで流してしまう水の力なんだから、

魚だって踏ん張っていられないだろうねぇ。

ほとんどの魚が流されちゃってるんじゃないのー?

大自然のパワーは本当に恐ろしい。


目の前の、大物ニジマスが身を寄せていた岩盤のスリットも

砂利で埋まって、浅いフラットな流れになっていた。

そして、魚影のギョの字も見当たらない。

こりゃあ、釣れないべ。


瀬にドライフライを流してみたが、なんの反応もなし。

岸辺を泳ぐ小さな雑魚たちも見当たらず


ニンフに結び換え、深場のポイントへ移動。

対岸近くを流してゆくと、本日初めての反応があった。

30cmを少し超えた尾びれが丸い放流魚でした。

まあ、それでも初ヒットで取り敢えず気持ちはホッとする。


向福橋の下、コオロギフライでヒット!

丸々と太って結構引いたニジマス。

今日イチの46cmでした。


釣行直前に3つだけ巻いてきた、これ↓がコオロギフライ。

今日は、このバッタ系フライが効いた。

それだけ水面下を流れる餌が少ないということだろう。


46cmをキャッチした、すぐ下の流れ出しでまたヒット。

しかし、ラインブレイクでコオロギフライを持っていかれた。

巻いてきた3個のうち1個は壊れて、1個ロスト。

今日の実弾が午前中で底をついてしまう(:_;)


昼過ぎから、福渡橋へ移動。


川に降りてすぐにアントフライでヒット。

ものすごい引きの大物!と思ったらスレ掛かりになってた。

サイズはせいぜい35cm程だったが、スレのためグングン走り、

下流にいたアトムさんにランディングしてもらう(笑)

ここ福渡橋付近では、あとが続かず、

ニンフで1匹追加、1匹バラシ。


再び朝のポイントへ移動。

夕マズメに一縷の望みを掛けることにした。


秋の三連休、カラフルなテントで一杯の

対岸の塩原グリーンビレッジキャンプ場から

バーベキューの肉が焼ける良い匂いが漂ってきたころ、

ホワイトウルフの#6をティペットに結び、

流心にラストキャスティング。


第一投で「シュッ」っと、ホワイトウルフを吸い込んでくれた、

最後の1匹は、45cm。


お天気はまずまずだったが、ニジマス達は、

なかなか口を使ってくれず大苦戦した今日の箒川。


育っていたネイティブものが激減しているので

小型ニジマスをもっと沢山放流してほしいなぁ、

頼んどきますわー、塩原漁協さん。


これから秋本番の箒川、これから訪れようと

しているフライフィッシャーマンの皆さま、暫くの間は

スレッからしのニジマスを相手にすることになるので

フライは小さくしたほうが良いと思います。

スレッスレのニジマス攻略に疲れたら、上を向いて

紅葉を見て楽しみましょう。


アトムさんとの釣行は、本当に楽しい。

最近の台風カレーは、一日中歩き回ると足はガクガク、

帰り道で足の筋肉がつってしまう有様。

歳を重ねるごとに、疲れが溜まるようになってきた。

今回は1日だけの釣行だったが、車中泊で何日も釣り歩くことなんて

あと何年続けられるんだろう。